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14 テリア系

ちょっとがわが家に来てから、朝6時すぎには海まで散歩をするのが習慣になった。朝だけじゃない。夕方も散歩する。毎朝水平線から昇る朝日を見る。キレイだな、と思う。夕方には季節を感じさせる雲を見上げる。愛犬の存在は飼い主の生活と健康にも影響を与えている。
ちょっとはもうすぐ生後2ヶ月を迎えようとしていた。体つきも赤ちゃんから子犬へと変化し、ずいぶん大きくなった。遊び方もパワフルになってきた。心なしかテリア系の毛並みになってきたような気がする。母犬がミニチュア・ピンシャーで、ピンシャーとはドイツ語でテリアの事だから、当然といえば当然の事だろうか。父犬がどこの犬なのかはわかっていない。きっとこの集落の近辺にいるのかも知れない。野良犬はいないから、何かのはずみで鎖を離れた飼い犬が母犬と交わったのだろう。ぜひ一度父犬の姿を見てみたいと思う。そうすれば将来ちょっとがどんな姿になって行くのかも想像出来る。完全に親心だ。もう少したてば父犬の特徴が明瞭に出てくるだろうから、父犬探しもし易くなるだろう。

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公園の芝生の上で朝日を浴びるちょっとの写真は、この時期のベストショットのひとつだ。よく見ると瞳に奄美大島の青い空と、カメラを構える私の姿が映っている。

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