#美術鑑賞 #上村松園 #トップ3 #春宵 #松岡美術館
下記上村松園展の紹介を拝見して、やはり上村松園さん作品は好きだと思いました。
全部の作品を見てきたわけではありませんが、これまで直接実物を見た中では下記の順で好きです。
1.「焰」
初めて直に見たのは東京藝術大学美術館での展示。
次が所蔵元の東京国立博物館、下記写真はその時に撮影した物です。
直近が東京国立近代美術館でのあやしい絵展でです。
何度見ても魅了され、見入ってしまう作品です。
FUJIFILM X-T10, ƒ/8, 1/7, 400mm, ISO800
2.「舞仕度」
残念ながら写真は撮れていません...
確かホテルオークラでの展示会で出会い、魅了されてしまいました。
参考までに画像をアップしているページへのリンクを。
この位のサイズですと本来の良さが全然伝わって来ないですが... orz
3.「蛍」
山種美術館で出会いました。下記写真はその時撮影した物です。
ここの第二展示室はこぢんまりとした広さで、かなり薄暗くしていて、夜を思わせる作品を鑑賞するにはベストな環境だと思います。
そういう環境で展示されていた「蛍」は非常に見応えがありました。
展示される環境は鑑賞する上で非常に大切ですね。
NIKON Df, ƒ/5.6, 1/125, 105mm, ISO7200
私の夢は「炎」を、この山種美術館の第二展示場で鑑賞する事です。😊
きっと背筋の凍る体験が出来ると思います。😝
上村松園さん作品が何故好きかという事を延々と説明するつもりはありません。
実際に作品を見れば判ると思うからです。
春宵
私が上村松園さん作品を見て唸ってしまうのは、肌に入れられる紅の繊細さ控えめさです。
今回は松岡美術館で撮影した「春宵」の写真を通して、出来るだけ伝えられたらと思います。
春宵
上村松園
1936(昭和11)年 61歳
絹本着色 84.0x86.5cm
絵の一部を撮影したのが下記の写真となります。
耳から頬両側にうっすら紅が入っているのが何となく判ると思います。
FUJIFILM X-T2, ƒ/4, 1/60, 60mm, ISO2500
もっと判りやすくなる様に、紅の入っている部分を切り出してみました。
この作品を実際に肉眼で見ると、写真で見るより遙かに滑らかに見事としか言いようがないディーテールがあって、それが作品の魅力を更に引き立てています。
下記はスマホ(iPhone7plus) で撮影した全体像で、これだけでも素晴らしい作品だと感じますが、上記で述べた様な微妙な質感は飛んでます。
という訳で、上村松園さんの作品は色々な場所(環境)で、出来るだけ直に鑑賞したいと思うわけです。
でも京都は少し遠いです... 😝
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