ヴァンフォーレ甲府2021シーズン総括
今年を振り返ります。
今シーズンの評価は自分では80点です。目標の勝ち点、得失点差はしっかり到達できたことは素晴らしかったです。
しかし、大目標の昇格に到達できなかったことは非常に悔やまれます。昇格したジュビロ磐田や京都サンガの差はジュビロ磐田に関しては得点をしっかり取りそれをベテラン選手を交えて試合を逃げ切った点、京都サンガについてはチョウキジェ監督が強度の強いチームを作り上げ競り合いのゲームをことごとくものにした点があげられると思います。この二つの点がヴァンフォーレ甲府としては、大きく劣ってしまったと思います。昨年から継続課題であるピッチ上のキャプテンシーの選手が不在でリードしているゲームでも試合終了間際のセットプレーでマークがマンマークかゾーンで守るのかが徹底されておらず、それを狙われて勝ち点3を得ることができなかったのがアウェー山形戦と松本戦、ホーム千葉戦で見られました。特にホームの千葉戦はそれを狙うがごとくプランを進められてしまったのが象徴的でした。そこで勝ち点合計6失ったのは大きかった...。この部分でも伊藤監督はあまりこの事象を突き詰めたコメントがでなかったのは残念でした。このことから、伊藤監督は求心力がないのではないかと思った理由です。他の上位であれば繰り返しの事象であれば徹底的に分析し場合によっては補強も行われます。優勝したジュビロ磐田も同じ傾向がありましたが点をそれ以上に取って逃げ切った部分も大きいです。9月に負傷した泉澤選手にかわって今年加入した関口、長谷川、須貝、鳥海にJ1広島からレンタル移籍でかにゅうした野津田を中心にイニシアチブを取り、前半に先制し先行逃げ切りのパターンを確立させました。この部分は大きく評価できると思います。それでも、後半戦にはいっても特に個の強い選手がいるチームと当たると終盤に失点をしてしまったり、挑戦者の立場でありながら逆の立場のようなサッカーをしてしまい勝ち点を積めなかったのが今シーズン昇格できなかった大きな原因だと思います。全体的には前年より成長しましたが、肝心の勝負弱さが出てしまったのではないかと思います。
シーズンが終了し、伊藤監督の退任が決まりエースとしてコロナでフルには活躍できなかったウィリアンリラ選手の去就が不透明の中、まず次期監督を選定し条件としては今年のベースを維持しつつリードした場面で終盤を迎えたときのゲームプランを徹底的に構築出きる方が望ましいと思います。補強ポイントはボランチから後ろで日本代表を経験した選手を中心としたピッチ上での監督の補強を1枚から2枚出きればいいと思います。それ以外では個をもったストライカーを獲得する方針のようなのでしっかり獲得できれば来期の昇格する確立は高いと信じてます。みなさん、ネガティブな考え方が散見されてるようですがしっかり補強、監督人事がしっかりすれば昇格できるチームとしてシーズンを戦ってくれると確信しています。
ともあれ、ヴァンフォーレ甲府に拘わっている全てのみなさんお疲れ様でした。来期は昇格を公約にして頑張っていきましょう。
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