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IoT(ESP32)とバッテリー運用 その1
18650バッテリー
ESP32にBME280の様なセンサーを付けて温度・湿度・気圧等を測定する場合、コンセントなどに制約されない所に置きたい時が多いと思います。
それでバッテリー運用を検討して、下記の18650バッテリーホルダ付きのESP32 を購入してみました。
ただこのタイプだと2点ほど懸念がありまして。
1. バッテリー容量
この18650 バッテリー、容量的にせいぜい2,000mAh (中華製で詐欺的に極端に大きな値の物もありますが...)と少々心元ないです。
2. センサーの取り付け
さて、このボードにどうやってセンサーを取り付けようかと。
別途ブレッドボードを使うようではスマートでは無いですし。
いっそ気圧計測を諦めてセンサーをDHT11 にすれば、ボードに直接結線できると思いますが... (電圧範囲が3.3V~5.5Vで使いやすいです)
モバイルバッテリー10,000mAh
それならと、まずESP32TTGO ボードをモバイルバッテリーで運用してみてどの程度連続運用出来るかを確認してみようと思いました。
モバイルバッテリーは秋葉で500円で購入した10,000mAh タイプです。
使用するボードはESP32TTGOで、プログラム的には省電力性を全く考慮せず、性能側(表示の見やすさ、WEBレスポンス)に振っています。
実行結果
モバイルバッテリーをフル充電し、ESP32TTGO を動作させ、Windowsタブレットから5分間隔でデータ取得(Webアクセス)を行ってみました。
開始日時:2021/07/01(Thr) 16:03:23
終了日時:2021/07/04(Sun) 19:06:18
結果として3日と約3時間という事は、約75時間連続稼働出来ました。
10,000 / 75 = 133
ざっと1時間あたり133mAh の電力消費となりますが、これが多いのか少ないのか...
希望としては連続稼働時間は月単位レベルであって欲しいと思います。
まずはここからESP32側プログラムのチューンアップで、どれだけ改善できるかを試してみようと思います。