南極の氷 体験会「しんぶん赤旗」がスクープ
自民・鬼木防衛副大臣が公選法違反の疑い
南極で自衛隊の砕氷船が採取した氷を、自民党の鬼木誠防衛副大臣が自身の選挙区(衆院福岡2区)で子どもや保護者に配っていたことがわかりました。
希少価値の高いものを選挙区内で配ることは公職選挙法が禁じる「寄付行為」にあたる疑いがあります。
日本共産党の「しんぶん赤旗」がスクープしたもので、この後、新聞・テレビなどの大手メディアもいっせいに報じました。
相次ぐ疑惑、自民は調査・説明を
広瀬めぐみ参院議員が公設秘書の給与を国からだまし取っていたとされる詐欺事件の疑い、堀井学衆院議員が地元としてきた選挙区で有権者に香典を配っていた公職選挙法違反の疑い、そしてこの鬼木衆院議員の問題です。
これらの問題を自民党として調査し、説明すべきです。
共産党市議団、国会議員団、そして赤旗の連携プレー
きっかけとなったメール
日本共産党は、鬼木議員が南極の氷を無料で配布するイベントをしようとしているという市内の学校関係者からの一斉メールを入手しました。
この情報を共産党福岡市議団の会議で検討しました。
これが今回の鬼木議員の公選法違反疑惑スクープのきっかけです。
市議団として調査、国会の議員団に連絡して情報提供
日本共産党福岡市議団が事実関係を確認し、法令などを詳しく調べました。
その上で、共産党の国会議員団に情報を提供。
「しんぶん赤旗」の編集部と連絡をとり、配布会場を実際に訪れることや、公選法に詳しい識者へのインタビュー、南極の氷の希少性についての多角的な調査など、さまざまな取材を重ねて今回のスクープとなりました。
チームプレイでの徹底した追及力が共産党の強み!
裏金問題でもスクープをした共産党と赤旗。
なぜこんなにスクープを連発できるのでしょうか?
それは全国2296人の地方議員・21人の国会議員のネットワークと、赤旗記者スタッフ、全国の1万7000の支部が分厚い資源となって徹底した不正や問題を追及する力になっています。
日刊の「しんぶん赤旗」をぜひ、お読みください
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