#コンピュータ談義 #今更のサンディーブリッジ遊び
Dell Precision T3600 Desktop Workstation
たまたまサンディーブリッジ・ワークステーションを入手しました。
今更ながらですがサンディーブリッジでCPU遊びをしています😝
下記基本仕様です。
CPU - Intel Xeon E5-1620プロセッサー(4コアHT、3.6 GHz、TDP 130W)
メモリ - 16GB (4GB 1600 MHz RDIMM ECC x4)
ビデオカード - NVIDIA Quadro K2000 2GB
ストレージ - 3.5" HDD 1TB
到着後少し試しただけですが、普通に使える状態でした。
HDDだけがCrystalDiskInfo で確認した所”BAD"コンディションでしたので、手元にあった256GB SSD に付け替え、Windows10 Proを新規インストールしました。
この基本構成で、ネットワーフィンや動画再生、オフィスアプリ程度であれば非常に快適に使用できます。
この筐体大きいだけあって内部へのアクセスも簡単で、色々といじるのに丁度良い感じです。
このCPU Xeon E5-1620 ですが、シリーズの中では丁度真ん中で、HTサポートCPUとしては最下位グレードなっています。
このシリーズの発売は2012年ですので、現在人気の底の様でヤフオクとかを眺めていると動作品でもかなりお値打ちの出品が見受けられます。
という訳で上位CPUを入手して試して遊んでいるわけです。
早速入手できたのが E5-1650 とE5-1660 で、落札価格は共に2千円台でした。
最上位のE5-1660 はインテルのサイトで確認すると、何と価格が千ドルを超えています。
先に記した様に、基本構成のE5-1620 で普通使いには全く支障が無いので、比較はベンチマークと消費電力で行っています。
E5-1620 vs E5-1660
E5-1620
E5-1660
消費電力比較
消費電力はシステム全体をコンセントに繋げた電力計で、CPUの消費電力はアプリで計測しました。
コア数が4 から6 と1.5倍になっている事から、ベンチマーク時の消費電力に大きな差が現れています。
ES-1660 ではCPU 単体でも130W 前後とほぼTPD 値の電力が消費されていました。
ES-1620 もTPD 値は130Wと同じですが、全コア100% 稼働でもTPD 値までは消費電力は増えない様です。
負荷のかからない状態で差が出なかったのは制御が良く出来ている感じです。
しかし無操作時に60W を超える消費電力だと24時間連続稼働は流石に気が引けます。自宅サーバー用途には向かないですね。
ThinkCentre Tiny の様な小さなモデルですと、最大消費電力が65W 以下だったりしますので…
ちなみにWindowsでスリープにして4W、電源オフにして1W の電力消費でした。
ベンチマーク結果 (Cinebench R23)
E5-1620 - 3087
E5-1660 - 4802
順当にコア数の違い通りに、1.5倍強の値が出ていました。
ただ1.5倍の性能に対し、価格が3倍以上というのはコスパで考えれば非常に悪いですね…
まあコンピューターの世界では、少しでも性能の高い物に価格は問わないという分野もあるので、こういった製品が成り立つとも言えます。
更なる上を目指して…
サンディーブリッジ世代の最大コア数は8の製品があり、おそらくE5-2687W が最強グレードだと思われます。
ただE5-2687W はTPD150W なので、電力供給に少し不安が残ります。
とういう訳で、TPD135W のE5-2690 がこの筐体に搭載可能な最強CPUと思われます。
幸いヤフオクでE5-2690 をまたも2千円台で落札出来たので、次はこのCPUを試してみましょう!😝
#コンピュータ談義 #サンディーブリッジ #SandyBridge #Xeon #E5 #E5シリーズ #DELL #T3600 #DellPrecisionT3600 #サンディーおじさん
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