マイホームを住み替える #45
|先に売るのか先に買うか
マイホームを住み替えようとしたとき、今住んでいるマイホームを売却して、次のマイホームを購入するか賃貸するかになるんですが、今回は次を購入する方向でお話しします。
今住んでいる家にローン残債がなければ、何の問題もなく次の家を探してそのタイミングで住宅ローンを組み引越しまで行けます。買うと売るのタイミングを考えなくていいんです。
難しいのは、今の家にローンの残債がある場合。
普通に考えると今の家を売却しローン残債を一括返済し、同時に次の家を購入するのがベストでしょう。
しかしこれはタイミングが難しく現実的には無理でしょう。
だとすると、現実的には先に買ってから売るか貸すかすることで、今の家が売れる前に次の家に引っ越すことができます。
この「先に買う」のメリットは、落ち着いて次の物件が探せる事と、引越しも1回で済む為、労力と費用も抑えられます。
一方のデメリットは、売却価格が確定してない為住宅ローン残債の返済などプランが立てにくくなります。
住宅ローンも二重で組む(ダブルローン)可能性もあり、金銭的な体力がないと難しいという事があります。
次に「先に売る」のメリットは、売却価格が決まっているので新規物件購入の資金計画が立てやすいという点です。
またダブルローンを組む必要が無い為、支出の不安が少なくて済みます。
一方のデメリットは、新居購入までの間仮住まいをしなくてはいけない点です。賃料もかかるし、最終的に引っ越しも2回しないといけない。費用と労力がかかる事です。(可能ならどちらかの実家に仮住まいする手もあります)
|選択肢を比較検討する
上記のどちらがいいのかは、各家庭の事情によって変わってきます。
これらを不動産エージェント、仲介担当に相談しいろんな方法を提示してもらい、その中から選択する事が大切です。