【シティリーグ柏best8】 一撃ウーラオス
突然ですが皆さん、キョダイイチゲキしてますか?
俺の愛馬はアグネスタキオン!アローラ、まつすけと申します。
抽選運だけで竜王戦スリーブとPJCS2021出場権を獲得している人です。
今回、摩天・蒼空発売2日後のシティリーグにてbest8に入ることができた為、メモ書き程度でnoteを書くことにしました。採用理由等をゆるく書いていこうと思います。
全文無料の為、時間がある時に読んでいただけると幸いです。
1. 環境予想とデッキ選択
今回は摩天・蒼空が発売されてから2日後のシティリーグとなりました。依然、連撃ウーラオス(闘タイプ)、黒馬バドレックス(超タイプ)、ダイナブラッキーや一撃ゲンガー(悪タイプ)の3すくみ状態にあります。
2色を兼ね備えた一撃ウーラオスや悪パーフェクションといったデッキタイプも有力候補にあり、新弾のジュラルドンやレックウザがどのように環境に食い込んでくるか?という環境だと予想しました。
デッキ選択の理由としては色の有利不利だけで負けが決まる試合を避けたいという思いが強かったため、一撃ウーラオスか悪パーフェクションを握ろうと考えていましたが、悪パーフェクションの場合、頂への雪道+マリィorリセットスタンプに屈して負けというパターンが考えられる為、あまり握る気になりませんでした(浅い)。
総合的に判断した結果、一撃ウーラオスというデッキを握ることになりました。デッキ選択に関して、考え方は人によって異なりますが、たいていのデッキに自分の動きを通すことができるデッキが好きなため上記の結果となりました。
現在の環境予想に関しては大まかに以下のようになっていると考えました。
Tier1
・連撃ウーラオス
・こくばバドレックス
・一撃ゲンガー
・ダイナブラッキー
Tier2
・悪パーフェクション
・一撃ウーラオス ←イマココ
・ニンフィアVMAX
・三神バレット
・リーフィアVMAX
・ルカメタザシアンザマゼンタ
・れんげきインテレオンVMAX
Tier3
・れんげきテンタクル
・ジュナイパー
・はくばバドレックス
・ビクティニブラッキー
わからん
・レックウザVMAX
・ジュラルドンVMAX
サンムーンレギュのレシリザ、剣盾レギュ初期の三神ザシアンのようにトップメタ読みが通りにくい環境であり、環境読みが非常に難しいと感じています。
2.当日のマッチアップ
1回戦 ルカメタ剣盾 先6-0◯
2回戦 ダイナブラッキー 先6-3◯
3回戦 一撃ゲンガー 後6-4◯
4回戦 悪パーフェクション 先3-6×
5回戦 悪パーフェクション 先6-2◯
予選5位通過
決勝トーナメント
悪パーフェクション(予選4戦目の方(今大会優勝者)) 先4-6×
ベスト8
※サイド枚数は記憶が曖昧な部分がある為、参考程度でお願いします。
1つ言いたいことは、悪パーフェクション当たりすぎ問題。
やや不利マッチのため、後半非常に厳しかったです。
3.デッキレシピ
ポケモン
○ブラッキーVMAX×3
○ブラッキーV×3
3-3ライン。強い点として、
①進化前のブラッキーVでも殴っていける
②草弱点(環境に草タイプが非常に少ない)
③進化後の特性
④160+(一撃エネの数)×20点でシステムポケモンや進化前Vを取れる
などがあります。ダイアーク160って火力足りなくね?と思っていた自分が浅かったと気づかされました。
先攻2ターン目、一撃エネが3枚ついた状態でダークシグナルで進化前Vポケモンを呼び出し技宣言ダイアークが強すぎる為、身内では親しみを込めてこの技をガイアーク(害悪)と呼ぶことになりました。
