今が旬(?)の縦型モニター EIZO RadiForce MX215
アキバをぶらぶらしていて、あるジャンク系ショップで少しカッコ良い縦型モニターを目にしました。
それが EIZO RadiForce MX215 でした。
元々医療系(病院等)で電子カルテ参照等を想定しているモニターの様です。
店頭での値付けも12,800円と、EIZO のモニター製品にしてはまあまあ安価でした。
アキバから持って帰るのも大変なので、一旦保留して帰宅しました。
帰宅後にヤフオクで検索してみると、何台か5千円からで出品されていましたので一台落札しました。
送料は別途1,600円でした。
安価な理由
縦型がメインという用途がかなり特化した製品であるため、一般的なモニターに比べてかなり割安感があります。
経済的背景からの理由
発売(2013年)から9年経ち、おそらく病院等から多量のリース終了品の供給がある事が安価な理由の一つだと思います。
使用環境が病院の業務用途とすると、使用時間が長かった可能性が高かったであろう事も不安要素です。
仕様的理由
またインタフェースにHDMI が無く、DVI とディスプレーポートのみというのも現在では一般受けしない為に、ユーザーに避けられるだろうという事から弱気な値付けになっているとも考えられます。
私にとって魅力的であった点
このモニターの主用途として、電子書籍ビューアーと写真編集を想定しています。
その観点からすると縦型なのは多大なメリットであります。
4:3のアスペクト比
1600x1200 という高精細であり、アスペクト比も書籍系を表示するのに、現在主流の16:9 アスペクト比モニターに比べて無駄が少なく大きく表示されるので、老眼には優しいアスペクト比のモニターです。
A3のサイズ感
このモニターは21.3インチという事で表示エリアは432x324mmであり、A3の420x297mm を実寸で表示可能です。
A4サイズの雑誌も倍の大きさで表示できますので、老眼に非常に優しい大きさでえす。😝
ロマン
このモニターはキャリブレーション用のセンサーを内蔵していて、規定の画質(DICOM Part 14)に調整可能との事です。
写真画質とは必ずしも同じでは無いかもしれませんが、全く無調整の画質よりは安心感が得られそうです。
EIZO (旧Nanao)への信頼感
大昔の話ですが、Macintosh IIcx 購入時にモニター(14インチ)をケチって非常に不満足であった経験から、直接接するデバイスであるキーボードとモニターは出来るだけケチらないと決心しました。
反動で17インチCRT 購入ではNanaoのT560i という定価40万円のモニターを購入しました。
現在でもCRTとしては滲み等も無く最高の製品であったと信じています。
ディスプレーも表示デバイス(液晶等)からインタフェース(DVI等)までデジタル化されて、画質面でのアドバンテージはCRT 時代から考えるとかなり減少したと思いますが、それでもT560i の良い思い出がNanao(EIZO) 製品に対して背を押してくれます。☺️
HDMI端子が無い点
これまでもHDMI コネクターの無いEIZO FlexScan S1910-R を使っていました。
これは単にDVI-HDMI 変換コネクタを間に噛ますだけなの全く問題になりません。
しいて言えばDVI は音声機能を規格的に含みませんので動画視聴では少し面倒な場合もありますが、写真や静止画の表示ではなんら問題になりません。
デジタルなので変換コネクタを間に入れても画質が落ちる事もありませんし。😊
落札しただけで実際の品はまだ届いていませんが、実際に使っての感想は別途報告したいと思います。
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