中小SES企業から初めてAWS re:inventに参加して思ったこと
こんにちは!コードベリー株式会社でエンジニアをしている松森です!
このたび、ぼくらの会社は大きな一歩を踏み出しました。創業以来初めて、社員が会社の支援のもとで海外カンファレンスに参加する機会を用意していただいたのです。そして、その貴重な役割を担うことになったのが、ぼくと先輩社員の二名になりました!この特別な体験について、ぼくの視点から皆様にご報告させていただきたいと思います。会社の歴史に新たな1ページを刻むこの重要な瞬間に、どのような刺激や学びがあったかを、心を込めてお伝えします!
以下の流れで書いていきますので気になるところだけでも読んでみてください。
自己紹介
まずちょっとだけ自己紹介させてください。現在ぼくは上野にあるSES企業、「株式会社コードベリー」に勤務しており、エンジニアとしてもうすぐ4年目を迎えます。入社当時、32歳でこの業界は未経験でした。前職の話は長くなるので割愛しますが(笑)、プログラミングスクールで学んだ後、現在の会社に入社し、主にJAVAを書いています。
まず、4年目のエンジニアであるぼくが今回AWS re:invent2023に参加することになった経緯についてお話しします!
なぜ海外カンファレンスに行く事になったか
ぼくらの会社は2015年に設立していて、現在社員数は20人です。正直この規模の会社で社員を海外カンファレンスに2人送り出すというのは結構珍しいんじゃないかなと思ってます。
きっかけ
はじめは社長に食事に連れて行ってもらった時のことでした。
社長は「自分の会社を作ったら社員を海外カンファレンスに送り出すことが夢だ」と話してくれました。
その時はぼくは実現したら面白そうだなくらいにしか思っておらず企画としては決まっていませんでしたが、それからしばらくして帰社日で参加メンバー2名の募集が発表されました。選考基準は特になく、参加後のアウトプットを求められるくらいで後は面接をして熱意で決めるという事で海外のカンファレンスに行ってみたい熱意がちょっと高めだった僕は参加することになりました笑
初めてAWS re:inventに参加してみて
結論から言うとめちゃくちゃ楽しかったです!
ここからイベントに参加してぼくなりに気づいたポイントをお伝えします。
1. トレンドを肌で感じる
今回re:inventに参加して、迫り来るAIの波をひしひしと感じました。機械学習や生成AIなど用途の異なるAI技術を紹介するセッションがやたら多く、相当力を入れて開発を進めているんだなと言うことを感じました。
リアルタイムでどんどん進化していく技術を目の当たりにするのは何よりも強い刺激になりました。
2. エンジニア同士の仲間感
re:inventには世界中から5万人ほどのエンジニアやAWSに関係する企業などが参加しています。現地ではイベントに合わせてラスベガス中の巨大看板で技術系の会社の広告が出ていました。会場のビッグイベントの一つのExpoでは、エンジニアとして働いていたらお馴染みの会社(gitとかslackとかjenkinsとか)がブースを出していて自分達のサービスについてアピールしていました。
各ブースでは参加者にそれぞれの企業が用意したノベルティを配ったりしてとても盛り上がっていました。
そんなエンジニアの方々を見ているとみんな自分の製品に対して誇りとプライドを持っている感じがして、前向きなエネルギーを感じました。そしてそこに来る他のサービスを開発しているエンジニアは展示している新技術を使って自分たちのサービスをもっと良くしようという気持ちから積極的に声をかけたり熱心に新サービスの説明を見ているように見えました。
世界の第一線で活躍している有名サービスを扱っている企業やそれに関わるエンジニアを間近で感じることができて、エンジニアとしてお互いのサービスをリスペクトし合い、より高めていけるコミュニティを活性化して行く事がいかに大事かを気付かされました。
3. 参加者を楽しませる為のアクティビティ
re:play
yoga
5k running
イベントは参加者を楽しませるために技術以外でも色んなアクティビティが用意されていました。re:playはバンドとDJを呼んで音楽フェスのような感じです。ぼくは普段からよくクラブのイベントなども趣味で見に行くのですが、re:playの音楽のクオリティはめちゃくちゃ高く最高に楽しめました。
今回ぼくは5キロマラソンにも参加しましたが、こちらはラスベガスの街をみんなでただ走るというイベントです笑
僕は普段の運動不足のせいで完走するのがやっとでしたが、トップ層は完全にガチで走っていました。
イベント中は上記アクティビティを含めいろんなタイプのセッションの中から自分で予定をカスタマイズできるので、気分転換を挟んだり、好きな技術に集中してセッションを受けたりと参加者が存分に楽しめるような仕組みになっているところもre:inventの魅力かなと思いました!
自分のエンジニアとしての今後
今回イベントを通じて世界中のエンジニアの空気感を肌で感じることができました。多くの魅力的な刺激を受けた一方、自分はまだまだだなという気持ちも湧き、日々進化する技術の中で真剣に楽しんで開発しているエンジニアに負けないようにもっと勉強して競争を盛り上げたいなと思いました!