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2025年の予想

今年も毎年やっている2025の予想をしてみようと思う。

2024年の予想では
スタートアップへの失望が大きく出てくるだろうという点においては、本邦でも大きく感じられた一年であったと感じつつ

OpenAIに対しての見方は完全に外れたように見える。AIの精度は上がり続け、もちろん一般の人が期待するようなロボットが全ての仕事をしてくれてみたいな夢模様ではないが、確実にユースケースが増えていっている

この記事を読むと、まだ多くの人は気づいていないが産業自体が変質を始めていることがわかる。AI Agentに多くの大企業は熱を上げているが、分割して簡単であり、画面で完結する部分から人間は2020年代中に大半の領域で締め出されるであろう。

2025年の予想

2025年はこの記事のようなテクノロジーの進展に対しての揺り戻し、アレルギー反応が起きるのではないかと考えている。ラダタイト運動のように打ち壊しが起きたり、人々がYoutubeを使わなくなることはないが、手触りを重要視する購買活動の若干の変化があるのではないかと感じている。(バーンズアンドノーブルの復活的な話が増える)

ビバリーヒルズのバーンズアンドノーブル、幻を見たような気分になった

また上の翻訳産業の記事でも取り上げたように、AIベースでの仕事の作り直しが活発化し、人間がソフトウェアの得意な領域を背骨とし、それ以外をやっていくような変化が増えていくだろう。

特にDBの整備を高い精度でAIが整理し始めると文書化されているほとんどの作業はかなり早い速度で飲まれていくだろう。

しかし飲まれていきながら若干妥協した激安のAIソリューションに囲まれるようになる中で人間らしさや“本物と感じられる物”を求める人が増えるのではないか。
それは2025年はノスタルジーのような言葉で片付いてしまう気がするが、AIと共存する中で必要となる人のコアたるものが隠されているような気がする。

AIによって変質するオペレーションやコンテンツに慣れることで生まれる言葉にできない喪失感からくる不安、これが時代を覆うのではないかと予想する。

そしてこの不安は、テクノロジーで解決できない類のものとなり、大きく人間の
ライフスタイルを変える潮流となるのではないかと期待している。

とはいえ今年も全体的に不安定な状況が多く、スタートアップにはチャンスが多い時期である。世間様は勝手に期待をして勝手に失望をしている時期かもしれないが、今年も自分たちのペースで進みたい。

新年も何卒よろしくお願いいたします。


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