○一撃ウーラオスVMAX×2
○一撃ウーラオスV×2
ポケカ界の大谷翔平。キョダイイチゲキは実質ホームラン。
ゲンガーVMAXやムゲンダイナといった闘弱点のポケモンや、VMAXポケモンの技のダメージが通らないザマゼンタV、受けたダメージを全回復するモミ入り雪道連撃インテレオンの対面などで活躍します。
進化前の技インパクトブローが優秀で、一撃エネを2枚貼ることでたいていのVポケモンをきぜつさせることができます。進化後は技せいけんづきで闘弱点のシステムポケモンや非Vポケモンを倒したり、キョダイイチゲキでサイド3枚取り切ってゲームを制することができます。キョダイイチゲキを2回以上使う対面もあり、後述する「活力の壺」の枚数を把握し、リソース管理する必要があります。
○ヘルガー×4
○デルビル×4
個人的には4-4ライン絶対採用だと考えています。「ふつうのつりざお」を採用する場合には3-4でも良いと考えます。
○ミュウ×1
主にキョダイレンゲキ対策。ミュウを置くことができずに先2キョダイレンゲキでデルビルを2体もっていかれた場合、ゲームが終了します。
○デデンネGX×2
クロバットV1枚、デデンネGX1枚ずつを検討しましたが、進化ラインが多い為、クロバットVでは縦引きが弱くなると考えデデンネGXを2枚採用。
グッズ
○クイックボール×4
まずは手始め クイックボール!!
○ポケモン通信×3
○しんかのおこう×1
通信2、しんかのおこう2という構築もありますが、手札にドロー可能なサポートカードがない場合、デデンネGXをサーチする必要がある為、サーチ可能な通信を3枚採用。手札事故を嫌っての枚数設定です。ちなみにシティリーグ当日では2回デデンネスタートしました。許さん。
○活力の壺×3
枠の都合上3枚の採用。本当は4枚入れたいカードです。序盤に2枚トラッシュに送っている場合、終盤に引き込むことができずに負けてしまう可能性があるので注意が必要です。ルカメタ対面ではマリィなどでうまく温存しましょう。
○ポケモンいれかえ×2
○ふうせん×2
ふうせん3枚にするか悩んだ結果、いちげきウーラオスVMAXが逃げエネ3であること、ガラル鉱山などで前にポケモンを縛られることを考慮して2-2の採用になりました。入れかえるためのグッズは4枚必要だと思っています。
○隠密フード×1
ミュウに付けることでクイックシューターやダブルシューターから守ることができます。また、一撃対面の際にバトル場に呼ばれたくないポケモンに付けることでダークシグナルの対象から逃れることができます。
サポート
○博士の研究×4
縦引き最強のおばあちゃん。「博士の研究/ソニア博士」を刷ってほしい。
○マリィ×4
マリィ3枚、エリカのおもてなし1枚採用を検討していましたが、調整仲間に絶対4枚と言われた結果4枚になりました。相手の手札干渉ができるので非常に強いです。この環境の最強カード「マリィ」説。
身内戦ではマリィを使うたびに「おもしれー女」と言っています。
○ボスの司令×1
進化前であるブラッキーVをベンチに残しながら使うことができると非常に強いです。手札に引き込めることが少ない+枠がないため1枚の採用。
スタジアム
○あくの塔×4
とりひきができるスタジアム。4枚絶対採用。
頂への雪道で止まるケースを減らすことができたり、博士やデデチェンジの後に2枚追加で引くことができたりとかなり自分の動きが強くなります。
やはりあくの塔…!! あくの塔は全てを解決する…!!
