#チプカシか、チプカシ以外か
先日、チープカシオを使っているという話をここに書いた。しかしそれもTPOに応じての話で、仕事で客先へ出向く際にはもちろんそれなりのモノを付けて行く。「それなり」がどの程度のモノを指すのかは人それぞれなのだろうが、私の場合は13万円程度のシチズン・アテッサを付けている。10万円以上のシンプルな3針であれば、取り敢えずどこで出しても恥ずかしくはない。電波式でエコ・ドライブ(光発電)なので時間のズレやバッテリー残量などを気にする必要がなく、シンプルな3針で黒の文字盤なので仕事にもラフなスタイルにも合わせる事が出来る。ベルトもケースも表面硬化技術が施されたチタン製なので軽く、キズも付きにくい。10気圧防水なので水に濡れても安心だ。
チープカシオは家にいる時や屋外での作業時などに使用している。ウレタンベルトなので作業着の上からベルトを巻く事が出来る。実は就寝時にも「ILLUMINATOR」と銘打たれたチープカシオ、W-S220-9AJHを付けている。先日ここに記したW-800H-1BVとは別のものだ。その名の通り、暗闇の中でもライトで時間を確認することが出来る。夜中に目が覚めてしまった時、スマホを見てしまうと明る過ぎて目への刺激が強すぎる。この時チプカシのチープなライトであればちょうど良い。
仕事用のシチズン・アテッサはアナログ3針でチプカシはデジタル表示だ。どちらかと言えばアナログの方が時間を直感的に把握しやすい。デジタルの場合、無意識に脳内で目的の時間までの分数などを計算したり変換したりしているのを感じるが、アナログの場合、カメラアイのように画像としてすべてが処理される。
愛着が湧くのは就寝時まで身に付けているチプカシの方だが、デジタル表示なので時間の把握に1ステップを余計に要してしまう。つまりアナログのチプカシがもう1本あれば良いのではないか。ホームセンターで手軽に買えてしまうのがチプカシの良い所で、よし、後で買いに行こうと今決めた。別に沼にハマっている訳では無いと思うのだが、チプカシが間もなくもう1本増える事が決定したのだった。