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活動記録 2022年上半期
創作系シロクマVtuberの抹皚遊氣です。まつしろゆきと読みます。○○系のところはその時の思いつきで変えてます。
普段はピアノを弾いて、絵を描いて、Vtuberをやっています。活動の幅がとっ散らかっている。
Vtuberとしての自分の活動はTwitterのメディア欄とYoutubeの動画一覧を見ればわかるんですけれど、それ以外にどこかにピアノで参加したとか、絵で参加したとか、Twitterでの引用リツイートで告知することしかできなかったものたちがあります。
その都度に何度もリツイートしているとはいえ、Twitterでは流れたら流れっ放しです。例えば今日僕のことを知った人は、5ヶ月前に何に参加していたか追いきれないのです。活動規模は少しずつ拡大しているので、見ていた人も昔になるほど少なかったはずです。そうであってほしい。
正直このnoteだってそんな見ている人が多いとは言えないという感じですが、こういう文章が流れにくい場所はあったほうがいいということでひとつ。
絵描きとしての活動はよく更新を忘れるpixivで確認できるように頑張ります。
2022年3月14日 『ケモくりえいと』サウンドロゴ作曲
僕の活動として作曲というものは全く想定していませんでした。動画の最初に流れるやつがそれです。声はタウくん、動かしているのはいぬがみ犬汰くん! 豪華メンバーですね。それぞれケモくりえいとプロジェクトのメンバーではなく、ロゴ制作を受けたクリエイターって感じです。
ケモくりえいとがどういうものかは動画を見ればわかると思うので割愛します。プロジェクト代表の向葵くんとたまたま話す機会があった時に、ケモくりえいとをやりたいという話題が出ていたことがきっかけで、僕が担当することになりました。「こういうことをやろうと思ってて、とりあえずロゴ作ったんだよね。あとは音を……遊氣ちゃんサウンドロゴとか作れたりしない?」
そこで作曲経験も無いのに「やる!」と即答したのが僕です。
講座動画だから、明るくかつシンプルになるように、素直なコードに跳ねるリズムと上がるメロディラインで、通話を繋げたままとりあえず弾いてみました。そのまま採用になりました。MIDIで録音して、整えて、音としての編集は向葵くんができるだろうからそのまま渡して、完成です。作業時間は雑談含めて30分程度。実績「初めての作曲」です。
完成した頃にはたまたま通話に来た犬汰くんがロゴモーション制作に巻き込まれてました。即答具合が僕と一緒でした。
ロゴチームが依頼を受けたのが2月28日午後8時前後、動画投稿は3月1日。このありえん速さが出てるのは向葵くんのソロプロジェクトだからです。
良い子はマネしちゃダメだよ!
2022年3月14日 『天ノ弱』ピアノアレンジ&ミックス
熊梨くんの初歌ってみた動画で、ピアノを弾きました。動画投稿文がシンプルすぎてその辺のこと何も書いてないですね。絵を描いたのは灰斗くんです。動画見たらクレジット出てきます。
天ノ弱という前からよく知っている曲だったこともあって、ピアノアレンジはスムーズに仕上がりました。なにか見落としてないか自分で心配になるくらいに。
歌のミックスのほうもやらせてもらってて、こっちはけっこう試行錯誤しました。長いことやっているピアノに比べたら経験が圧倒的に足りてないですね。最適解を瞬時に選ぶことができません。
こちらは最終的に、「元がわからないくらいにミックスで編集してくれ」というクライアントの意向を完全に無視して、元の素材の味を活かす方向で調理しました。声の響きが深いんでしょうか、僕ができる味付けをしまくっても、素材の味はしっかり残ったと思います。本人がどう思ってるかは知らないけれど、他人からしたらいい声なんだから諦めてほしい。
2022年4月30日 『ヤングケモジン』寄稿
【告知】けもケット11で頒布したいぬがみ犬汰くん本、一般販売とデータ販売を始めました。(なんか忘れないうちに、と思って…。)
— 石木 (@butadonya) May 7, 2022
冊子版↓https://t.co/xF5E1v2kim
データ版↓https://t.co/DKa7UKR5yp
冊子版は予約分が終了しただけなので、まだ在庫あるみたいです。よろしくで~す。
こちらは石木屋さんから頒布された同人誌『ヤングケモジン』です。犬汰くん本と呼ばれるあれですね。4月30日のけもケットにて頒布されました。僕は4ページのマンガを寄稿しました。
マンガって、絵をたくさん描かないといけないんですよ。
普段は描きたいファンアートが渋滞するくらいなので、1コママンガみたいなものしか描ける機会はありませんでした。
そんな中でこの話をいただいて、これ幸いとばかりに、初手で「最大で何ページまで描いていいですか」などと聞いてしまいました。普通は〆切と原稿の仕様を聞きます。たぶん。
最大4ページ(多すぎると僕主体の本になってしまう) ということで、上限ぴったりまで描くことにしました。なしとげたぜ。
でも配信活動や音楽活動をしながらだと、半月で4ページというのはほぼ上限でしたね。6ページとか8ページとか言わなくてよかったです。本当に。
なかなかできない経験をさせてもらいました。
データ販売もあるので気になった方はぜひ!
