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子どものアトピー治療|デュピクセント治療に至るまで〜その2

長男4歳のアトピー歴

アトピー性皮膚炎治療の注射薬デュピルマブ(デュピクセント)治療を開始した4歳

アトピー性皮膚炎治療の注射薬として2018年に承認された、デュピルマブ(デュピクセント)は既存治療で効果不十分な成人のアトピー性皮膚炎患者に適応されていましたが、2023年12月に生後6ヶ月以上の小児にも使用可能とされるようになりました。

長男は1年ほどプロアクティブ療法を続けていましたが、ケアが不十分なのか体調不良のタイミングだったのか寛解維持していたはずの部位に再燃を起こし再度週1ステロイドから毎日ステロイドに回数が増えたり、ステロイドのランクを下げることができなかったりしていました。
そんな中、アトピー性皮膚炎治療の注射薬が小児にも使用可能となったことで、医師から再度ステロイド減量を試みて再燃するようなら注射治療も視野に入れた方が良いと言われたのでした。

理由としては、すでに4〜5年という長期にわたってステロイドを使用していることで副作用である皮膚の萎縮や毛細血管拡張が見られていること、(調べて見つからなかったのだけど)成長ホルモンを阻害してしまうので身長が伸びにくくなることなどの説明を受けました。
実際に感じている副作用としては創傷治癒遅延や皮膚感染症(飛び火)もありました。

皮膚症状などは仕方がないかなと半ば諦めてはいましたが、身長については元々小さめで成長曲線のアンダーラインを沿っているので成長ホルモンの注射も可能性もあるなと思っていました。しかし、ステロイドの影響で成長曲線から下回っては困ると思い注射を受けた方が良いと思うようになりました。

夫婦でも相談し色々と調べ長男にも説明し、医師からの提案2ヶ月後に注射を受けることになりました。

デュピクセント®を使用される患者さんへ
https://www.support-allergy.com/atopy/



現在、2回の注射を受けています。
注射は4週間に1回で、長男の体重が15kg未満のため200mgのシリンジを使用しています。
この注射は医師の判断のもと、自己注射(小児であれば保護者)が可能です。
我が家も自宅注射のために練習をしています。
(何回目から自宅注射可能かはまた今後)


余談ではありますが・・・

アトピー性皮膚炎治療の注射を受けるにあたり、疑問がわきました。

子どもだけが痛い思いをして頑張らないといけないのか?
アトピーについて十分な知識はあったのか?
これまでのケアは正しかったのか?

治療効果を上げるべく
日本小児臨床アレルギー学会が出されている「小児アレルギーエデュケーターテキスト」で疾患やケアについて勉強することにしました。
また勉強した内容もまとめてnoteに残していきたいと思います。




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