ワンピース STAMPEDE を観て
今日、ワンピースSTAMPEDEを映画館で観ました。
やばかったです。ほんま、もうマジでびっくりするぐらい面白かったです。
こういう長文書くの、面倒くさいし元々自己顕示欲もないんですが、あまりにも『伝えたい!』って気持ちが抑えきれずnoteに書き殴っています。
今現在、観終わってから3時間くらい経ってます。なのにまだ興奮してます。なんならさっきまで興奮冷まそうと原付で走って、夜風に当たってました。ちょっとクラクラしてたから運転危うく、電柱にぶつかりそうになったくらいイカれてます。
そのくらい傑作だった映画、ワンピースSTAMPEDE。何が面白かったって、まぁネタバレはしたくないからあまり言えないんですがとにかくこれまで作中に出てきた敵キャラ、仲間が再登場しまくるところが魅力の1つです。
ルフィと今まで何かしら関わったメンバーが大集合。
すっごい豪華。
いいともの最終回もビックリのオールスターキャスト。
入り乱れて闘います。
『うっわ!あのキャラとあのキャラが闘ってる!』
『え!?ここで手組むの!?』
『この2人の組み合わせはスゴいな!!』
そんなんばっか、もう目白押しです。
興奮しっぱなし。途中から息が荒くなって横にいた友達にバレていないか心配になるほど。
昔、アンジャッシュの渡部が「家に女の子を呼んだとき、その子がブーツを脱いで、足を少し露出したんですね。そのときに恥ずかしがっていて、この先もっと恥らうことをするだろうに『恥らいきれるのか!?』って思った」言うてました。
『恥らいきれるのか』、、、
『○○しきれるのか!?』ってエキセントリックな感想やな、とそのとき思ったわけなんですが、今日、映画見てる途中こう思いました。
『これ、興奮しきれるのか!?』と。
そのくらいやばかったです。
で敵もまたこれがすっごく魅力的なんです。
ルフィが相対する敵の名は『ダグラス・バレット』、元海賊王のクルーという設定。
バレットはワンピースの世界の『戦争の絶えない国』に生まれた捨て子で、ダグラス将軍という軍の部隊長に拾われました。
そして軍の捨て駒、尖兵として使われます。
あるときはいの一番に地雷原を歩かされ、またあるときは爆弾を抱えて敵軍に突っ込んでいく。人として見なされていないから名前はなく、常に9番と番号で呼ばれていました。『ダグラス・バレット』というのは『ダグラス将軍のところの弾丸(バレット)』という意味で哀しい呼称です。
バレットは卓越した戦闘能力で戦争で連戦連勝、生き延び続けます。
しかしその異常な強さから仲間に恐れられ、裏切られます。
それでも強いから裏切った仲間を返り討ち。
その後も戦争で功績を挙げ続け、養父のダグラス将軍のお気に入りになります。しかしダグラス将軍もそのバレットのあまりの強さに『いつか自分を脅かす』存在になると危惧。殺害を決意。
バレットはショックのあまり怒り狂って暴れ、ついには自軍と自国を滅ぼします。
そして海に出た末、その後の海賊王ゴールド・ロジャーと出会うのです。
バレットはロジャーと闘い、その結果敗北します。
『ロジャーに挑み続けるため』とクルーになり、次第に心を開いていく。
しかしロジャーは不治の病に冒され死んでしまう。
友の裏切り、親の裏切り、ロジャーの死。
悉く1人で、自分の力で生きていく状況に身を置かざるを得なかった彼の境遇は、『仲間がいないことの強さ』に繋がります。
1人が最強と信じ、『守る仲間がいないことの強さ』を是とするバレットと『仲間がいることによる強さ』を持ったルフィが激突する。
もうめちゃくちゃ良くできた対比で最高です。すっごいきれいな対立構造。
ちなみに、実は今述べたバレットの話は作中では語られていません。
これは単なる設定で、本編に出てこない水面下の部分でここまで話を組み立てているんです。尾田先生が関わってるだけあってめちゃくちゃ作りこまれてます。
オールスター大集合、バレットの壮絶な半生に加えてもうひとつ魅力となるのがこの映画のシナリオです。
ルフィたち、世界中の大海賊が集まって何するかというと宝探しなんですがその宝がやばいです。
その宝のせいで、ワンピースという物語自体が終結することもありえました。ルフィが最後に○○をしなければ物語が最終回を迎えてました。
1つのシナリオとしてはクロコダイルが海賊王になって終了してました。
(ネタバレできないからこれ以上は書けないけど)
そのくらい重要な話で見ごたえが半端じゃなかったです。
そういう諸々の魅力が詰まった、ワンピースSTAMPEDE。マジでお勧めです。
ワンピース好きな人は、絶対劇場で観たほうがいいので是非足を運んでください。
そしてできれば感想を僕と語ってください。笑