起業したらとりあえず読んで欲しい事
飲食店やったり、デザイン事務所やったり、代理店的なことをしたり、酒蔵をしたりと色んなことをやりながら、企業さんのコンサルとかもしてたりします。
そんな中で、起業したんだーとか
なんか1期目終わったんだけど赤字なんだーとかって話をよく聞くんですが
売上の上げ方の公式やら利益の計算の仕方と言うかなり根本的な事がわかってない人が多いなーと思うので
ちと書いていこうかなと思います。
売上の公式
売上を構成する要素は客単価×客数です。これ以外に基本的にはありません。
これは飲食店だろうと酒蔵だろうと何だろうと変わりません。
ではなんでこんな単純な式なのにも関わらずコンサルが存在するのかと言うと
客単価を構成する要素や客数を集める要素が無数に存在するからです。
さらに言えば、状況や規模によって変わります。それがビジネスを複雑なモノに見せている要因だと僕は考えています。
次が利益計算の仕方
これは本当に色んな人が間違えているのですが、ある商品を販売する時に利益率を30%取るとします。その際に原価に1.3倍する方が多くいます。
コレはアウトというか、利益率が取れていません。
なぜかというと、実際の数字で見た方が分かりやすいと思います。
10000円の原価のモノを利益率30%を乗せたい時に、1.3倍すると、13000円になります。
一見するとコレが正しいように感じますが、確かに10000円÷13000円をすると、76%の原価率となってしまっており、つまり利益率は24%とということになります。
何故コレが起こるかというと1.3倍では原価の3割を乗せているからです。
そうではなく、10000円が全体の70%になるように考えなくてはなりません。
つまり原価から売上(見積金額)を算出する際には、原価÷70%をしなくてはなりません。
上の例を使えば、10000÷70%つまり、、、
14285.7円になります。
これ、本当に知らない人が多くてびっくらするので、是非とも覚えておいてください。
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