花屋日記#2「花束とアレンジメント制作の基礎を学んできました!もっと綺麗な花束を作れるようになりたい。」
花屋未経験スタートしてから約4ヶ月半。
秋の花材を使用した花束制作の研修を受けてまいりました!💐
花束作りの研修
4時間じっくりとアドバイスを受けながら、花束作りの練習をしました。制作時の花を握る力加減や、どうしたらボリュームが大きくなるかなど、基本的なことを教わりながた、何度も崩して作ってを繰り返しました。
先生によると、それぞれの花が1番美しく見えるポイントを探して、場所を決めて入れるそうです。同じ花材でも、若干茎がしなっていたり、葉の茂り方や花の形が異なります。正面から見るよりも、横から見た時の方が綺麗な時もあるし、雪柳の葉は軽やかなイメージなので思っている以上に引き出してみても自然な仕上がりになるなど、まだまだ知識も経験も浅い自分は、プロの方からのアドバイス一言一言に感動しておりました。
アレンジメント研修
同じ花材を利用してアレンジメントの基礎も教えていただきました!
様々な挿し方の決まりがあるそうですが、1番基本的な「フェイシング(三方見)」という正面が決まっているデザインを教わりました。
8:5;3という黄金比を意識しながら、挿していくそうです。
教わった直後に私も実際に作ってみようとしたら、初めてのことで手が止まってしまいました。茎の長さはどれくらいに切るのか、黄金比を理解しても実物を見るとイマイチちょうどいい長さがわかりません。一度抜くとオアシスの穴が大きくなって崩れてしまったり。いざ作るとなると、所々で躓いてしまいました。
花束もまだまだ修行中の身である自分にとっては、まだ手を出すのは早いようにも感じましたが、いつか制作できるようになってみたいです。
研修を終えて
本当にまだまだ知らないことばかりだなぁ、、と呆然しつつも、「もっと知識も技術も磨いていきたい!」「お客様に感動してもらえるブーケを作れるようになりたい!!」という気持ちが強まりました。
覚えることが無限大であることが楽しくもあるし、本当にこれから自分ができるようになっていくのかという不安もあります。
しかし、思い返してみると、入社仕立ての6月は「スパイラルとはなんぞや?」という状態でした。
(※スパイラル…花を束ねる際に、茎を縦ではなく螺旋状に組むことで、花が蒸れにくく、風通しの良いふんわりとしたブーケを作る技法です。)
7、8月にはロスフラワーを使ってスパイラルの練習を何度も重ね、最初は2000円のブーケを作るのに1時間もかかりましたが、今では時間は多少かかるものの、その場でお客様のオーダーに応じたブーケを制作できるようになりました。
それを思うと、ちゃんと成長できていることを感じられます。
しかし、制作後には「もっと綺麗なブーケを作ってあげたかった」という悔しさが残る日々です。お客様が帰られた後、「もっと素敵なブーケが作れたら、もっと素敵な笑顔が見られただろうな」と想像してしまいます。
成長と同時に新たな課題が生まれていき、研修に参加することでまた自分で見つけることのできなかった課題を発見し、これからの道のりが長いことも改めて実感しました。
これからも一歩ずつ、時間をかけながら立派なフローリストになれるよう、精進してまいります🌼✨