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【フラッグシップ2連続優勝】カウンター型青イワンコフ徹底解説


はじめまして、松尾(@pine_dm)と申します。
今回は私と調整仲間のほうな(@honaDM)がフラッグシップバトルにて使用して2人とも優勝した、新しい形の【カウンター型青イワンコフ】の解説をしていきたいと思います。
今後のチャンピオンシップやフラッグシップでも間違いなく強いデッキタイプになりますので、是非ご購読ください。
まず自己紹介をさせて頂きたいと思います。ONEPIECEカードゲームを始める前はデュエル・マスターズをやっていて、
2017年九州エリア代表決定戦5位
2018年熊本県ランキング5位
2019年熊本県ランキング1位
2020年熊本県ランキング1位
2022年熊本県ランキング3位(現時点)
デュエルマスターズCS優勝16回
ONEPIECEフラッグシップバトル4回参加
(優勝、3位、5位、8位)
くらいの実績ですが、地方でちょっと勝ってるプレイヤーでした。
それでは前置きはほどほどにして、【カウンター型青イワンコフ】の解説をしていきたいと思います!

(12月23日追記)
『みみみn3zのやりたい放題チャンネル』にて、カウンター型青イワンコフの紹介動画をあげてもらいました!対戦動画もありますので良かったら観ていってください!


青イワンコフの強みと弱み

青イワンコフの強みは大きく分けて2つあると考えています。

その中でも、1番の強みはなんといっても序盤から後半まで、比較的に手札を気にすることなくライフを守れることです。青イワンコフ以外のデッキだと、最初からカウンターを使用してライフを守る行為は後半のゲームメイクに支障をきたすため難しいですが、このデッキは後半の動きが極論7コストイワンコフ1枚で完結しているため、他の手札を使ってライフを守りやすいです。そうすると相手とのライフ差が生まれ強気のプレイングが出来るようになります。

もう1つの強みとして、デッキの安定感があります。先程も述べた通り、このデッキの動きは極論7コストイワンコフ1枚で完成しています。4ターン目までに16枚も入っているドロー・サーチカードで7コストイワンコフを探しきってしまえば良いだけなので、他のデッキとの安定感の差は明らかです。世間では青イワンコフは引きムラがあるデッキとも思われたりしているようですが、現環境で1番安定しているデッキだと思います。

このデッキの弱みはやはり青という色の特性上速攻持ちがいないため、ターン開始時の盤面の数しか攻撃することが出来ず、相手視点で計算しやすい事があります。

デッキの特性上手札を多く抱えることもあまりないため、カウンターの計算がされやすい事も弱点と言えます。

戦績

12月3日フラッグシップバトルin竜星の嵐小倉駅前店
1回戦  青ドフラミンゴ  後攻  〇
2回戦  赤ゾロ  後攻  〇
3回戦  黒スモーカー  先行  〇
4回戦  赤ゾロ  後攻  〇  
5回戦  赤ゾロ  後攻〇

12月4日フラッグシップバトルin遊ING熊本上通店
1回戦  赤ルフィ  先行  〇
2回戦  緑錦えもん  先行  〇
3回戦  赤ゾロ  先行  〇
4回戦  赤ゾロ  先行  〇
階段崩れて優勝

その他、スタンダードバトルにて
4勝0敗
4勝1敗
4勝1敗
5勝0敗
4勝0敗
4勝1敗
で34勝3敗で91.8パーセントの高い勝率をあげています。
青イワンコフでこれだけ勝てているのは青イワンコフが安定して高い出力を出せるだけでなく、対面の青イワンコフへの理解度の低さも起因していると思っています。青イワンコフを使って勝ちたい人だけでなく、青イワンコフを倒したい人もご購読いただければと思います。

デッキリスト

フラッグシップバトルにて2人が優勝した構築


デッキの基本的な動きとマリガン基準

先述したように、このデッキの基本的な動きとしては、序盤から手札のカウンターを使ってライフを守りながら、4ターン目に7コストイワンコフ、そこから6コストルフィや5コストクロコダイルの登場を目指します。
5ターン目以降は多面展開したパワー7000ラインのキャラクターを使って盤面やライフに圧をかけていきます。

