【会話術】会話上手に必要なのは、ネタと技術の両輪
以下のnoteでは、「自分が喋るより、相手に喋らせた方が会話が楽になる」と申し上げました。
しかし、それはいわば、逃げの戦略です。
喋れないより、喋れた方がいいに決まっています。
トーク力という「武器」があった方が、会話の幅と対応力がつきますし、攻守両方ができると自信もつき、一気に会話上手になることができるのです。
ここでは、会話を盛り上げる「モテ強の攻めのトークテクニック」について学んでいきます。
①会話上手はネタが豊富
会話上手になるポイントは2つです。
1つ目は、「ネタの豊富さ」です。
たとえば、寿司屋に行ったとして、「うち、マグロしか扱ってないんで!」と大将に言われたら、かなり興醒めですよね。
イカもイクラもウニもアナゴも食べたいのが、人のサガってものですよね。
会話も同じで、特定のトピックしか話のネタがない男性は話に広がりが出ないため、「それしか話すことないの?」「つまらない」「イクラとウニも仕入れとけよタコ!」、というダメ男の烙印を押されてしまいます。
「自宅と会社の往復しかしてないし、休日は寝るだけ!」という人がたまにいますが、話のネタがほとんどなく、高確率でつまらない会話をしています。
また、話のネタがたくさんあるほど、会話のバリエーションが広がって、話が膨らみやすいメリットもあります。
たとえば、女性がパンケーキの話を振ってきたとします。
仕事に関する会話のネタしかない男性は、もうそこでお手上げです。
せいぜい「パンケーキって美味しいんですか?」とアホな質問をぶん投げ、「はあ、なるほど、そんなに美味しいんですね(沈黙)」となるのが関の山ではないでしょうか。
これではもったいないです。
しかし、パンケーキ有名店の「Eggs'n Things」で、一度でも食べたことがあったら?
さらにハワイに本店があることを知っていて、海外旅行の話につなげることができたら?
それだけでも、かなり会話が膨らむと思います。
このように、ネタの量に比例して、確実に会話のカバーは二が広がります。
相手がどんなネタを要求してきても、「はいお待ち!」と打ち返せるようにありますし、もし知らないネタを振られても、「なにそれ、教えて?」と聞いておけばいいので、無敵状態になれるのです。
従って、ネタ元となる知識や経験の引き出しは多いほど有利なので、普段から積極的に会話のネタを収集するようにしましょう。
会話のネタは、「知識型」と「体験型」があります。
まずは自分の興味があるものを中心に、どちらもバランス良く集めましょう。
「知識型」
「体験型」
会話には、あなたがどう生きてきたかが、全て露呈します。
好奇心を持って、普段から様々なことにアンテナを伸ばすことが大事です。
それは積もり積もって、あなたの身を助ける武器になることでしょう。
②会話上手は伝える技術がある
いくら美味しいネタを仕入れていても、大将の握りの技術がなければ美味しい寿司は作れません。
会話も同じで、いくら話のネタがあっても、「伝える技術」がなければ楽しい会話にはなりません。
女性を楽しませる会話をする際には、以下のポイントを意識しましょう。
②-1 会話はキャッチボール
会話は、相手とのキャッチボールをイメージしてください。
相手が投げたボールをキャッチし、相手が取りやすいように投げ返す、というのが基本です。
前後の文脈を無視して、トンチキな話をする「暴投」や、
相手が投げてくれた話題を踏まえないで話を展開してしまう「キャッチミス」、
自分の話ばかりする「強制千本ノック」などをしてしまうと、
「会話のキャッチボールができない=コミュニケーションスキルがない=楽しくない」と判断されるので、避けるべきです。
会話に慣れていないと、「次になにを話そう?」と焦ってしまうあまり、相手の話をあまり聞いていないという事態になりがちです。
ゆっくりでもいいので、相手の話はきちんと聞くようにしましょう。
②-2 会話は連想ゲーム
会話には文脈、ストーリーが必要です。
