シティリーグ(シーズン3)茨城 2019.3.30 ベスト16 ビーストボックス筋肉型
アローラ!まつすけ( Twitter : @matsusuke_fms )と申します。
とても運がいいことに誰も使わないようなデッキでベスト16に入りました。これは面白いなぁ笑 と思ったので記事を書くことに決めました。こんな人もいるんだなぁ程度で読んでもらえると嬉しいです!
どうせ環境も変わるので今回の記事は無料で公開します。
内容はかなり薄いです…不慣れなもんで…
当ブログの構成は以下の通りです。
1章:環境考察
2章:デッキの変遷
・1) デッキレシピ
・2) デッキ相性、立ち回り
3章:シティリーグ当日
・マッチング
・対戦内容
4章:あとがき
1章:環境考察
シティリーグ茨城の1週間前にシティリーグ千葉・大阪とともにサナニンフが優勝し、今回のシティリーグではサナニンフのメタデッキが増えるだろうと予想しました。雑な予想は以下の通りです。
Tier1:ピカゼク、レシリザ、ゾロアーク系統(ジュゴン、ルガンあたり)
Tier2:サナニンフ、ウルネク
Tier3:小ズガ、エルフーン、ジラサン、マタドガス、デスカーン etc...
ピカゼクにフラダリラボや無人発電所を入れることで対応が効くのでかなり多いのでは?と予想しました。またサナニンフが流行ればレシリザが依然として増えるだろうなぁと思いました。
また、ミラーはじゃんけんとまで言われているゾロジュゴンはトリプル加速エネで(ゾロアorマーイーカ)×2を先2でジュゴンで刈り取るプランが主流なためウルネクは少し減ると考えました。またジュゴン対面では絶望的なマッチアップの小ズガはシティリーグ大阪の優勝を境に1,2週間で対策を立てまくられTier3の絶滅危惧種だと予想しました。また、今のゾロアーク系統にはアローラ臭臭泥の採用がほぼ100%のため、デスカーンやジラサンは鳴りを潜めると考えました。
2章:デッキの変遷
1-1) デッキレシピ(シティリーグ茨城1週間前の時点)がこちら。
は?ビーストボックスはどうした?
そーなんす。1週間前まではゾロジュゴンで行く気満々で前日まで調整を重ねていました。レシリザや小ズガに相性がいいジュゴン、ピカゼク対策のミュウとヨーギラス、サナニンフ対策にハッサムGXとバリヤードなどある程度想定できる環境デッキに大きく不利マッチを強いられることをなくそうと考えてこの形になりました。
頭ハロー、ハッピーワールド!かよこいつ。カード絞れよ。事故るだろ。
ただ、2週間前の時点ではカエループ(ラフレシアフーパ投入型)、ニダンギルルガン、マタドガスなどのデッキを実際に作成しまわしていました。
1週間前にハッサムGXのGX技がトリエネで起動できることに気付いて、
(ふりおろすGX100点+ハチマキ30点+ククイ20点)×2-メット30点=270点
でサナニンフ確1とれるじゃん!という発想に至りました。ただ、どうしても取れて1体なのでアセロラを封じる必要があると考え、バリヤードの採用に至りました。とにかくサナニンフ1体を死ぬ気で取って無傷サナニンフをハッサムで仕留めるプランが現実的だと考えました。
ゾロジュゴンはどうしてもサナニンフに大きく不利なので上記の2枚で対策をとり、ほかのデッキはまぁ勝てるやろ()という形になりました。(過去形)
シティリーグ2日前、このデッキでトレリに出て3-1で16人中2位になりました。このデッキで行こうと意思を強く持った時期が僕にもありました。
すべてが変わった前日。シティリーグ秋葉原のジムバにこのゾロジュゴンを握って明日の調整として練習しよ~と思って出ました。
結果0-3最下位。え?明日シティリーグだよな俺?