その後、招待型シンクルームのサムネを描いていただきました!
抹皚遊氣くんのサムネ書きました#遊氣画廊 pic.twitter.com/oqXbFWgBKd
— 石木 (@butadonya) May 7, 2022
めっちゃいいよね。
2022年5月21日 『回る空うさぎ』ピアノアレンジ
向葵くんの配信復帰に合わせて投稿された『回る空うさぎ』の歌ってみたにてピアノアレンジをしました。
手癖や長年弾いていた記憶からアレンジをした3月の天ノ弱と違って、こちらは原曲のピアノを核にして自分なりの音を加減していくようなアレンジでした。
向葵くんとは(前述の通り)普段から話す間柄なのもあって、ラフの段階から見せて意見を交わしたりしました。なんでも一人でやってしまう向葵くんは「こういう風にしたい」という全体の完成形を描けるので、途中段階でも見てもらうことで先の作業がやりやすくなりました。前奏なんかはその過程で生まれたものです。
「こんなイラストに合う静かな前奏が欲しい」と言われた時に、通話越しの即興演奏で軽く弾いたんですが、たまたま彼が参考にしていた既存動画のアレンジそっくりで驚かれました。向いてる方向が似ているとスムーズですね。でも既存のものに似てるとわかって発表するのは釈然としないので、方向だけ揃えていろいろ弄ってみました。その結果は、自分でもとても気に入っています。
そのアレンジを受けて、動画の方も手の込んだものになったようです。そして投稿数日前まで作業することになるという。
5月31日の誕生日ライブでもこのアレンジの『回る空うさぎ』が歌われました。
めっちゃ手の込んだことしてるからぜひ見てほしい。
これに関連する向葵くんのnote記事『何でも自分でできるやつになるな』を貼っておきます。
https://note.com/v_aoii/n/n94f8d5a34c64
2022年5月31日 『ラジオ』ピアノ演奏
これはもうVtuberの動画サムネじゃなくてライブイベントの広告ですね。めっちゃオシャレ。
笛入礼太くんのライブで歌われた『ラジオ』のピアノ演奏をしました。この報告、バックバンドみたいで楽しいですね。タイムスタンプもあるので聞いてみてください。10曲目です、って言うとCD収録みたいだな。
配信の方もシンプルながらしっかりライブとしての細かい演出があって、向葵くんとは別ベクトルとしてこちらもぜひ見て欲しいです。
この曲は依頼を受けて初めて知ったんですけど、ライブで礼太くんが言っていた通りのレアな曲となっております。
原曲はaikoによる弾き語り曲で、おそらくピアノと歌の別撮りなんかもしていないような雰囲気でした。今回はこのピアノを完全再現するような方向で音源を制作しました。他のピアノアレンジとはこの点が明確に違いますね。
もちろん完全再現は努力目標で、音量やアナログなタイム感など、再現しきれないものもたくさんありました。でもとりあえず並んでる音符はほとんど原曲通りになったんじゃないかと思っております。こうしたコピー能力も使わなければ衰えるので良い機会でした。
ただもともとは歌ってみた用の音源として依頼されたものだったので、「まあ録音の時はメトロノーム使うやろ」ってことで原曲そのままのピアノを弾いたんですけど、それだと歌い出すタイミングがわかりにくいところがありました。元は弾き語りだから好きなタイミングでピアノと歌を同時に始められるんです。言ってくれればライブ用に音追加したのに。
そんな奥ゆかしいところも礼太くんです(?)。