理想の動きですが、先行であれば
1.ペローナorバギーorニューカマーランド
2.上記のカードor3コストドフラミンゴ
3.5コストクロコダイル
4.7コストイワンコフ→6コストルフィ
5~.パワー7000のキャラクターを優先的に展開しながら盤面やライフを攻める
といった動きになります。
ペローナ・バギー・ニューカマーランドのおかげで次のドローや手札を操作出来るので、思っている以上に動きの再現性はめちゃくちゃ高いです。
後攻では
1.ペローナorバギーorニューカマーランド
2.イナズマ
3.6コストルフィ(場合によっては登場効果使用)
4.ペローナで山札固定→7コストイワンコフ→6コストルフィ
5.先行と同じ
と言ったようになりますが、相手の動きに合わせて自分の動きを変える必要があるため、3ターン目までの動きが理想ムーブにならないこともあります。しかし、4ターン目にイワンコフ→ルフィの動きを目指すのは基本的に変わりません。

このデッキのマリガン基準は早期にニューカマーランドを貼れそうかどうかです。マリガンタイミングでは7コストイワンコフよりもニューカマーランドが欲しいです。カード解説で後述しますが、ニューカマーランドを早期に貼るだけでデッキの安定感が格段に上がります。序盤では手札のカウンターを増やしてライフを守り、中盤以降はペローナや3コストドフラミンゴで山札を固定したあとにステージ効果で欲しいカードをドローすることも出来ます。ニューカマーランドが無くてもライフを守りながら理想ムーブが出来そうな手札なら、マリガンしなくても大丈夫だと思います。
また、じゃんけんに勝った場合は先行を選ぶようにしましょう。

採用カード解説

リーダー:エンポリオ・イワンコフ

自分のターン終了時に手札が無ければ2枚ドローすることが出来ますが、序盤は無理やり手札を0枚にすることはせずに、4ターン目7コストイワンコフの動きを目指せる範囲でライフを守りましょう。

ニューカマーランド×4枚

先述した通りこのデッキの安定感を底上げしてくれるカードです。このステージは毎ターン効果を使うことが出来るので、貼るのが早ければ早いほど強いです。そのためマリガン基準でもあります。ペローナや3コストドフラミンゴの山札固定のあとに高コストカードをドローしてプレイする動きや、リーダー効果と合わせて手札を入れ替える動きが強力です。
なるべく早く引きたいカードで、2枚目以降はステージ効果や6コストルフィの効果で捨てれば良いだけなので4枚採用です。

1コストバギー×4枚

序盤から後半までずっと強いサーチカード。
ニューカマーランドもサーチ対象なので、後攻1ターン目のバギー→ニューカマーランドの動きも強力です。
また、赤ゾロ対面などには盤面のキャラクターを取りに行く役割もあるので、バギーがアタッカーになることも意識しましょう。
削る理由も無いため4枚採用です。

1コストペローナ×4枚

先述している
・山札固定+ニューカマーランド起動メイン
・山札固定+リーダー効果のドロー
・赤ゾロ対面等の小さいキャラクターへのアタック
が強く、役割も多いため4枚採用です。
後述しますが、6コストルフィでこのカードをバウンスする動きも強力です。

2コストアルビダ×4枚

2000カウンター。
手札次第ですが、赤ゾロ対面のロビンや緑錦えもん対面のお菊を警戒して出すことがあります。
後半は低コストブロッカーをバウンス出来るアタッカーにもなります。
2000カウンターの中でも登場させる寄りの部類なので4枚採用です。

3コストドンキホーテ・ドフラミンゴ×4枚

2ターン目、5ターン目以降に強いカードです。ニューカマーランドの時に解説した山札固定+ドローの動きが強いです。
パワーが低いキャラクターに攻撃することも意識します。
序盤から後半まで役割があり、カウンター持ちで腐らないため4枚採用です。 

3コストMr.2・ボン・クレー(ベンサム)×4枚

2000カウンター、効果は使わないのでバニラです。
1ドン付けた状態でアタックすると、ペローナや3コストドフラミンゴで固定した山札を破壊してしまう為、注意しましょう。
この2000カウンターの採用枚数の多さがこのデッキの特徴です。
青イワンコフ以外のデッキではカウンターを使ってライフやキャラクターを守る行為は手札が減るデメリットがありますが、青イワンコフは手札が減ることがデメリットになり得ません。
また、
・4ターン目の7コストイワンコフ登場までにライフを4以上残せるとゲームメイクが楽になる
・リーダー効果のドローでもなるべくカウンター値が高いカードを2枚引きたい
・最大母数を占める赤ゾロ対面ではなるべくカウンター値の高いカードが多く欲しい
上記の点から、2000カウンターを現カードプールでの最大枚数である16枚採用しています。