一緒に来ていた先輩に「お前明日なんの大会出るんだっけ?ジムバ?」と言われて吹っ切れました。このデッキやめよ。勝てないじゃん。
一緒にジムバに出た先輩は2連勝1敗という成績で普通にこのゾロジュゴンより勝っていました。そのデッキがビーストボックス筋肉型でした。
え?ビーストボックスでよくない?面白いし。
というわけでその先輩からデッキを授かり、自分なりにアレンジして出ることになりました。僕の作ったデッキじゃ勝てないんじゃないかと不安になったのでそれが手っ取り早いと考えました。その先輩は僕の直前のデッキ変更をゲラゲラ笑ってました。それとトナメ上がれよ()って言ってました。
デッキ自体はその先輩が4か月使い続けていて見慣れていたので回し方はほとんど知った状態だったのは良かったです。
1-2) デッキレシピ(シティリーグ茨城で使用したもの)
うーん、ジェットパンチ!w 卍筋肉卍
ウルトラウォール×3でフルメタルウォールじゃん。wowow
ビーストレイド 無色1個でライオットビートじゃん。wowwow
※ 2) でちゃんと書きます。
ハンドリセットのサポをしっかり使えるかが大事になってきます。
ビーリンでツンデにしっかり鋼エネを2枚付けるために鋼エネを3枚にしました。リーリエ4をリーリエ3とロケット団の嫌がらせにしました。
ウルトラスペースは3か4か悩みましたがスタジアム張替えの動きが強いので4にしました。ウルトラ調査隊とかいう最強ドロソ。
2) デッキ相性・立ち回り
①デッキ相性
有利:ピカゼク、ゾロアーク系統、ジラサン
普通:サナニンフ
不利:レシリザ、ウルネク、小ズガ
・ピカゼク:ピカゼクは有利をとれます。ジェットパンチでハチマキ込みであれば1エネで前120点、後ろ30点をまくことができます。またフルメタルウォールでエレパやハチマキの要求値を増やすことができます。ピカゼク相手の場合はマッシブーンGX軸でツンデツンデをしっかり並べれば勝てます。
相手のサイドが3,4枚になったらビーストリングでマッシブーンGXのエネをしっかり加速してナックルインパクトを打ちます。3エネ付いたマッシが2体いるのが理想です。小マッシで殴りに行くのもいい手です。
・ゾロアーク系統:やや有利マッチ。最近のゾロアーク系統には無人発電所対策としてマーシャドー(特性:リセットホール)が入っているためそこに気を付けます。マーシャドーの技、レッドナックルはハチマキ込みで弱点を突いてマッシブーンGXとアーゴヨンGXに対して200点もの火力が出ます。こちらはツンデを少なくとも最速で2体立てる必要が出てきます。そうすることでマッシブーンGXがHP10の状態で場に残ることができます。(その後はアセロラなど)
ほかにもアローラ臭臭泥が出るとツンデツンデの特性が消えてライオットビート+ハチマキ+ククイ+原野でツンデツンデGXが確1で持ってかれる可能性が出てきます。対ゾロアーク戦はマーシャドーとべトンに最も意識を割きます。ルガンが入っている場合はサイドポケモンの数に気を配ります。
こちらは闘弱点のゾロアークを標的に殴っていきます。ただ、状況によってビーストリングのエネ加速先がツンデかマッシか変わってきます。
・ジラサン:意識するのはコケコGXとウツロイド(ナイトキャップ)。ビーストリング起動圏内でエネを加速しすぎるとコケコGXのGX技ですぐにビーストリング圏内を突破されてしまいます。また、超のウツロイドの弱点を突いたナイトキャップで負けが存在するため、前半のジェットパンチでジラーチなどに撒いて置き、サイド3→1にする状況をつくる動きも大切になってきます。フーパが入っている場合、エネが3枚付いたところでかみつかいか小マッシで倒します。
・サナニンフ:ツンデツンデと無人発電所のタイミング次第。3エネ付いたツンデが落ちなければ勝ち。マッシはサナニンフ対面だと弱いのでアゴとツンデがメインになります。ビーストレイド2回+ハチマキかビーエネでサナニンフはとれるけどアセロラ・まんたんのくすりがある以上そううまくいきません。あえてサイドを2枚とらせた後の動きが一番大切になります。ビーリン圏内に入った時に確実にツンデに鋼エネを2枚付けます。そのあとにハチマキかビーエネをつけることで
(ギガントスタンプ120点+ハチマキorビーエネ30点)×2-メット30点=270点
でサイドを3-4にできます。この時、エネが多いサナニンフを倒せるとほぼ勝ちになります。次のターンにギガントスタンプかレイGXで勝負は決まります。もしエネが少ないサナニンフを倒して、後ろに2エネ以上ついたサナニンフがいると、次のターンに手張り+無人発電所とミラクルマジカルGXで、きっちりとツンデをとられてしまいます。エネの加速手段を失うとビーストレイド120点が最高打点となるためほぼほぼ負けになります。
