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カクテルへの思い
いわゆるスタンダード・カクテルが好きだ。でも、居酒屋や普通のカフェでは、薄く作ったフィズとかハイボールしか置いてない。
ジンやウイスキーとベルモット(香り付きワイン)のカクテルなどの、ショートグラスで提供されるような強いカクテルは、単価も上がるし、シェーカーが必要だったりするから、面倒くさいのだろう。
確かに、ホテルのバーなどに行けば飲める。でも、一杯1500円くらいしてしまう。そこで、自宅でカクテルを作れるよう、とりあえず必要な道具は揃えた。
最も好きなカクテルは、カクテルの女王といわれる「マンハッタン」だ。これは、ライ・ウイスキー+スイート・ベルモット+アンゴスティラ・ビターズ(香りづけ)をステアするだけという、簡単なレシピだが、うっとりしてしまうほど美味しい。
なんせ、生まれて初めて飲んだスタンダード・カクテルがこの「マンハッタン」なのだ。
あれは、20歳のころ、香港へ向かうキャセイ・パシフィック機で提供されるカクテルの中に、「マンハッタン」を見つけ、頼んだのだ。
当時は、スタンダード・カクテルの情報だけは雑誌等で得ていたが、実際に飲んだことはなかった。あの時の衝撃的な味が、それ以降、色々なカクテルを作る中でも、最も気に入っている代表的にものとなった。
あとは、カクテルの王様「マティーニ」などのジンをベースとしたカクテルが好きだ。アルコール度数も高く、原価も高いので、居酒屋では出せないものが多い。
上の画像は、ジン・ライム、いやいや、シェーカーがあるので、「ギムレット」を作った時のものだと思う。
ちょっと、スノッブというか、気取った記事になったけど、こういう趣味を持ってる人がいましたら、コメントよろしくお願いします。