2022年6月15日 『だめにんげんだ!』ミックス
もがみんの歌ってみたをミックスしました。ミックス単体の依頼は初めてですね。もがみんの歌ってみた動画も初めて、いぬぴこが誰かに動画作ったのも初めてらしくてもう初めて尽くしです。イラストもかわいいね。
ピアノほど自信持ってできますと言えないんですけど、実はミックスもやってるんです。
できる限りで原曲に近付けるようにミックスしました。全部の要素を拾うのは難しそうだったので、とりあえず歌を最優先です。
本当に曲がもがみんに合っていて、もらった歌の雰囲気もぴったりで、その味を殺さないことを意識しました。音程修正できるけどあえてしなかった部分も多々あります。その方がこの曲らしいと思ったんです。
僕の腕は趣味としても駆け出しなので、一昔前ならボロボロになっていたと思うんですけど、現代社会万歳と言うべきか、優秀なプラグインがたくさんあるので最低限なんとかなっている感じはあります。
それでも個人勢の僕たちはスタジオで、完璧な環境とすげー機材で録音するなんてことは難しくて、ミックスはその辺を誤魔化すようなお化粧という意味合いも出てしまうと思いました。あとは音程とリズムの補正かな。
それでも自分の初期のミックスに比べるとかなり上達していますね。自分でわかるくらいだから相当です。伸びしろしかない。
そんな僕に貴重な経験値をくれたもがみんに感謝です。
とかなんとかいろいろ話した感想配信がこちら。ゆるい。
なんかめっちゃ活動したように見える
以上、2022年上半期の活動記録でした。
こうやって誰かの活動をお手伝いすることは1月ごろから始めたんですけど、早くはじまってゆっくり進んだものや、いきなり始まって一気に公開されたものが重なった結果がこんな感じです。
これ以外にもいくつか未発表のものがあります。はやく発表されるといいな。今の僕にできるのは待つことだけです。
いつの間に依頼を受けていたのか、どこでコミッションの詳細を公開しているのかと聞かれると、実はどこにも公開してません。
ピアノアレンジ、ミックス、それぞれ既存の活動者の利益を損なわないように、相場を考えて値段を決めてはいるのですが、これも公開はしていません。
今のところは友人か、友人の紹介によって依頼を受けている状態です。でも今後はもう少し広く受けてみたいな、という気持ちもあります。
とりあえずミックスはしばらく個人的にやりとりしたことがある範囲に限る予定ですが、ピアノについてはもっと世に出してもいいかなーと。なんか僕、ちょっとピアノ上手いらしいんです。
ピアノアレンジもそう頻繁に需要があるものでもないと思うので、範囲を広くしてみてもよさそうなんじゃないかとなりまして。料金表とか出したほうがいいかなあ。
とりあえず招待型シンクルームも軌道に乗ってきたということで、周知を含めてのんびりやっていこうと思います。たまたまこんなところまで読んでピアノ音源頼みたくなった人がいたらTwitterにDMでもしてみてください。相談に乗れるかもしれません。
まあその前に三面図と固定ツイートですね! 実は三面図もどきはもうできてます。あと配信のエンドカードみたいなのも欲しいし、なんなら開始前にも何か出したい。歌いたい曲もたくさんあるし、描きたいファンアートは相変わらずの渋滞。僕のカメラ映りだって調節したいし、そうだもうすぐ1周年じゃんさすがに何かしないと。他にもやりたいゲームとか……なんとか……
睡眠時間とかなんとかはそのままで一日が40時間くらいになんねえかな。