#美術鑑賞 #東京近代美術館
東京近代美術館
一時期は年パスを購入して煩雑に訪れていた東京近代美術館ですが、いつの間にか足が遠のいてしまって、随分と久しぶりに訪れました。
それにしても入館料500円とは、未だに良心的な価格設定です。😁
池田蕉園《かえり路》1915年
今回のお目当ては2022年新収蔵となったこちらの作品でした。
美人画には目の無い私はいそいそと出かけ、期待は裏切られませんでした。😊
屏風なので、1枚の写真で説明という訳にもいかず何枚も撮影してしまいました。😝
一番の推しキャラが中央の、少しアンニュイな感じを醸し出しているこの方。
私の推し以外の人物描写もそれぞれ素敵で、全体として良い雰囲気の作品だと感じました。
直に見ないと判らない事も多いので、やはり直に足を運ばないとなあと改めて思いました。
左の二扇が失われたとの記述がありましたが、確かに影響は少ない感じですね。
同室に展示されていた作品。
何度も見ていますがどれも名作ぞろいです。
#新海竹太郎 #ゆあみ
これまでの印象としては中性的な感じがして、やや苦手な作品でした。
今回は照明の加減でしょうか、女性的な印象が強く感じられました。
一つ残念だった事と言えば、K-1 に付けていたレンズが21mm広角だった事で、やはり人型には広角は… orz
地道な創意工夫
昨今の社会情勢を鑑みて、美術館運営は難しい状況にあるかと思います。
この部屋は強い反射が作品鑑賞の妨げになっていたのですが、展示室を区切るように黒いカーテンが設定され、そういった事柄への対応が図られていました。
また椅子も多くの作品の前に置かれ、じっくりと鑑賞出来るような配慮もなされていました。
苦しい環境の中でも、こういった地道な創意工夫と続けられている事に感謝の念を憶えました。
私個人が出来る事はそうありませんが、応援も兼ねてもう少し煩雑に足を運ぼうと思いました。