#コンピュータ談義 #仕様の外で使用するという事 #Landisk XV #HDL-XV #NAS #ジャンク
IO Data の少し古いNAS サーバーXDL-XVが、ハードウェアの作りが良くてサポートしている機能も私の環境では必要充分という事で色々と試して遊んでいます。
これまでは3TB のHDD 4台でRAID5 を組んで、約9TB の領域を作成していました。
ただ9TB というのは割と中途半端な容量でして、TimeMachine 専用領域として2台の8TB のHDDを割り当てていますし、2台の3TB AirPort Time Capsule(今でもWifi ルーター&ギガビット・スィッチング・ハブとしても現役です!) も使用しています。
仕様外への挑戦
そういう訳で、現在NAS を組むのにバランスの良さそうな6TB HDD を4台使って構成してみる事にしました。
(8TB 以上はまだまだ高価です!😝 ジャンク品も中々無いですし...)
6TB HDD はアキバで良く使うお店にてジャンク品として購入しました。
4台で3万円しませんでしたので、まあまあ値段がこなれていると思います。
ただ元々のXDL-XV 筐体は、ラインナップでは3TB HDD が最大でしたので、6TB HDD で動作するかは少しチャレンジでした。
HDD には2TB の壁というのがあるのですが、3TB がサポートされていましたので、その壁は問題にはなりませんが、上限がどこまでサポートされているのは試してみないと判りません。
(少し調べてみましたが、流石に仕様として公開されていませんでした)
ムニャムニャとほんの少し技巧を凝らして1台の6TB HDD を立ち上がるように細工して、他の3台はWindows で使用可能な状態のままXDL-XVに突っ込んで立ち上げました。
当然ピーピーとエラー音が鳴るのですがボタンを押して止め、4台とも認識されている事が確認できました。
(ここでHDDランプが消え認識されないと苦しいです)
最初はRAID0 (24TB)でフォーマットしてみましたら、フォーマットエラー(マウントエラーだったかな?)が発生。
(これを行えば各HDD に起動イメージが書き込まれるのですが、それは問題無く行われた様です)
次にRAID5(18TB) でフォーマットしてみた所、マウントエラーが発生。
うーん、ボリュームが大きすぎるとマウントに失敗するんじゃ無いかなと考え、RAID1(6TB、トリプルミラー+ホットスワップ)でフォーマットを実行した所、エラー無くボリュームが作成されました!
流石に6TB HDD を4台使って6TB は無いと考えまして。
最終的にメーカー推奨のRAID6(12TB、2台のHDD故障まで耐えられる)でフォーマットを実行した所、これまた成功しました。
どうもボリュームサイズが16TB 辺りに論理限界があるようです。
3TB HDD でRAID5 を構築した際は、再構築に約1日を要しました。
6TB HDD でRAID6 だと、どれだけかかりますかねぇ...
更なる確認
再構築が完了しましたら、この12TB 領域に対してフルに近い書き込みを行って、問題無く使用できるか確認してみたいと思います。
1日1TB として約12日...
多分大丈夫だとは思いますが、確認しておかないと怖くて思いっきり使えないです... orz
又してもジャンクなのに極端に使用実績の少ないHDD達
今回購入したジャンク6TB HDD の内訳は、HGST製が3台、TOSHIBA製が1台でした。
HDL-XV に突っ込む前に、マックでフォーマットし、Windows のCrystalDIskInfo で状態を確認してみました。
そうしたらHGTS製のHDD は全て起動回数一桁、起動時間10時間台とこれまた使用実績の小さな物ばかりでした。
このTOSHIBA 製の起動回数と使用時間の比から考えて、サーバーで使用されていた見たいですね。