カッコの中にマルは要らないのか!
絶賛、小説執筆中の松梅です。
息抜きでこの記事を書いています。文字を書いて疲れたから息抜きに文字を書くとか。とうとう僕も、その域に来たかと思うと感慨深いです。
先にお知らせというか、宣言なんですが。創作大賞2024の小説部門に応募する作品を現在書いています。ファンタジーとミステリーを融合したような作品になっています。頑張って書き上げます。楽しく読んでもらえるよう、鬼の推敲がんばります。
(6月末日追記)
書き上げました!締め切り3週間前とか、自分で自分を褒めたくなります。
結構自信作です!
初めてなので至らぬ点もあろうかと存じますが、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
今、プレゼント企画も実施しているので、宜しければこちらの記事もご覧ください。
(追記終わり)
突然ですが、これを読んでいるあなたは、これまでに小説を書いとことがありますか?
僕はありません。今回が生まれて初めてです。
前職は普通に物理教師だったし、現在は動画を作っておまんまをいただいています。
「構成やストーリー作りなど、動画制作にも役立つかも知れない」そう思ったのがきっかけで、普段しないことに触れてみようと、今回はじめて小説を書くことに挑戦しています。
それにしても小説は奥が深いですね。
あ、話そのものではなくて、テクニカルな話としてです。
例えば、ひとマスあける。
ウェブ記事などでは、冒頭のひとマスって空けないことが多いですよね? この記事の文章と同じで。(僕だけかな?)
紙媒体の本でも、ノウハウ本やデザイン系の本ではひとマス空いていないことがありました。
でも、小説は空けます。出版業界では当たり前すぎてあくびが出るのでしょうが、僕はこれまでその業界に1秒も在籍したことがないのでご容赦ください。
ひとマス空けるなんて、原稿用紙を使う時だけの「縛り」のようなものだと思って生きていました。
紙の本になる時に初めて空ければいいかと思いましたが、何事もやはりお作法は大事と思い、頑張って空けています。
初めは「凸凹があって読みにくいな」と思いましたが、あら不思議。ある程度文章がまとまって書かれてくると、逆に読みやすいなと気づきました。
同じ路線で、改行する、段落を分ける。これも苦労します。
勉強がてら、note上で他の作者の方の作品をいくつか流し読みさせていただきました。人によって改行の仕方や段落の分け方が違うので、改行や段落の作り方によっても個性が出ていて面白いですね。
別の切り口からも奥深さを見てみます。
僕が困ったのは、「 」の使い方、そして「。」の使い方です。
話が違うじゃねーか、とキレそうになりました。
一つ目に出てきた「ひとマス空ける」問題にも通じますが、「 」を使う場合は、文頭を詰めて書く(ひとマス空けない)のが一般的だそうです。
つまり……
地の文を書くならこうやって、ひとマス下げて書き始める。
「じゃあ、会話は?」となったら、「 」はひとマス下げずに書く。
さらに困ったのが「 」の中の「。」問題。
僕は確か小学校か何かで「かっこの終わりと句点のマルは、一緒にひとマスの中に書きましょう。」と習った覚えがありました。しかし出版業界では、「そもそも、かっこの最後に丸はいらない」となっているようです。
「こんな感じで」
なんですか? ダブスタですか? ダブルスタンダードなんですか?
始めは「なぜ?」と思いましたが、慣れというものは本当に怖くて、確かに「。」がカッコの中にあると、だんだん気持ち悪くなってきました。
マルハラです。マルがついているハラスメント。
ハテナの後のひとマス空けるとかも知らなかったし、「…」などは偶数個で使うのが一般的とか……ほんと、執筆のお作法は知らないことだらけでした。
もはやここまで来ると、今まで僕がしていた「記事を書く」という作業は、出版業界では御法度のことばかりをしていたようにも感じます。
何事も、きちんとハマると奥が深いものですね。
一番苦労しているのはもちろん、小説の内容を考えることです。
どれだけ体裁が綺麗に整えられていても、作品自体が面白くなかったらダメですもんね。
奥が深いぜ、小説。出版界。
ということで、執筆に戻ります。
みなさま、良い週末を!
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