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住宅ローンの借入上限額を決める #44 


|マイホーム探しの事前準備

マイホームを探すぞと思い立って、まずして欲しい事は物件を探す前の事前準備。

事前準備とは
・購入条件を夫婦、家族で話し出し合ってみる。次にその条件に優先順位をつける。優先順位の最後の方はいざ購入判断の時にカット(諦める)される可能性があります。

・住宅ローンの事前確認。まず債務者の個人情報部分を確認します。現在の借入の有無、過去にローンの支払いで遅れはなかったかなど振り返って洗い出してください。基本的に借入が可能かどうかの大事な部分で
す。

|住宅ローン借入上限額を決める

現在の家賃支払い(月額)を基準に、ローンの支払い(月額)は今の家賃に幾らまでならプラス出来るか出来ないか。ここはご夫婦でよく話し合ってください。

一番大事なことは、将来今の仕事や収入が変化しても何とかなる支払額を出すことです。だから今まで払ってこられた家賃を基準にするんです。

この月々の支払額の上限が決まれば、住宅ローンの借入上限額が決まります。計算方法はありますが、出来ればこの事前準備の段階から仲介、不動産エージェントに入ってもらい相談するがベスト。

|購入する家の価格上限額が決まる

住宅ローンの借入上限額が決まれば、おのずと購入する家の価格上限額も決まります。

不動産購入には、物件価格とその売買に伴う諸経費が掛かります。

中古住宅の場合では、物件価格の約10%前後の諸経費がかかってきます。新築であれば少し低くなる計算ですが、やはり上記ぐらいは見ておいた方がいいでしょう。

上記の事から、フルローンをお考えの方であれば、この諸経費も含めての借入になる為

住宅ローンの借入額=物件価格+諸経費(10%)

となり、今から探す物件の価格帯(借入上限額-10%)がはっきりしてきます。

途中で話してますが、こういった事前の準備段階に信頼できる仲介に入ってもらい、相談しながら決めていくことをお勧めします。プロに入ってもらった方が進む方向を間違わず、遠回りせずに済みますよ。




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