あるトピックから連想されるものを、次のトピックとしてあげる作業を続けることで、会話がスムーズに進みます。
文脈のない会話がどういうものかというと、寿司の話をしていたのに、いきなりガンダムの話をするようなものです。
「え、どうしてそうなった!?」
とびっくりしますよね。
脈絡のない話をしてしまうと、女性はあなたの頭の中が理解できないので混乱し、ただただ不気味な印象になるので避けるべきです。
連想ゲームのように、今上がってる話題の中から次のトピックを連想し、自然につなげていきましょう。
女「代官山のタピオカ美味しくって〜」
男「へーいいね!タピオカ好きなの?」
女「うん、甘党なんだよね」
男「甘党なんだ!そういえばこの前台湾行ったんだけど、めっちゃ甘いもの天国で〜(以下、甘いものトークや旅行系の話にスライド)」
このケースでは、タピオカ→タピオカと言ったら甘い→甘いと言ったら台湾はスイーツ天国、、というふうに連想して、会話を膨らませています。
連想が途切れてしまったり、飛び飛びになってしまう時は、魔法の一言
「てか、全然話変わっちゃうんだけどさ」
「てか、話が戻っちゃうんだけどさ」
を唱えましょう。
これを唱えるだけで、あなたが「いきなり脈絡のない話をおっぱじめるなに考えているかよくわからない人」と思われるリスクを、限りなくゼロにすることができます。
③エピソードトークは会話のふくらまし粉
会話の基本的な技術としては、きちんとキャッチボールをしながら、連想ゲームで話を広げていく、という作業ができれば十分です。
とはいえ、それだけだと単調なので、時たま「エピソードトーク」をぶち込むことで話に幅を持たせ、さらに会話を膨らませましょう。
エピソードトークとは、会話に関連のある、自分が体験したエピソードを、臨場感たっぷりに話す技法です。
女「この前、猫カフェ行ったんだ〜」
男「へ〜いいね、猫好きなの?」
女「うん、家で買えないから猫カフェで我慢してる」
男「あ〜わかる、俺も昔は犬飼いたくてしょうがなくて、近所の庭に侵入して無断でそこの飼い犬と戯れてたんだよね。そしたらある日、その家の人に警察に通報されてマジでビビったね(笑)」
エピソードトークによって会話にメリハリがつき、笑いどころなどを意図的に作ることで、会話が盛り上がりやすくなります。
さらに、笑いや悲しみなど、その時に自分が感じた感情を、相手に追い体験させることで共感をよび、親密度がアップする効果もあるので、会話に適宜織り交ぜましょう。
④いじりのスパイスで急接近
少し難易度の高いテクですが、「相手をイジる(突っ込む)」ことで、会話が引き締まり、うまくいけば、一気に心理的な距離を縮めることができます。
いじりのコツは、「相手がコンプレックスに感じていないである部分をつつく」ことです。
例えば派手な美女が、
「最近ジムが酔いしてたら腹筋割れちゃって〜」
と言ったら、
「え、マジで!?男らしすぎやん!」
と返すなどが考えられます。
解説すると、明らかに女性っぽい美女ならば、自分の女性としての魅力を十分に自認していることが推察されるので、「男っぽい」と言ったところで気に病むことはないと考えられます。
この場合は「いじり」として成立します。
が、そこまで容姿に自信のなさそうな女性だったら?
このケースは、自分の女らしさにコンプレックスがある可能性が高く、「男らしい」という発言が劣等感にクリーンヒットして、ただの「ディスり」になるリスクが高いのでやめておきましょう。
この辺りの距離感が掴める男性であれば、いじりは自分のコミュニケーション力のアピールにも使えますし、女性と心理的に近くなるため、取り入れるのがおすすめです。
会話上手になるには、①話すネタ②ネタを届ける技術の両輪が必要です。
日頃から意識的にネタを収集しつつ、会話の実践の中で前述のスキルを意識し、「また会いたい!」と女子に言わせるトーク力を少しずつ身につけていきましょう。
まとめ
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