4コストイナズマ×4枚

4コストでパワー7000でブロッカー。
完全にオーバースペックです。
バトル中にカウンターを使って手札が減った瞬間にパワーが2000上がる事は頭に入れておきましょう。
イワンコフから出しても十分強いです。
中盤の攻めから後半の守りまで最後まで強く、カウンター持ちで腐らないため4枚採用です。

4コストジュラキュール・ミホーク×4枚

2000カウンター兼ルーター。
4コストのギャルディーノを採用していない為、他の動きが無ければ後攻2ターン目に登場することも多くあります。
アタック時の効果が強力で、序盤では7コストイワンコフ→6コストルフィの動きを探したり、後半では手札のカウンター値を上げたり高コストカードを探しに行くことが出来ます。
2000カウンターの中でも強い部類なので4枚採用です。

5コストMr.2・ボン・クレー(ベンサム)×4枚

2000カウンター兼除去持ちアタッカー。
インペルダウン持ちなので
・バギーでサーチ可能
・7コストイワンコフから出せる
上記の2点が優秀です。
またアタック時の効果も、盤面のキャラクターが増えすぎて良く押し出しが起きるこのデッキでは気になる程のデメリットにはならないため強いです。5コスト払ってはあまり出したくないですが、7コストイワンコフの効果からは出したいスペックです。
また、ミラーマッチにおいては6コストルフィの効果でバウンスされない5コスト以上のキャラクターが重要になるため、その点も意識しましょう。
2000カウンターの中でも1番強いため、4枚採用です。

5コストクロコダイル×4枚

削られがちな5コストクロコダイルが4枚採用されているのもこの構築の特徴だと思います。
4ターン目にイワンコフをプレイをする前のターンに、パワー7000を盤面に出せるのがどの対面に対しても強いです。
先述したように、ミラーマッチでは6コストルフィにバウンスされないのも重要です。
従来の構築より9コストミホークやギャルディーノを削って2000カウンターを増やしたこともあり、自分の動きを強くしたかったため4枚採用です。

6コストモンキー・D・ルフィ×4枚

7コストイワンコフから1番出したいカードです。
手札を2枚捨てる効果がリーダ効果のおかげで実質ノーコストなので、気軽にバウンス効果で盤面、ダブルアタックでライフに圧をかけて行けるのが強いです。
登場時とアタック時のバウンス効果は自分のキャラクターも対象にすることが出来るため、ペローナや3コストドフラミンゴをバウンス・登場させて再度山札固定する動きもかなり強いです。
1番強いイワンコフルフィの理想ムーブで使うため4枚採用。

7コストエンポリオ・イワンコフ×4枚

このデッキの最強ムーブです。
このカード1枚でパワー7000を2面展開出来るのが強く、イワンコフ→ルフィの動きはターン終了時の2枚ドローまで付いてきて強力です。
自分の盤面が埋まっているゲーム後半だと、イワンコフ登場→3枚ドロー→何も出さずに、2000カウンターを多く抱える動きが出来るのもこの構築の強みです。
理想ムーブのため、文句無しの4枚採用です。

7コストドンキホーテ・ドフラミンゴ

緑対面のホーキンスや7コストキッド、ミラーマッチの6コストルフィを意識して採用。
9コストミホークと比較して、
・9コストミホークより2コスト軽いため、ペローナや3コストドフラミンゴとの噛み合いが良くプレイしやすい
・このカードでバウンスしたいカードが基本的にカウンターを持っていないため、手札に戻す行為と山札に戻す行為にあまり差がない
上記の2点で優秀だと判断したため、こちらを採用しました。
赤ゾロ対面ではあまり使う事はありません。
赤ゾロ対面が多いと思ったため、2枚の採用に。緑錦えもんや緑キッド、青イワンコフが多い環境では、3コストボン・クレーの4枚目を7コストドフラミンゴに差し替えるのが良いです。

不採用カード・採用候補カード解説

1コストトラファルガー・ロー

最初は脳死で4枚採用していましたが、
・カウンターが無いため、ターン終了時の2枚ドローで引きたくない
・先行だと序盤ではドンを使い切ることが多いため、ローを出すタイミングが無い
・ビスタやロビンで取られやすい
上記の点からローを抜いて2000カウンターを増やしました。

