
面白すぎて全8話一気見!「ターミナル・リスト」
いやこれ、面白すぎる。映画館で観たいくらい。
Amazonプライム独占配信「ターミナルリスト」。1話だけのつもりは、次は?え?次は?みたいな感じで夜更かし(笑)眠い。面白かったので紹介したい。あらすじは
ジャック・カーのベストセラー小説が原作となる本作は、極秘任務中に小隊全体が待ち伏せされたアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員ジェームズ・リースの活躍を描く、全8話のドラマシリーズ。リースは、なぜ極秘任務にも関わらず待ち伏せされていたのか、陰謀の存在が明らかになるとともに、リースや周囲の人々の人生が危険に晒されることになる。
米海軍特殊部隊“Navy SEALs”の極秘作戦。外部には漏れていないはずだったが…。

リース少佐(クリス・プラット)が率いる米海軍特殊部隊“Navy SEALs”。信頼する筋からの情報でシリアでの極秘作戦「オーディンの剣(つるぎ)作戦」開始!しかし、想定外の待ち伏せ攻撃にあい、部下12名が死亡。リース少佐ともう1人だけ生還。帰国後、その生き残った仲間も自殺するが、ここから少しだけ違和感がわいてくる。そして最大の悲劇が少佐を襲う…。
リース少佐の逃亡劇にハラハラどきどき
彼がめちゃくちゃ強い。敵とみなした者は容赦なく殺す。ですが、弱さもあり迷い、時には怪我を負う。そこがあるからハラハラどきどき、感情移入する。あらぬ疑いをかけられ逃亡の身になり、誰が黒幕か分からない中、自分自身でさえ信じられない。途中仲間になる女性記者も、私は疑ってしまう位。
黒幕は誰?味方は!?コイツあやしいな?が当たる
こういった物語で犯人のセオリーとしては、途中回からのぽっと出の人ではないことがルール化している。元々最初の方から出ているコイツがあやしいな。という点がその通りだったのが、まぁやっぱりなと。もちろん例外もあり、ある捜査官は、味方だと思っていたのでかなり衝撃でした。面白いのですが、黒幕はおそらくこの人で、表向きはこの人だろうといった予想が当たるという、大変分かりやすい作品でした。

(C) Amazon Studios
相棒の女性記者、大活躍!
「真実を知りたい。」その真っすぐな心ひとつで、事件を追う記者ケイティ(コンスタンス・ウー)。彼女がいなければリースは、そして大いなる陰謀は闇に葬られていたはず。屈強な人達の中にいても、足手まといにならず彼と行動をともにしたり、時には助ける姿が印象深い。彼女がいたからこそ、より面白くて見ごたえ十分だった。フィジカルが強い。

キャストも豪華!
記者ケイティ、彼女、どこかで・・・?と思って調べたら「クレイジー・リッチ!」のレイチェルでした。かっこいい。


パトリック・シュワルツェネッガー
(C)2022 Getty Images
物語前半、女房が臨月だからビビっていると、からかわれていた若い部下ドニー(死亡フラグ)は案の定…。そのドニー役はアーノルド・シュワルツェネッガーの息子、パトリック・シュワルツェネッガー。主人公クリス・プラットの妻役はキャサリン・シュワルツェネッガー。そう、アーノルド・シュワルツェネッガーの娘さん。家族ぐるみの作品です。
また、MCUのつながりを感じる点として(偶然だと思いますが)ドローンで空から捜索されるのですが、その名前が「ロキ」。オーディンの剣(つるぎ)作戦といい、ソー関連のキーワードがあるのが面白い。「オーディン」自体「北欧神話の主神にして戦争と死の神」、「ロキ」も「北欧神話に登場する悪戯好きの神」でしたね。MCUつながりを感じてしまう。
全8話。あっという間でした。秋の夜長にぜひ!
あらためて予告編を観るとヒントも色々散らばっている。全8話。あっという間です。秋の夜長にターミナル・リストはいかがでしょうか。ただし、一話を見ると次も次もとなるので、夜更かしは程々に。
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