フリーランス、新年度前のドキドキ。
本日から正式に公務員じゃなくなった松梅です。
今までは給与という形で税金のキックバックがあった身分ですが、今日からは支払う一方です。
(正しくは目に見えない形で利益を享受していたり、子どもの手当てとかでバックはされていますが)
私の経歴が気になる方はこちらの記事をどうぞ。
昨日無事、児童手当の切り替えを役所に提出してきて、残るは開業届など新たな方の手続きを残すのみとなりました。
県立高校の教師だったので、これまでは事務室にお金の管理などをしてもらっていたのですが、これからは市役所にも足繁く通わないといけないのかな?と感じたところです。
ということで本日は、お金絡みの話をしていこうかと思います。
3月末から支払う金額がエグい
公務員から脱サラして第2の人生を歩もうという人は、定年退職以外には多くはありません。
以前、記事や動画にするために調べたことがあるのですが、定年前に辞める人は教師全体の1%を切りました。
(この2〜3年はコロナの影響でもっと少ないかもですね。)
そんなレアな立場なのであまり参考にならないかもしれませんが、びっくりしたことがあります。
3月末からすでに多額の支払いが始まるということです。
例えば、共済組合の任意継続のための掛金。
自治体によって違いがあるのかもしれませんが、私の場合は3月22日ごろまでに払ってくれと言われました。
(3月末だと保険証の切り替えが遅くなるよーと言った旨の通知分をいただきました。)
その額、私の場合はおよそ27万円。
半年分でこれです。
当初何度も支払うのめんどくさいし…と思ったので1年分にしようかと思ったんですが、50万円以上するじゃないですか。
びっくりです。
とてもじゃないけど「後のことを考えると、3月にいきなり給料1.5ヶ月分飛ぶのはキツイ…。」ということで、半年ごとにしました。
ちなみに1ヶ月単位の支払いは、基本的にできません。
(再就職とのかの絡みの人だけが可能だったかな?)
そもそも任意継続って何?
わかります。私もいざ「やめよう!」と思ってから色々調べたりして出会った言葉だったので、教師を続けている限り、普通には通らない言葉だと思います。
少なくとも私は辞めると決めるまで通ってきたことはなかったです。
簡単に言えば、健康保険には2種類あって
国民健康保険
社会保険(共済保険)
このうち、辞めちゃうと(当たり前ですが)社会保険には入れないので、国民健康保険に加入することになります。
ただ、この2種類の大きな違いは
扶養の概念があるのか(一人分で済むのかどうか)
掛金の半分で済むのか(残りは会社や県・市など雇用主が払う)
この2つかなと思っています。
で、任意継続というのはお察しの通り、社会保険の方に「任意で継続してもいいよ?」という制度のこと。
案内文にも書かれていますが、あくまで任意なので学校や事務、その他心優しき大人から詳しい説明がされるわけではありません。
「入りたかったら、どうぞ。」
いきなり荒波に放り出される感がすごいよね。
(しかも年度内に掛け金として20万円だの50万円だの支払うっていう…。)
ここまで読み進めると疑問に感じる人もいるかもしれません。
「そもそも任意継続なんだから、入らなくてもいいんだよね?」
って。
その通り。だからこそ丁寧な説明があるわけでもないし、強制的に入らされることもない。
じゃぁなんで入るの?と言えば、単純明快。
安いから。
私の場合は、任意継続を選択して県が半分支払ってくれていた金額を支払うことになっても、国民健康保険の総支払額(配偶者分と子どもの分)の方が高くなる見込みでした。
この辺りの試算や検討は、全部自分でやらなきゃいけません。誰も教えてくれません。
それじゃあまりにも寂しいなと私自身感じたので(あくまで自己責任でお願いしたいのですが)参考までに言うと
2〜3年ですぐに教師を辞めるわわけじゃない
(ちなみに私は12年)扶養する家族がいる
(ちなみに私はパートナーと子1人)パートナーの扶養に入れないor入る見込みがない
(これまで扶養内で働いていて、これからもしばらくは正社員などになる見込みもない)
以上であれば、保険料の総支払額は任意継続の方が安いと思います。
まぁとはいえ、私みたいにいきなりフリーランスになる人ばかりではないと思うので、転職して企業に勤めることが決まっていればその会社の社会保険に切り替わるだけです。
ご安心ください。
そういう意味でも
(ギリギリ)30代公務員 → フリーランス
このルートを辿るときのレアケースと思っていただいたら良いかなと思います。
ちなみに40歳を迎えると介護保険料という保険料が上乗せになるので、任意継続の掛金は増えます。
(私もちゃっかり誕生日以降の月には加算されました。)
ほんと、生きているだけでお金ってかかるんですね。
今までは給与という形で税金のキックバックがあった身分ですが、ほんと支払う一方です。
(以下ループ)
本日の動画・記事紹介
今日みたいに「教師を辞める前後」で気になったことをまとめた内容のものを紹介します。
お金の話は、誰も教えてくれないのに知らないと損するみたいなことが多いので、これからも定期的に情報を共有できればいいなと思っています。
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では休憩時間を終えようと思います。
本日もお読みいただいてありがとうございます。
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