はじめに-お礼
2016年8/1に設立したmatsuri technologies株式会社は、7年の営業を終え、8年目が始まります。
ステークホルダーの皆様には様々な形でご愛顧、ご支援をいただき、大変感謝しております。
8年目も愚直に、テクノロジーの画面外への実装、商売に向き合っていきますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
7年目の振り返り
今年もたくさんの新しいソフトウェアを開発し、過去開発したソフトウェアが変えた差分を成果として収穫できました。今年開発している機能は、当社の成長がソフトウェア企業の速度のそれであることを証明するために必要な機能ばかりであり、また来年以降みなさまにご紹介できるのを楽しみにしています。
以下、7年目のハイライト↓
1.StayXを運用手法としたファンドのAUMが200億円を突破
プレスリリース時には150億円超でしたが無事開始から2年以内で200億円の大台に乗せることができました。(APホテル含む)
2.東急不動産様及びJBCHD様との資本業務提携
ファンドストラクチャーでご一緒させていただいている2社に株主になっていただきました。人が減り、建物が余る日本においてテクノロジー活用でのコンバートモデルを様々なデベロッパー様と作っていけるのは嬉しいです。
3.本格的なインバウンド回復
中国からの開国はまだですが、たくさんの訪日客が日本を訪れています。土日は外国人が好きな街を散策しますが、みんな楽しそうです。手触り感のある実感で素晴らしい産業になることを確信しています
4.アパートメントホテルという新しいStayXアセット
シェアリングとDXで空間の価値を変えていくStayXですが、住宅を宿泊にコンバートする次世代レジデンス型、使われていない別荘を貸別荘にする無人貸別荘型に加え、今年はホテルを長期(住宅のようにも)利用していくアパートメントホテル型をローンチしました。
無人運用の知見がいたるところで使われており、非常に親和性が高いアセットであることが確認されました。
8年目
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」は尊敬せし江副さんの言葉ですがまさにこの8年目は「自らを変えよ」の部分だと実感しております。
意味ある新産業を創るとの志の元、創業し、がむしゃらにやってきましたが我々は今大きな転換点にあります。
コロナを経て、2018年に提唱した住宅と宿泊のテクノロジーベースの組み合わせ運用(StayX/旧二毛作民泊運用)は実証され、三菱地所様(当社の株主としての立場以外でも)までが参入の狼煙をあげています。
マクロでは、インバウンド産業が我が国最大の外貨獲得産業になる機運が高まり、またテクノロジーによる産業変革に否定的だった日本はようやく現状を認識し、次のパラダイムに転換しようとしています。
このマクロとミクロの推進力を活かし切れれば、単に日本における民泊産業を確立することにとどまらず、たびとすまいの形をアップデートできるのではないか?と実感し始めています。
まさに自らを自ら作り出した機会の器に合わせ、自らを変え、その産業のポテンシャルを引き出す瞬間に直面しています。
足許の愚直と大局観の合体、これこそが我々が今後も新産業を次々と生み出していけるかの試金石であり、真価を問われています。
今のタイミングで産業の行く末を想起し、産業の持つポテンシャルを完全に発揮せしめることができれば、おそらく当社は今後もいくつもの産業の転換点をリードできる器になるでしょう。
ごく普通の平凡な人々が、一丸となって働くことで非凡な事を成し遂げる、そんな物語になるように今年一年も尽力する所存です。
今年も絶賛採用拡大中です
今年も新産業を愚直に作ってまいります。見晴らしの良い場所で産業を創る機会をお探しの方はぜひご応募くださいませ