#コンピュータ談義 #HHKB至上主義 #Emacs原理主義 #尊師スタイル
尊師スタイルを私の環境で定着させる為に、HHKB至上主義を導入する事にしました。😀
HHKB至上主義とは?
キーボード配列にてHHKB US配列こそ至上とし、私的キーボード全てをHHKB 準拠にすべきという思想。
HHKBのアドバンテージ
今回キー配列をHHKB に寄せようと考えた一番大きな理由は'Delete'キーの位置です。
(CapsLock をControl へはこれまでも普通に行って来ましたので、常識として😀)
HHKBではDeleteキーは右シフトキーの直ぐ上にありますが、一般的なUS配列では最上段の一番右にDeleteキーがあります。
私はそそっかしい事もあって、Deleteキーの使用頻度はかなり高めにあります。😝
それに対してバックスラッシュ'\'やパイプ記号'|' などの使用頻度は非常に低いと思います。なので使用頻度の高いDeleteキーが少しでもホームポジションに近い事は、より効率的である事を意味しています。
この違いがHHKB 以外のキーを打つときの大きなストレスになっている事に気が付きました。
もう今後環境的に自宅以外で集中的にキー入力する可能性は低いと考え、残りの余生をHHKB に合わせよう、合わせられる状況にあると判断しました。
HHKB至上主義的ルール
HHKB 以外のキーボードを下記のルールで統一する。
1. キャプスロックキーが左シフトキーの上にあれば、コントロールキーとする
2. Deleteキーを右シフトの上段右端とする
3. '\' キーは最上段に移動する
4. スペースキーの近い方から、左右のキーをCommandキー、Optキーとする
(私は日本語・英語の切り替えを、ずっと以前からCommand+Space にマッピングしていますので、この位置関係は非常に重要です。)
5. バッククォート(`)/チルダ(~) 入力にユニバーサル入力として、下記のキーコンビネーションを設定する
Shift+ESC -> '~'
Command+ESC -> '`'
6. fnキーシフトによるカーソルキーをHHKB と同じにする
注1:Emacs原理主義から、Control+Space はEmacs のset-mark-command が最優先となります。😝
注2:ルール5は61キーボードの様にチルダ・キーを独立して持たないキーボード用の救済対応。実際HHKB でもチルダ・キーは辺境にあるので、このコンビネーションを指で憶えた方がHHKB でも有効だと思われます。
物理的表示対応
HHKB至上主義が感覚的に身につくまで、変更が明確に判る様にキートップにテプラで変更部分を貼っておきました。
MacBookPro キーボード
MacBookPro キーボードでは3カ所の変更となります。
ルール2,3
ルール1
61キーボード
61キーボードでもテプラ貼り付けは3カ所としました。
ルール2,3
ルール1
本当はWindowsキー、Altキーにも貼った方が良いでしょうが、ここは完全に指が憶えていますので、今回は省略しました。
実際HHKB ではAlt キーはスペース横では無く、一つおいて横とズレています。
そしてデフォルトではWindowsキーはオプションキーとして認識され、この2つの役割が逆となっています。
ルール設定マッピング変更
今回HHKB至上主義を導入するにあたり、マッピング情報管理を'Karabiner-Elements'にて一元管理する事にしました。
ユニバーサル設定 (全てのキーボードで共通)
ルール1 - キャプスロック・キーは要らない
ルール5、6
MacBookPro キーボード用設定
ルール2,3
初代HHKB用設定
こうしないと、コマンド・キーとして認識されない
61キーボード用設定
標準だと、CommandキーとOptキーの位置関係が逆なので、矯正的設定を行う。
そしてルール2,3の適用