"BIG BANG BOYになる!"



2021年11月14日

"BIG BANG BOYになる!"

ちょうど一年前の松倉くん24歳のお誕生日。
真っ直ぐな目で、彼ははっきりとそう言った。


メンバーからも驚嘆の声が上がったその言葉に秘められた想いも全てを知った今なら頷ける。


どんな一年になるだろうと期待に胸を膨らませながら
「 語り継がれる一年にしよう!歴史を刻もう!」
彼の姿に私もそう誓った。



そんな彼らの活動は想像の遥か上を行くものだった。

まずは2021年の締め括りジャニーズの伝統であるカウントダウンコンサートではジャニーズJr.の大トリとして華々しく登場。

観客五万人超えのステージで生き生きとパフォーマンスしている姿。それはもう圧巻の一言で双眼鏡を持つ手が震えていたのを今でも確かに覚えてる。


2022年 トラ年 Travis Japanの年を迎えるにあたって
とても幸先の良いスタート。

だけどこれは旋風を巻き起こす快進撃の始まりに過ぎなかった。




Travis Japanが表現を磨くためアメリカ留学をすることが発表された。滞在期間は未定。まさしく武者修行。
ここから彼らの挑戦が始まった。


渡米翌日に出場したWorld of Danceの予選大会を通過。彼らのパフォーマンスが世界に認められたことを決定付けた瞬間であった。

ラスベガスで開催されたPrelude Dance Competitionでの経験がバネとなり、彼らの吸収力をさらに高めるきっかけとなった。

Rising Japan music festでは渡米後初めて彼らが審査を関係なしに出演したステージで、輝かしい笑顔と磨かれたパフォーマンスを目の当たりにしたと共にメンバーを思いやる心のあたたかさに触れた。

日本のアニメにスポットを当てたイベントANIME EXPOではトークショーとじゃんけん大会で盛り上げさらにはパフォーマンスで魅力を伝えた。

WOD予選大会にて関係者の目に留まったというアメリカの大人気番組America's Got Talentにも出場。審査員と観客の心を掴んだ彼らは番組史上初となる3,000 Yeses を獲得した。

WOD本選大会では日本で積み重ねてきたものとアメリカのレッスンで得たものを活かしTravis Japanオリジナルメドレーに乗せてパフォーマンスを披露。全米4位、世界9位という偉業を成し遂げた。

その後AGT Semifinalsに出場。苦汁を飲む審査結果ではあったが、審査員からは評価には代えられない愛のある言葉をいただいた。

この時にはもう私が知っているTravis Japanのパフォーマンスではなかった。誤解しないでほしいのだけれど、これは私がこの感情に合う言葉を探した上での最大限の褒め言葉で人間が本来出来るはずのない動きを可能にし一糸乱れぬシンクロダンスの領域を飛び越えていた。


ここまで文章にすると改めて、いかにこの半年間の毎日が挑戦であり、ひたすらにそして前向きに己と向き合っていたかがよくわかる。

慣れない環境の中での活動は私が想像している何百倍も大変だったと思う。

それでも彼らは何度もやってくる大きなプレッシャーという波に飲み込まれることなく前に進み続けたのだ。




そして
突然舞い込んだ吉報がジャニーズ史を再び揺るがす。



" 2022.10.28 Travis Japan 全世界デビュー!!"



彼らが長年願い続けてきた夢が叶った瞬間。
私が出逢った頃よりもさらに逞しくなった凛々しい7人の表情にはこれまでの努力が報われた喜びとこれからを生き抜いていく強さを物語っていた。



Digital Debut Single "JUST DANCE!"

《Travis Japanらしさ》が楽曲と振り付けにふんだんに盛り込まれていてキャッチーでつい口ずさみたくなる。
「とにかく踊ろう!」がこの曲の最大の魅力。

Billboardランキングでは名だたるアーティストに名を連ね配信後一週間以内でMV100,000万回再生を突破するという快挙の連続。


こういった数々の功績から日本だけでなくアメリカさらには世界でTravis Japanのデビューが大きく取り上げられていることが見て取れる。


改札を出た瞬間に目に飛び込んできた電光掲示板に映る映像も、目を引く大きな大きなポスターも、街中が彼らを祝福してくれていてTravis Japanがデビューしたことを実感するのに時間はかからなかった。


まるで新年を迎えたかのようなお祝いムードに湧く中
Travis Japanが凱旋帰国したのがつい先日の話。


晴れ晴れとした顔で報告してくれた彼らの優しさとグループ特有のノリはあの頃とやっぱり変わっていなくて。私の大好きな彼らがそこにいて、それがすごく嬉しくて涙が止まらなかった。

 




日本での活動を進めながら世界での活躍も期待されている彼らはシンガポールでのステージを皮切りに香港への渡航も決定している。唯一無二のグループであることを武器に、Travis Japanはこれからも世界にジャニーズを知らしめていくだろう。


"BIG  BANG  BOYになった" 
底知れない努力と輝く栄光。
この経験が人生の宝となり糧となる。
彼らと共に過ごした激動の日々を
夢を叶えた瞬間の感動を
私は絶対に忘れない。


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