メンヘラの移り変わり
メンヘラという言葉はいつから出来たんでしょうか。
調べるとネットの2ちゃんねる発祥の言葉らしいです。
今では馴染みのある言葉ですが昔はメンヘラなんて言葉はなかったようです。
今でいうメンヘラの人たちは昔なんて呼ばれてたんでしょうか。
というか存在したんでしょうか。
というのも僕はメンヘラは現代の科学進歩が作り出した産物だと思っています。
科学の発達によって私達は離れたところにいてもまるで隣にいるかのように時間を共有できる程になっています。
人間は強欲ですから、何かを得るとその上のものを得たくなります。
科学の発達によってメンヘラの卵たちは殻を破り、位置情報を共有し始めました。
少し時代を遡りましょうか。
僕はギリギリガラケーを持っていた世代です。
僕自身は持ってませんでしたが、当時中学校のとき初めて出来た彼女とのやりとりはPCメールで行ってました。
当時の彼女は朝の3時とか4時までメールのやり取りしないと気が済まない子だったのでその時代のメンヘラでしょう。
しかしその頃メンヘラとは表現してませんでした。「重い」子と言うてましたね。
もっと遡ってみましょう。
ここからは想像の世界ですが、携帯すらなかった時代。
固定電話でメンヘラってどうやって起こしてたんでしょうか。普通に長電話でしょうか。
おかんにキレられて電話終わってそう。
ここらへんからなりたくてもメンヘラになりきれない、メンヘラのジレンマが見て取れます。
電話すらない時代はどうしてたんでしょうか。
長手紙でしょうか。
便せん何枚からがメンヘラなんでしょう。
「彼女が手紙20枚送ってきてさぁ、俺頑張って18枚で返したら2枚私より少ないってキレられたんやけど」
って愚痴ってるんでしょうか。
「8枚目の3行目から同じこと書いてた。適当に書いたん?もっと私のこと想って書いてよ」
とか言われたんかな。
その時代のメンヘラと付き合ったら字が綺麗になりそう。
もっともっと遡ってみましょう。
時は戦国時代。
国内のあちこちで戦が行われておそらく人を殺める感覚がより普通に近い時代。
この時代のメンヘラに対して浮気なんてしてごらんなさい。
出来心でちょいとキスなんかしてご覧なさい。
そのまま相手の首が飛んでるで。
手首の血じゃなくて首から血しぶき舞ってます。
そのあと
「貴方は私の為に切腹出来る?」
とか言われてます。
もしかしたら現代のメンヘラは分かりやすく愛を形にしやすい分、まだ可愛い方かもしれません。
だって打首とか可愛くないもんね。