Notionでバレットジャーナル (4)
Notionでバレットジャーナル(1) 概要
Notionでバレットジャーナル(2) 構成
Notionでバレットジャーナル(3) Inbox - すべてのスタートライン -
Notionでバレットジャーナル(4) ビュー・ドリブン
Notionでバレットジャーナル(5) 運用
4. ビュー・ドリブン
ビューとは
Notionにおけるバレットジャーナルはビューによって駆動する。
プログラミングでデータベースを触った事のある人なら、ビューと聞くだけで「はいはい、ビューね」と分かってしまうものだが、プログラミングに縁もゆかりもないカタギの衆には一体何のことやらわからないだろう。またNotionで初めてビューという言葉を聞き何となく、こんなもんだと納得して使っている人も多い事だろう。
Notionのブロックにはベーシックなテキストや見出しの他に、画像や動画などのメディア、そしてデータベースなどが選択出来る。バレットジャーナルをNotion活用のスキームとして使う場合、データベースを利用すると効率的だ。
用意するデータベースは「Logテーブル」「Collectionテーブル」の2つだけ。2つのテーブルをリレーションさせて使う。Notion全体の見た目もサイドバーがページの羅列でとっ散らかる事もなくスマートだ。
Timelineビュー
TimelineビューはNotionを開いた時に最初に確認するビューだ。バレットジャーナルにはTimelineの概念は存在しないが、ほぼDailyログの役割を果たしている。Timelineビューにしておく事により、1日の終りにタスクの進捗を振り返る時、移動(Migration)処理をビジュアルに行うことが出来る。
Timelineビューは最初に作成したInboxのビューを変更し、日付を昇順で並べ替えている。完了したものは表示しないようフィルタリングする事で、スッキリと見やすくなる。
Todayビュー
TodayビューはバレットジャーナルのDailyログにあたり、今日のタスクをシンプルに一覧することが出来る。
Inboxを日付で絞り、未完了のもののみ表示している。
Tomorrowビュー
Tomorrowビューは前日の夜に明日のタスクを確認する際に使用するビュー。必要に応じてTimelineビューへ行きMigration処理を行う。
日付の絞り込みは画像の通り。
Weeklyビュー
Weeklyビューはたまに1週間のタスクやイベントを見渡したい時のために作ってある。
Monthlyビュー
Monthlyビューはバレットジャーナルのマンスリーログの役割を果たす。
データは日々の日次レビューで逐次出来上がって行くので、このビューでデータを操作する事は無い。純粋にログとしての機能を持たせるため、ここでは完了したタスクやイベントも表示させている。
Futureビュー
Futureビューでは来月以降のタスクやイベントを概観する。バレットジャーナルで言うところのFutureログだ。
その他のビュー
このほかの以下のビューは、Notionでバレットジャーナル(2) 構成で説明した通りだ。
・Do it someday(いつかやる事リスト)
・Right now(すぐやるリスト)
・Next action(次にとるべきアクション)
・Request(誰かにやって貰うリスト)
・Waiting for reply(返信待ちリスト)
・Project
以上が各ビューの説明だ。
◆ シリーズ ------------------------
Notionでバレットジャーナル(1) 概要
Notionでバレットジャーナル(2) 構成
Notionでバレットジャーナル(3) Inbox - すべてのスタートライン -
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?