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ヤンキーは平行世界
今日も元気にみなさん暮らしてて偉いです。どうもマツザワです。
病んでるとかではなく、ふとした瞬間に人間という存在がよくわからなくなるときがあります。
僕たちは社会で生きていく中で何となく全員が持ってる普通の平均に近づこうとします。
そしてその普通に近い人間が大きなコミュニティを形成し、それ以外の人間は淘汰されていきます。
例えば「外で大声を出してる人」は変な人なので誰も近づきません。
でもたまたま人間の考えがそれを普通じゃないと思う人が多かっただけで、それが逆だった場合「外で黙っている人」が変な人とみられる世界線だってあったかもしれません。
たまに街でみるあの人たちからしたら、黙っている僕らの方が変な人なのかもしれません。
でも僕たちは「街中で大きな声を出すのは変なことだよね」と議論したことないのに勝手に人間の中で決めた共通認識に縛られ、周りの目を気にします。
そんな人間が不思議でならないのです。
でもそれが人間で、僕たちは出来るだけ人前で普通でいようとします。
1人でバイトで車を運転してる時、こんなことを考えていたら自分が何を考えていたのか、結論はなんなのか、何もわからなくなって全部めんどくさくなってとりあえず猫の声真似とかします。
「にゃー」って。
マジです。
まあでも今の例で出した「大声を出す人」は個人だけのコミュニティです。
大声を出す人が大声を出す人同士で仲良くならないでしょ。
僕がもっと不思議でならないのは「ヤンキー」です。
ここでいうヤンキーは中学生とか高校生の子供ヤンキーではなく、大人ヤンキーです。
僕の思っている大人たちが大人ヤンキーという表現であっているのかはわかりませんが、偏見で元々子供ヤンキーで心や環境が変わらず大人になったんだろうなと思うのでそう表現をさせてもらいます。
100%僕の偏見ですので、みなさんとイメージのずれがあるかもしれませんが、僕の思う大人ヤンキーはこういう方達です。
・夏はぴったりとしたTシャツに短パン、冬はでっかいダウン。
・口が悪すぎる。
・道で唾はく。
・街で人とぶつかりそうになっただけで聞こえるように舌打ちする。
・タバコはポイ捨て。
・しっかりめに車の運転が荒い。クラクションの音が馬鹿でかい。
・だんじりとか喧嘩神輿大好き。
一旦こんなもんにしときます。
勇気をもっていいますが、こいつらは世間とずれてます。
ただ街中で大声を出す人たちと違うのが、コミュニティを作れていることです。
ヤンキーはヤンキー同士で集まり、仲良くします。
そのコミュニティ内で恋人を作り、結婚します。
世間からずれているはずなのにいなくなりません。
SNSの普及で色んな情報が手に入るはずなのに、いろんな人の意見が飛び交うこのネット社会でも彼らはぶれません。
彼らだけの世界を突き進みます。
明らかに一般ウケしないファッションを彼らだけが着続けてます。
冷静に周りをみたら自分たちが少数派であることは明らかで、あまりよく思われていないことも明らかなはずなのに。
僕は、そんなヤンキーたちが不思議でたまらないのです。
ここで僕は一つの仮説を立てました。
ヤンキーの住んでる世界は僕たちの生きてる世界の平行した別世界なんじゃないかと。
つまり彼らとは互いに認識しているだけで交わることのない別世界の人間たちなんじゃないかと。
彼らからしたら僕たちがおかしいし、僕たちからしたら彼らがおかしい。
だから互いに理解しないし、どちらかに浸食されて淘汰されることもない。
世界は2つあったんだと。
僕はヤンキーを通じて世界の秘密を暴いてしまったかもしれません。
そして僕は彼らに意見をするという禁忌を犯してしまいました。
彼らは喧嘩早いですから、僕みたいに人生で一度も人を殴ったことのないモヤシ君は潰されてしまいます。
でも大丈夫安心してください。
ヤンキーはnote読みません。