一枚で魅せるニット
みなさん、こんにちは。
まつやんです。
早くも第4回目です。
よろしくお願いいたします。
9月も早くも後半に差しかかり、寒くなってまいりました。
刻一刻と寒くなっていくこの季節。
我々はこの季節を待ってました。笑
当然、今回もニットの話しなのですが、
皆さまは古着のニットに対してどのような印象を持たれているでしょうか。
「ニットなんてそもそも着ない」とか
「ケアが面倒だからいらない」とか
「スウェットで十分」とか
否定派の方のご意見は色々とあるかと思います。
確かに今現在のカジュアル全盛な時代において、ニットというポジションは影の存在なのかもしれません。店頭で接客をしていても、スウェットは当たり前のように持っているけど、ニットは持ってないという方も多く見受けられます。
しかし、そんな時代もいつまで続くのでしょうか...。
スウェットというのは、スタイリングにおいては絶大な安心感があるし、楽で調子が良く着れるのがスウェットの圧倒的な長所だとも思います。
しかし、裏を返せばスウェットというのは、素材感にこだわったとしても見栄えはスウェットにしかなりません。
対してニットには「ハイゲージ」「ミドルゲージ」「ローゲージ」などと生地感も様々存在し、素材感も「コットン」や「ウール」ときには「シルク」まで様々な素材のモデルが存在します。
したがって、見た目に表情が作ることができ、スタイリングにも『幅』を持たせることが出来るというわけです。
前置きが長くなりましたが、
今回は、カテゴリーを絞らず一点物のニットたちをご紹介していこうと思います。これを見てニットの色んな可能性を感じていただけると幸いです。
是非、お付き合いください。
まずはこちらから。
古着のニットといえばこれを連想される方も多いのではないでしょうか...。
"L.L.Bean"
birds eye (バーズアイ)
最近はまとまった数が集まりにくくなり、一気に時の存在的な扱いになってしまったニットメーカー。今やファストファッション系のショップでもよく見かける柄になっております。元ネタというやつです。当たり前になりつつあるからこそ本物にこだわってもらいたいモデルとなります。
数々の名品を生み出し、アメリカンヴィンテージの中でも好きな方も多いブランドの一つです。
そんな【L.L.Bean】を代表するアイテムの一つがこちらの【birds eye】のモデルではないでしょうか。
伝統のある独特な編み柄で温かみを感じる素晴らしいヴィンテージニットになります。70〜80年代頃から存在するニットで当時から変わらずニットの本場ノルウェーで生産されております。寒い地域で油分たっぷりの羊毛から作られたウールニットで、ニットとして完成されたモデルです。
ネイビーのお色をまずはイメージされる方も多いのではないでしょうか。
表記は"XL"と少し大きめにイメージされる方も多いかと思いますが、こちらはLサイズ程度のシルエットの程良いボックスシルエットのバランスになります。
もういっちょ。
こちらは、カーディガンタイプ。ボタンにコンチョボタンが付きます。個人的に推しです。
羽織りとなるとスタイリングの幅も広がり、目を惹く赤の配色もイカしてます。個人的にはリバースウィーブのパーカーなどを挟み半分アウターのような使い方をしてもらいたい一着。
スタイリングのお話しですが、
なかなかメンズの方がオーバーサイズニットを着るスタイリングって、近年なかなか見受けられなくなりました。世の中的に受け入れられていないのか、それとも時代に合ってないのか。
私的には一番可能性を感じてしまうのですが...。
そういうわけで次。
そう、モヘアです。
モヘアの場合、私の中でカーディガンは「ロック」ニットは「パンク」だと思っております。そのためこの場では『パンクニット』と命名させていただきました。笑
パンクとはいえば、
某バンドのボーカルさんのようにこのニットも合わせたいですね...。笑
他にも色々と仕込んであるので是非お試しあれ。
まだまだいきます。
ローゲージで荒めに編まれたニットは、たっぷりオーバーサイズに着やすいバランスになります。
アーガイル柄のようなダイヤ柄のような絶妙な柄が肌馴染みの良い雰囲気でまとまった一着。
さて、ここからは乱発していきます。笑
近年、沸々と人気が沸騰中のアメリカブランドの"LANDS END"。シェットランドウールを使ったニットで、玄人好みのエルボーパッチの入る作りと、北欧ニットらしいトナカイの柄が絶妙なバランスの一着。
次。
ウール物も羽織りとなるとスタイリングの幅も広がります。せっかくなら北欧原産の素晴らしい素材感で。
勘弁してまだ暑いよ〜。って方はこれ。笑
昨年のイベントではご用意していなかったカテゴリーはコットンニットです。残暑が残る季節、まだまだイメージが広がらないという方は是非おすすめです。
こちらは素材にラミー(リネン)が入るサマーニットのようなポジション。
ニットの編みが不規則に模様が形成された面白いニット。サイズは大きめですので表情が出るようにだるっとラフに着用いただけると良いと思います。
まだまだ〜。笑
こちらも面白いテイスト。通称『スキーニット』とも言われるニットで、編み目が表に出ない程よい厚みのニットになります。
ゲレンデ用としてインナーにも着やすいように編み目を表に出さず開発されたとの事。そのため大ぶり過ぎないシルエットで扱いやすいニットになります。
今回は、NFLのオフィシャル物やNBA物などの玄人好みの珍品が入荷しました。
などなど。
様々ご用意しております。
正直紹介しきれない内容です。
まだニットイベントは開催中ですので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
皆さまのご来店お待ちしております。
それでは。
※一部オンラインストアにも掲載中です。良ければご覧になってみてください。
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