2枚引きながら特性で裏のポケモンを呼び出す戦い方でルガゾロを思い出しました。
エネルギー
○一撃エネルギー×4
最強卍
○キャプチャーエネルギー×4
初動の安定感が跳ね上がります。ブラッキーは無色が2つ、ウーラオスは無色が1つとどちらに貼っても腐らないことが非常に良いです。初動にデルビル2体置くことができる可能性が高くなるため4枚絶対採用。
○基本闘エネルギー×2
枠の都合上2枚。ウーラオスVの上技とぎすますで加速できますが、とぎすますを使うことはほとんどありません。
4.不採用カード
○コロトックV
リセットスタンプ対策や手札事故回避する確率をあげるために検討しましたが、頂への雪道に屈するため見送りに。
○マーシャドー(リセットホール)
頂への雪道を割るために検討しましたが枠の都合上不採用。スタンプの被害が最小限で済むように立ち回ることである程度カバーできるため見送りに。
○ビッグパラソル
デッドムーンGX、ヨガループをケアするために考えましたが、隠密フードの方が環境に適していると考え不採用に。諸説あります。
○ふつうのつりざお
序盤にやむを得ずにトラッシュしてしまったポケモンや基本闘エネルギーを山に返すことができます。つりざおを入れるならヘルガーは1枚減らします。現物のヘルガーをツモる確率を上げたいことと、ポケモン通信のコストになること、あくの塔のコストになることからヘルガーを優先しました。
○エリカのおもてなし
個人的には強いと思っているサポート。マリィの方が強いと言われ不採用に。マリィ、おもしれー女。
5.大会後に検討したカード
○ヘラクロス
悪パーフェクションのデッドムーンGXの返し、三神バレットのオルタージェネシスGXの返しに有効だと感じました。試してはいないので机上の空論。
悪パーフェクション対面でベンチに出しておくだけで圧力かけられそうだと思いました。
○活力の壺 3枚 → 4枚
引き込めていれば…というタイミングがあったため検討材料。途中手札に抱えすぎた場合はあくの塔のコストになるので最大枚数採用でもよかったのかなぁと反省中。
○クロバットV
デデンネGXはGXポケモンであるが故にグレートキャッチャーで呼び出されたり、グリードクラッシュでサイドを3枚もっていかれたりします。
こいつ悪パーフェクション意識しすぎでは?
3回も当たればこういう思考になりがちです。広い視野を持ちましょう。
6.各デッキタイプとの相性、立ち回りなど
やや有利
・ムゲンダイナ
・ゲンガーブラッキー
・こくばバドレックス
五分
・雪道インテレオン
・連撃テンタクル
・ルカメタ剣盾
・三神バレット
・ニンフィアVMAX
・一撃ウーラオス(ミラー)
やや不利
・悪パーフェクション
・連撃ウーラオス
・リーフィアVMAX
※個人の所感なのであてになりません。
※輝いてここ一番 自分の直感を信じて
リーフィアVMAXと悪パーフェクションはかなり当たりたくないデッキタイプでしたが、悪パーフェクションとは3回も当たる羽目になりました。
じゃんけんで勝った場合、先攻を取ります。
じゃんけん心理学を履修しましょう。
基本的にVMAXを立てるデッキに対して、2-1-3 or 1-2-3、2-2-2のサイドプランを取ることが多いです。最後にキョダイイチゲキを打つパターンや、進化前のウーラオスやブラッキーで殴るパターンもあります。
初動でデルビル 1~2体、ブラッキーV 1体、ウーラオスV 1体を盤面に出し、Vポケモンどちらかに手張りができ、手札にドロー可能なサポートを抱えることができれば自分の動きを強く通すことができます。
その後は、ブラッキーVMAXの特性で裏のポケモンを倒したり、冴えてるウーラオスVの育て方をプレイしたりすることで有利に試合を運ぶことができます。
有利マッチであっても先攻を取られたり、ホラーハウスGXで先攻後攻が逆転したりすると負ける可能性があります。また、取れるサイド数に目が眩み、キョダイイチゲキを雑に使ってしまうと、「頂への雪道」や「リセットスタンプ」の返しに弱くなり負けるパターンが存在するため、ご利用は計画的に。
7.おわりに
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
各デッキへの立ち回りとか書かないの?と思われますが、書くのがめんどくさくなってしまいました。その分、PJCSに向けてポケカに時間を費やそうと思います。
思考の言語化も大事では?と思う方、おっしゃる通りです。
最後に当日対戦してくださった方々、大変なご時世の中大会を運営してくださったジャッジ・スタッフの方々、ありがとうございました。
おもしれー記事 と思っていただけたらスキボタンを押していただけると今後の励みになりますので、よろしくお願い致します。