3コストボア・ハンコック

こちらも最初は4枚採用していました。
トリガー効果は強いですが、手札に来てしまうと出すことが少ないです。それならば2000カウンターの方が強いと判断し、不採用にしました。

9コストジュラキュール・ミホーク

7コストドフラミンゴの際に先述した理由で不採用。
個人的には枚数を増やす際も7コストドフラミンゴで良いと思います。

4コストMr.3(ギャルディーノ)

ギャルディーノが採用されていないのもこの構築の特徴です。
このカードは
・このカードを出したいタイミングがあまりない
・カウンターとして捨てることが多いため、2000カウンターを優先
・先行3ターン目以降はギャルディーノよりもパワーラインの高い5コストクロコダイルを出したい 
・ブロッカーとして運用する際、パワー5000はあまり強くない 
上記の点で不採用にしました。
採用する際は、このカードがアクティブの場合でもターン終了時に手札を捨てることが出来るのは忘れないようにしましょう。

1コストドンキホーテ・ドフラミンゴ

ペローナの互換カード。
アタック時の効果は強力ですが、デッキの性質上カウンターを持っていないカードをあまり採用したくないため、不採用です。
3枚しか見れないのもあまり強いとは言えません。

1コスト砂漠の宝刀

1コスト2000カウンターで山札固定ができます。
このカードの不採用理由も1コストトラファルガー・ローに近く、
・ドンが残っていない状況では完全に腐る
・このデッキではドンを使い切ることも多いため運用しにくい
ことが挙げられます。

5コストヴェルゴ

7コストイワンコフを出す前のターンにパワー7000を出せると、後の展開が楽になるので5コストクロコダイルのかさ増し要因としての採用もありです。

4コストジンベエ

こちらのカードは現時点ではまだ配布されていませんが、KOされた時の効果が強く相手に、
・自身のキャラクターもデッキ下に送られてしまうが、ジンベエをKOする
・KO時効果が厄介なので無視する
といった2つの選択肢を迫りながらライフや盤面を狙いに行けるのが強いため採用候補です。

各対面で意識する事・立ち回り・有利不利(12月23日追記)

赤ゾロ    先行有利    後攻5分

ニューカマーの他にも、バギーやペローナを優先的にプレイしたい対面です。パワーが2.3000のキャラクターがレストしていたら、バギーやペローナで積極的に狙いに行きましょう。アルビダは他に出すものが無ければ、ロビンを牽制するために出します。
序盤は基本的に盤面を取ること・カウンターを使いまくってライフを守ることを意識しましょう。
先行は基本的に理想ムーブをしていれば負けませんが、後手の場合は、
2ターン目に山固定

3ターン目6コストルフィ登場時効果使用 
                     +
ターン終了時リーダー効果2枚ドロー

4ターン目7コストイワンコフをドロー&登場
と動けるようにするのが理想です。
9コストエドワード・ニューゲートが出てきた次のターンは、相手のリーダーのパワーが7000になっているため、無理に相手のライフを狙わずに盤面を強化・制圧することに専念しましょう。盤面が既に出来上がっている場合は1.2体を9000以上にして殴るのも良いです。

緑錦えもん    先行有利    後攻不利

この対面は相手の構築によって勝率がかなり変わります。バジルホーキンスがとても嫌です。嫌い。

7コストにさせないようにしましょう

意識することは、後攻を取ってしまった際に、自分の7コストイワンコフ着地より先に相手の8コスト光月おでんを着地させないことです。おでんが先に着地してしまうと、おでんを守りながら毎ターン8000以上に2回攻撃されることでライフレースに勝てなくなってしまう恐れがあります。錦えもんのリーダー効果は自分のキャラが1枚以下の時にしか発動しないため、3ターン目に相手のキャラクターが2体以上いる場合、そのキャラクターを2体から減らさないように気をつけましょう。7コストキッドやバジルホーキンスが、出てきた返しのターンは、7コストイワンコフを出すよりも、7コストドフラミンゴを出す方が良い時も多いです。

3弾から来たカード?ってくらい強いです

また、6コストルフィ登場時に4コストヤマトをバウンスするのは、返しのターンに手札に戻したヤマトで6コストルフィをレストにされて取られるリスクがあるので、自分や相手の盤面を確認しつつ判断しましょう。

