時間に、余裕が欲しい
小田急線新宿方面、7:54の通勤急行に飛び乗って、8:03近くの大きい駅で快速急行に乗り換える。
少しでも空いている通勤急行に乗り続ければいいものを、到着時間を10分早めるためだけに、
乗車率160%の車内に自ら突入していく、
中に詰まっている人を更に押し込んで
ストレスの中に自ら突入していく、
たった10分の為に、そんな行為をしている自分に
ふと笑いが込み上げる
目の前の人を押し込みながら、後ろの人に押し込まれながら思い出す
『今日はいつもより10分早く家でたのにな、、』
10分長くかかるが空いている電車を選ばずに、
何時もの激混みストレス空間へ一目散に駆けて行くなんて自分で自分の余裕のなさに呆れる
入社してまもなくの頃、遅刻した、
電車が混みすぎていて急行に乗れず各停で向かっていたら始業時間を過ぎていた
人間強くなる、とも思うけど、それはただの変わったふりで、乗車率60%で生きてきた私にとって、140%の負荷は乗り越えられる壁なのだろうか
理想のわたしになるために、140%の不可は必要なのだろうか、わからない
ひとまず今より20分早く起きて、通勤急行に乗れるようになったら、ご褒美に毎日アイスを食べよう
そうこうしてるうちに大手町に着いたようだ
私にはどうも律された世界は生きにくい