・ウルネク:負け。ギラティナ軸に切り替えて殴ってきたら負け。ギガントスタンプ120点でギラティナに10点足りない。マッシ・アゴは弱点で確1とられる。相手がギラティナで殴るほうが強いことに気づいたら負け。ウルネク軸で殴ってきたらイカを刈り倒してウルネク、テテフを倒してワンチャン勝ち。
・レシリザ、小ズガ:負け。うん、負け。無理。当たらないお祈り。
3章:シティリーグ当日
①マッチング:上のツイート
②対戦内容
1戦目 ウルネク 〇:絶望。負けを確信した。
と思いきや相手が事故で超エネもトキワも引けずに2ターンが経過。ジェットパンチでイカを2体倒してウルネク、テテフを倒して勝ち。相手がギラティナ軸で殴ってこなくてよかった。
2戦目 ピカゼク 〇:カモ笑。勝ちを確信。
そのうえ4ターンくらいデデンネGX1体だけでこっちはグズマでツンデを前に固定されて泥試合。相手はピカゼクを引いてベンチ。こっちは入れ替えとビーエネハチマキを引いて前のネズミを吹っ飛ばした。着々とエネをマッシにつけてピカゼクが出てきたところをグズマでナックルインパクトでほぼ勝負あり。最後はビーリンレイGXで勝ち。
3戦目 モルフォンゾロアーク 〇:ゾロアーク系統は勝てる。
と思いきやコンパンが出てきて雲行きが怪しくなる。順当にゾロアにジェットパンチを当てて前とりながら後ろのバリヤードに3点撒く。ゾロアークGXにナックルインパクトを当てたりグズマでメタモン♢を倒したりして残りサイド2-4。キョウの罠でビーリン使ったマッシが落ちて少し焦るが、最後はポケギアでグズマにタッチして勝ち。
4戦目 レシリザ 〇:絶望。負けを確信した。
ボルケニオンをビーストレイドで取って残りサイド数が5-6で先行。その後溶接工でレシリザが3エネになりGXでアゴをとられて5-4。
ビーリン圏内でマッシブーンGX2体にそれぞれ闘エネが2枚ずつ付く。1体に手張りでナックルインパクト160。そのターンにウルトラスペースとネストでツンデツンデGXを2体出した(悪あがき)。相手のターンになってブルーの探索を打たれてハチマキか無人発電所持ってこられたらいよいよ負けだな…と思ったら火打石と溶接工を手札に加えてラッキー。そのままフレアストライク打ってとられると思ったらげきりんを打ってきた。相手がサイドをとろうとしたときに点数計算をしたら
(げきりん30+ナックルインパクトのダメージ160)-ウルトラウォール20=170
で20耐えた。相手はツンデツンデを忘れていてらしくラッキーに救われた。
次のターンにマッシGXを逃がして小マッシのスレッジハンマーで倒してサイド2-4。次のターンに溶接工と手張りと前のターンの手張りでフレアストライクで2-3。ナックルインパクト+ハチマキで190。返しのターンでジャッジマンで番が終わる。タンカとエネがあったのでビーストレイドで勝ち。記憶があいまいだけどそんな感じだったはず。
奇跡。相手のプレミ。ツンデツンデGX最高!
5戦目 エルフーン ×:かみつかい次第。
ビーリン起動圏内でエネがいっぱいついたエルフーンを確実にツンデで倒せれば勝ちかなぁ…というプランで進めることに。しかしながらハンド事故+ワンダーラビリンスがはがせないでそのまま負け。
6戦目 ルガゾロペルシアン:有利マッチ。ベンチの数を警戒(デスローグGX)
前半はかなり有利に試合を進める。ジェットパンチでゾロアをとり、ビーリンで加速したマッシでゾロアークをとる。ビーリン圏内に入れられたのはマーシャドー(特性:リセットホール)のせい。強すぎ。ビーリン2回目はツンデツンデにつけるべきところをマッシブーンGXにつけたのがプレミ。最後まで格闘エネが引けず、負け。
悔しい。けどトナメに上がれれば…
予選最終順位:12位。シティーリーグtop16の分布の中にビーストボックスの名前を刻み込むことができた。もう感無量。
トナメ1戦目 レシリザ ×:絶望。無理。
ハンド事故、ちゃんとGXから打ってくる。グズマでメタモン♢を1体倒しただけ。結論:レシリザには勝てない。
結論:レシリザ強い。このデッキ楽しい。以上。
4章:あとがき
分布が出てないのでなんとも言えないですが、レシリザとウルネクが多かったらしいです。また近くの卓だとマタドガスやニダンギルルガルガンなどのメタデッキが多かったなぁと感じました。
逆にサナニンフいた?ってレベルで見かけなかったです。
最近環境の変動が早いなあとつくづく実感します。
最後に対戦していただいた方、僕のどうでもいいお話に付き合ってくれた方、ジャッジの方、スタッフの方ありがとうございました!とても楽しいシティリーグを経験することができました。これからもCL、シティーリーグに出場するつもりなので楽しんでいきたいです!
※スペシャルサンクス:
イ ケ ダ先輩(デッキ原案・調整・カード調達の手助け)、
カロ(最終調整の実験台、フェロマッシ使うな)
レイムさん、つるたさん、《RM》さん、もぉりぃさん
(僕のくだらないおしゃべりに付き合ってくれたやさしい方々。)
(Twitter交換もありがとうございます。)(機会があれば是非!)