「RRR(アールアールアール)」鑑賞3回目。何度も観たくなる魅力は?
魅力:セリフは少なく、すべて「絵」で物語が伝わる面白さ
この作品のスゴイのは、セリフではなく、表情や演出、音楽、リアクションで物語が伝わる点。
例えば後半の展開。ある使命をおびたラーマは、自身が拷問する男の反撃で、毒蛇に噛まれて瀕死の重態となってしまう。懸命に治療する彼の親友
アクタルは、早く治るようにと自分の首にかけていた契り紐(願掛けしたネックレスみたいな紐)を外して、ラーマにかけてくれるのだが、それこそ今の今まで拷問にかけていた男がかけていたものと同じものだったのだ。ここで初めて、親友こそが自分が追っていた男と知り、愕然とする。回復したラーマは葛藤する。
アクタルが、俺が散々探していた男だったなんて。
俺も、弟と過ごした日々は宝だと思っている。
復讐や使命を忘れて、心から信頼し合える相手だった。
だが、父や村との約束のために俺は15年戦ってきたのではないか?
シータとも4年も会っていない。
今、総督にアクタルを差し出せば念願のスペシャルオフィサーになれる。
そうなれば武器格納庫に堂々と潜入出来て村に武器を持ち帰れる。
達成までにあと少しなのにどうすればいい?
ああ、アクタルよ・・・
上記を全部セリフ無しで伝える(箇条書きは想像ですが)
すごくないですか?役者の演技と、観客の理解力双方を信じているある意味合わせ技の展開。
魅力:何度も観るのは、映画ってこんなに面白いんだと思い出させてくれるから
全編クライマックス。情報の洪水。日頃、説明セリフに慣れきっていると、初見のRRRは結構情報量が多くてどっと疲れたけれど、これはなかなかくせになる。楽しい、面白いが約束された作品。
3時間もある映画を、もう3回も観に行っている。何度観ても面白い。
本当に観て良かった。初見のあの感動にはもう到達できないのが悔しいくらい。気になる方は、映画館で観られるうちに観に行って欲しい。