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最年少特選作品
特選は何作品か展示されていました。
その中でこの”ルームウェア”は文句なく特選で納得のいく作品だと感じました。
ツイッターで知りましたが、最年少での特選受賞という事でした。
作者の方には”おめでとうございます!”と拍手を贈りたいと思います😊
作品: ルームウェア
ただダブダブのルームウェアを着て立っているだけですが、えも言えぬ存在感を感じ視線が吸い寄せられるような感覚を覚えました。
彫刻作品では風にたなびく感じや動いた際の衣類の流れる様な表現を多く見かけますが、こちらは静的な佇まいの中で重力に惹かれてだぼっと皺のよった服と、柔らかそうなクッションに立っているという斬新なテーマが新鮮でした。
素人考えですが、彫刻で柔らかい感じを出すのは逆に難しいのではないかと思います。
それを踏んづけているという、割りと見慣れた光景なので嘘がつけないし、自然に感じるのはこの造形の素晴らしさだと思います。
このヌボーとした立ち後姿に若者さを感じ、自然体で良いと感じました。
顔造形は普通かなと思う所がありましたが…
角度によってははっとする様な美形に見えたりして、若い女性の奥深さも感じられました。😝
横から見た立ち姿勢も見事です。
蛇足 - スマホ撮影
スマホでも背景処理が上手く出来れば、そこそこ良い感じになります。
iPhone8plus のポートレートモードを使えば、望遠レンズを使用するので画角も狭まって背景もぼかし処理されて、それなりな感じで撮影出来ました。
下記はMate20Pro での撮影ですが、広角(スマホ標準)だとどうしても背景がハキリクッキリと写りますし、多くの物が背景に入ってしまいます。
できるだけ対象の後ろに五月蠅い物を隠そうとしましたが、現実は隠しきれていませんでした… orz