豪徳寺
都内へ4日間の出張
金曜夕方、1時間ほど時間があったでの20年ぶりに豪徳寺へ
昔から東京へ来るときは、おばさんの家だった
「富士屋食堂」 小さい食堂だったけど、アイスキャンデー、サイダーが飲み放題だった
様変わりした小田急線に初めて乗り、経堂まで行き、
様変わりした経堂の駅から世田谷線に向かい歩く、
様変わりした沿線から、一歩商店街に入ると、お店は変われど風情はそのままだった
何十年か前の雰囲気、感覚だけが覚えているが、思い出せない
小さいお店が窮屈に並び、のびのびと明るかった
世田谷線の踏切に差しかかかり、左の建物
沿線の添うように立つ長方形の先の細い建物
あった、
それが「富士屋食堂」だった
今は、全く違うお店が2軒並び、様変わりしているけど、
紛れもない記憶にある建物
お店の前を行ったり来たり、豪徳寺駅までの路を行ったり来たり、
記憶の片隅に残る、風景を感覚を空気をたどる
一歩一歩確かめながら
一軒一軒確かめながら
一息一息確かめながら
世田谷線がガラガランと昔と同じ音をたてて走り抜けていく