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18 チャットGPTで遊んでみる

最近何かとチャットGPTが話題である。チャットGPTって何?と、旦那や友人に聞いたり、ネットで検索した人も多いことだろう。チャットGPTはOpenAI社が昨年秋に公開したチャットボットである。「チャットボット」って何?とキリがない事になりそうなので、何はともあれチャットGPTで遊んでみよう。マイクロソフトの検索サイト「Bing」にチャットGPTが組み込まれたので、誰でも簡単に利用する事が出来る。
 
「プロボノ」という言葉についてチャットGPTに聞いてみる。「プロボノとは何ですか?」と質問する。回答は次の通り。「プロボノとは、自分の持つ専門的な知識やスキルを無償で提供する社会貢献活動のことです。プロボノはラテン語で『公共善のために』という意味があります。プロボノに参加する人はプロボノワーカーと呼ばれます。」
 
ただ文章が返ってくるだけでは無く、段落ごとに引用元へのリンクが貼られている。では、「プロボノのメリットやデメリットは何ですか?」と質問してみる。
回答・・「プロボノにはメリットとデメリットがあります。メリットとしては、自分のスキルや知識を磨くことができる、社会貢献や自己実現につながる、人脈やネットワークが広がる可能性があるなどが挙げられます。デメリットとしては、仕事との両立が難しい、無償であるために評価や報酬が得られない、活動内容や期間によっては責任やリスクが大きいなどがあります。プロボノを始める前には、自分の目的や時間、スキルなどを考えて、適切な活動を選ぶことが大切です。」
 
長めの文章はチャットGPT自身に要約して貰う事もできる。上の回答を要約すると「プロボノはスキルや社会貢献に役立つが、仕事との両立や評価などの問題もある。自分に合った活動を選ぶことが重要。」となる。
 
質問・・「プロボノとボランティアの違いは何ですか?」
回答・・「プロボノとボランティアの違いは、プロボノは自分が培ってきたスキルを活かした活動であるのに対して、ボランティアはそうでないというところがあります。プロボノは自らの得意分野を活かせるため生産性の高い活動ができ、自分の市場価値を知るきっかけにも繋がります。また、プロボノは公共的・社会的課題に対する活動であり、ボランティアは社会貢献全般の活動になります。」
 
私がおこなっているNPOや自治会での活動はプロボノであり、それによって自分のスキルや知識を磨くことができていると言う内容の文章を書くつもりだったが、チャットGPTで調べ物をしているうちに、チャットGPTを主題にしてしまえと思い立った。これが現在位置である。
 
チャットGPTにはどんなメリットがあるのか。「調べもの」という一面から言えば、これまでは、検索した結果を自分で各リンク先へ飛び、要点をすくい上げる必要があったが、チャットGPTでは各リンク先の情報を要約して目の前にポンっと差し出してくれる。つまり時間の節約になる。それがどの程度信頼できる情報であるかは別の話である。しかしAIなので、今後世界中で使われる事によって指数関数的に精度が上がって行く事は間違いない。
 
チャットGPTを含むチャットボットは、チャットで会話をする感覚なので、今後数年のうちに「検索」という言葉は無くなるのではないだろうか。また、これまではGoogleの検索上位に表示されるためのSEO(検索エンジン最適化)という作業が1業種として成り立つほどであったが、SEOという概念は足元から崩れ落ちる。そのためGoogle社では現在の広告収入型ビジネスモデルが崩壊する事を恐れ、自社で作ったチャットボットを世に出す事を渋っていた。しかし、OpenAI社がチャットGPTを出した事により、チャットボット「Bard」を世に出さざるを得ない羽目になった。間違いなくGoogle界隈の世界が大きく変わる。
 
最後に、スマホのBingアプリからチャットGPTを利用する方法を、チャットGPTに聞いてみる。
質問・・「Bingアプリからチャットを利用する方法を教えてください。」
回答・・「まず、Bingアプリをインストール(または最新版にアップデート)してください。次に、BingのAIチャット機能の事前登録を済ませてください。登録が完了したら、Bingアプリを開いて、画面下部の『チャット』アイコンをタップしてください。そうすると、AIチャット画面が表示されます」
以上である。

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