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#コンピュータ談義 #2022年のポインティングデバイス考と昔話 #Magic Trackpad
Magic Trackpad が使い易い(気持ち良い)という話
メインMac をPowerBookPro 15" からMacPro Late 2013 にしてから、Magic Trackpad の使い易さを改めて感じました。
マウスポインターが指に吸い付いているかの様な感覚です。
クリック感もしっかり感じられ、これで可動部が無い事に驚きです。
この直接接するインタフェースにおける快適さ(快感)はスペックに現れ辛い所ですが、製品購入満足度において非常に重要なポイントです。
PC製品・関連ガジェットでApple 程購入満足度の高い会社は中々ありません。
凄い性能だとか、信じられない程のコストパフォーマンスにワクワクして購入した製品は、実際に購入後に期待した程に満足感が得られてなかった事が多いですね。
Apple 製品の全てが良いとは決して言えません(単三電池を使う世代のBlueTooth トラックパッドとキーボードには良い印象がありませんでした)が、時々惚れてしまう程に素晴らしい製品を出して来るので中々離れられないし、新製品が気になってしまいます。
タッチパッドが最も使い易いと考える理由
マウスから始まり、トラックボール、トラックポイント、タッチパッドと色々なポインティングデバイスが登場し、取っかえ引っかえしてきました。
デスクトップ型マックでの使用を前提とすると、現在タッチパッドが最も使い易いポイントデバイスであると考えています。
タッチパッドのメリット
右利き、左利きなど利き手を問わない
マウスより操作に必要な場所が少ない
複数指を使用した多彩なインタフェース (拡大・縮小のピッチイン・ピッチアウトなど)
ポインティングデバイス昔話
マウス
私が最初に購入したポインティングデバイス対応製品はApple Macitosh Plus でした。
ボタン数
マックは1ボタン、Windows は2ボタン、ワークステーションは3ボタンが一般的でしたね。
Windows やワークステーションで初期の頃のユーザーインタフェースは熟れていなかった為、マウスボタンが複数存在する意味があまり無かった様に記憶しています。
マウスの右クリックでメニューがポップアップする様になって初めて複数マウスボタンの意味が出来た気がします。
PC用マウス
元々IBM PC 系PCではIBM がMCA をサポートしたPC (PS/2)をリリースするまで、標準でポインティングデバイス専用接続が用意されていませんでした。
ですので初期の頃は色々な規格が乱立していました。
シリアルマウス、バスマウス、拡張カード経由の専用(そういえばサウンドカードにマウスインタフェースが付いていた事も多かったですね)マウスなどなど。
私はWindows2.0 の頃から色々と触れていましたが、まあ初期のWindows でのマウスポインターの動作は酷いものでした。(マックと比べて)
マウスの操作に対してポインターの動作がリニアに反応せず、ポインターが微妙な操作に追従しなかったり、あっちこっちピョンピョンと跳んだりとストレスの溜まるものでした。
元々Macintosh はユーザーイベント(マウス操作やキーボード入力など)に出来るだけ俊敏に反応する様に、ハードウェアとOSが設計されていました。
それに対して例えばIBM PC ではシリアルI/Oの割り込み優先順位はそれ程高く無く、ハードウェアレベルで既にハンディーを抱えていました。
OSの出来については言わずもがなですね。
ただハードウェアの進化によって、次第にそういったネガティブ要素は感じられなくなって行ったのでした。
マウスの進化
マウスは色々な進化をとげて来て、安価で使い勝手の良いデバイスになってきました。
その中で私が大きく印象に残っている進化2つを記したいと思います。
光学化
初期の頃のマウスは内部にボールがあり、その回転で移動量を検出していました。
それが光学化されて、マウスのメカニカルな部分はクリックのスイッチのみになり生産性(低価格化)・信頼性の向上へと繋がっています。
初期の光学マウスは専用パッドを必要としましたが、技術の進歩で専用パッドが必要無くなったのも大きな進化でした。
私は息子君が2才の頃からマックに触れさせていましたが、マウスをバンバンと叩きつけられ壊されてしまいました。
仕方無く光学マウス(専用パッドが必要なタイプ)を購入しました。
軽いし、丈夫で良かったですよ。😝
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スクロールホイール
スクロールホイールの実装もナイスアイデアでしたね。
ブラウザー使用にはピッタリの機構でした。
トラックポイント
トラックポイントの最大メリットは指をホームポジションから外す必要が殆ど無い事ですね。
文書入力に集中するには最適なポインティングデバイスだと思います。
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スクロール対応としてボタン追加等の仕様製品もありましたが、結局スクロールホイール程の操作性は得られませんので、現時点ではかなり特化型のポインティングデバイスの位置づけになっていますね。
トラックボール
大きなボールを使ったトラックボールは独特の爽快感が感じられます。
ざっと回して、ピタッと止める。
因みにトラックボールで一番爽快感を感じたのは、アーケードゲームのミサイルコマンドでした。
ばっばっとボールを回して迎撃する感覚はトラックボールならでした。
現在から見ると、多彩なインタフェースの実装が出来なさそうなデバイスになってしまいました… orz
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突然の出会い
などとつらつらと書いていたのですが、偶然YouTube にて下記動画をみて、これは究極のソリューションなんじゃないかと打ちのめされました。😝
動画で述べられている拘りや、美学、使い易さへの方向性が判りすぎるくらいに判ってしまって…
(HHKB墨、Kensingtonのボール、ワイヤーマグネット接続、Manfrottoミニ三脚 …)
これならトラックボールでもMagic TrackPad に遜色無いか、それ以上の操作性が実現できますね。
Macだけで無くiPad など他のデバイスも併用する環境ではメリットばかりじゃないかと思います。
現時点で私の思い浮かべる事が出来る理想の殆どが実装されています。
#コンピュータ談義 #2022年のポインティングデバイス考と昔話 #Magic Trackpad #トラックボール