#カメラ談義 #D500ディスコン #OVFへの想い #レフレックスの愉悦
とうとうニコンDXフラグシップのD500 がディスコンになった模様です。
最高のAPS-C(DX) DSLR
D500 は官能性能だけで言えば、現在手元にあるデジタルカメラの中ではダントツに一番です!😝
D500が退役すると、私が心躍る現役のAPS-C(DX)デジタル一眼レフカメラはペンタックスのK-3 Mark3 のみになってしまいます。
K-3 Mark3 も欲しいなぁ...😄
技術の進歩により消えゆく方式
一眼レフは車で言ったらMT(マニュアル・トランスファー)車みたいな位置づけでしょうか。
カメラでは無くて車の話で申し訳ありませんが、私は自家用車は殆どMT車を乗り継いでいました。ほんの僅かの間(1年位...)だけ所有していたコテコテのファミリー車だけがATでした。
最近ではMTを選べない車種が多いのだとかで時代を感じます。
MT車はAT車に対して燃費が良く安価という明確なアドバンテージがありましたが、イージードライビングという観点からはATの方が圧倒的に優れています。
何故MT に拘り続けていたかというと、単純に慣れると気持ち良いからです!😝
毎日通勤で乗っていれば意識しなくても体が自然にギアチェンジ出来る様になります。
そしてMTだとアクセルペダルがダイレクトにエンジンに繋がって、ダイレクトにタイヤが路面を駆動する感覚が得られます。
FR車だとこのダイレクト感がコーナーをアクセルペダルでまわる為に非常に微妙なアクセルワークに車が反応して一体感を感じられて、それが快感です!😝
ATだと間にトルコン(滑り)がアクセルとドライブトレインの間に入りますので、こういったダイレクト感を感じる事は出来ません。
カメラも昔の機械式の時代は全てがメカ的に結合していて、全ての操作がダイレクトでした。操作が設定変更に直結していた訳ですね。
そしてカメラが電子化されるようになると、操作と設定の間に電子制御が介在し、カメラが必ずしもダイレクトに反応するとは限らなくなります。
私が以前とても驚いたのが量販店店頭でソニーの初期のα7 シリーズを操作した際に、絞り変更操作に対して感覚的にワンテンポ所かツーテンポも遅れて表示が変わっていった事でした。
何か遠くから間接的に操作している感が凄かったです。
確か高レベルの見識から内部構造を見直して、OSの様な物を載せて機能拡張・向上し易いようにしたと聞いた事があります。
その結果とすると本末転倒...
まあ、ここでの方向性はMac というよりはWindows ライクだった様です。😝
その後内蔵制御CPU 速度の向上等で、こういった遅延は気にならない程度に軽減されていった様です。
一眼レフを使い続ける理由 - 気持ち良いから
レフレックスの愉悦
”よく出来た”一眼レフで無ければ得られない気持ちよさ、快感があります。
ファインダー像
ファインダーを覗いた際に見える像はレンズに入って来た光をミラーとプリズムを通してダイレクトに見る事ができます。
そこには一切の遅延は無く、まさに今が見えています。
キラキラ輝く反射光、鮮やかな色彩など自分の目で感じられる限り伝えてくれます。
それらが普段と違う視角(望遠だったり、広角だったり)で見られたりして、世界を新鮮に眺める事ができます。
環境が暗いと気分が萎えたりする事も多いですが...😝
D500 やK-3 Mark3 は広く明るくて、覗くだけで幸せになれる特に良くできたOVF だと感じます。
それこそフルサイズ機のニコンDf やペンタックスK-1 より気持ち良いと感じました。
シャッターフィーリング
シャッターを切った際に、ミラーが跳ね上げられ、絞り込みが行われ、センサーを覆っていた上をシャッター幕が移動し、ミラーが元に戻るという一連の物理的動作が行われます。
ギアやカムを駆使したメカニカルな動作から必然的に発生する音と振動に気持ちが高ぶります。😊
写真撮影目的からするとどれもデメリット(ブレの原因となる)という必要悪でしかありませんが、撮影者からするとたまらない快感です。😝
最新のニコンZ9 ではこの過程が全て(絞り込み以外)電子的に行われますので、完全無音(無振動)が実現されてしまっています。
実際写真撮影という目的からすると、そうで有るべきですが...
そこには、これまで感じていたのと同じ爽快感はありません。
このシャッターフィーリングではD500 がやはり好きですね。
あとD5やD6 のマシンガン的な写撃感も良いですねー😝
K-3 Mark3 のシャッター音も悪くは無いですし、歴代のK一桁機の中ではキレといい最高で気持ち良いです。
ただ私の中では一番では無いのですねー
この辺りは単純に好み範疇です😝
今後
カメラのDSLR(OVF) は車のMTと同じで、完全に亡くなる事は無いと思いますが、その選択肢はますます少なくなって行く事でしょう。
本当にペンタックス(Kマウント)がDSLR 最後の砦となる時代が来るかもしれません。☺️
個人的にDSLR は可能な限り保持し続けたいと考えています。😊
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