緑キッド    先行有利    後攻不利

この対面も先程と同様に7コストキッドやバジルホーキンスの返しに7コストドフラミンゴを出すのが有効です。
緑キッド対面は緑錦えもん対面と違い、8コストキッドが入っている可能性が高いです。
ブロッカーやカウンターに守られた8コストキッドは容易に倒せないので、なるべくパワーが高いキャラクターを多く並べて備えるようにしましょう。6コストルフィでブロッカーをバウンスしながら8コストキッドをKOしに行くのも有効です。

青系デッキの天敵


青イワンコフ    先行有利    後攻不利

青イワンコフミラーでは青ルフィにバウンスされない5コスト以上のカード(特に5コストクロコダイル)が強いです。優先的に出すようにしましょう。
まだ、青イワンコフミラーでは早めにライフを削るプレイングが有効です。2ターン目の3ドンや4ドンが使えるタイミングでは
・ルフィにバウンスされてしまう範囲のキャラクターを登場させる
・全てのドンをリーダーに付けてライフを攻める
どちらの選択肢を取るかを相手の手札の枚数、盤面にブロッカーがいるかどうかを考慮しながら判断しましょう。
これはミラーマッチに限った話ではありませんが、相手のイナズマがレストになってる状態で、相手の手札が2枚の場合は、自分のキャラクターやリーダーのパワーを5000or9000にして殴るようにしましょう。パワー7000で殴るのは、カウンター1枚でイナズマを守ることが出来てしまい、結局パワー5000で殴っているのと変わらないため1番の悪手です。
また、6コストルフィのダブルアタックがライフレースにおいて非常に有効なので、ダブルアタックが通らない時はなるべく6コストルフィをレストにしないように気をつけましょう。

黒スモーカー    先行有利    後攻有利

基本的に有利対面です。
黒スモーカー側ば盤面を取るために1枚以上手札を使うので、なるべく多く7コストイワンコフをプレイして盤面を増やすことを意識しましょう。
4コストクザンや4コストボルサリーノは積極的に6コストルフィでバウンスしましょう。
攻撃時に相手キャラクターのコストを下げられる4コストクザンや5コストセンゴクは、相手が10コストクザンを出したいターンの寸前にバウンスorKOしたいです。

紫カイドウ    先行有利    後攻微不利

紫カイドウ対面は10コストカイドウが出た後にキャラクターを再展開することを意識しましょう。
具体的には10コストカイドウが登場すると思われるターンの返しにトップで7コストイワンコフを引けるように、ペローナやドフラミンゴで山札固定をするのが1番理想的です。

先2鬼ヶ島6キング!

6コストキングのKO範囲が4コストまでになっているので、この対面も5コスト以上のカードが強いです。4コストのイナズマよりも5コストクロコダイルや6コストルフィを展開することを優先しましょう。

相手が2ドン以上残した状態でターンを返してきて、地獄の審判と熱息を匂わせている場合は、ドンを使わずに5000・7000ラインから殴り始めるのが効果的です。
自分のライフが3以下になるとリーダー効果を使われて、いきなり負けてしまう事もあるので、序盤から徹底的にライフを守りながら、次のターン負ける可能性があるのかを考えてプレイすることを意識しましょう。

青ドフラミンゴ    先行有利    後攻不利

青ドフラミンゴ対面はめちゃくちゃ先行ゲーになります。気合いでじゃんけん勝ちましょう。
青イワンコフ側は、
・9コストミホーク登場時にメインアタッカーである6コストルフィやその他パワー7000キャラクターを除去される
・パワー9000が簡単にはKO出来ないため、盤面を取られ続ける
上記の2点から連続で9コストミホークを出されるのが辛いので、相手が9コストミホークを出しにくくなるよう早めにライフを削りに行きましょう。

赤エドワード・ニューゲート
先行有利  後攻不利

白ひげ対面で意識していることは、なるべく相手の盤面を残さないようにする事です。白ひげデッキはあまり強い盤面を作ることが出来ない事が弱みのデッキなので、6コストルフィや7コストドフラミンゴでのこまめな盤面処理を意識すると、相手のアタッカーが足りずに先に走り切れることが多いです。

Q&A(12月23日追記)

Q.後攻1ターン目の手札にペローナ、バギー、ニューカマーランドがある場合、どのカードをどの順番にプレイするのが良いのでしょうか?
A.他の手札や対面にもよりますが、基本的には
・ペローナとバギーが手札にある場合
バギー→ペローナの順番で登場させましょう。逆の順番で出すと、ペローナでせっかく固定した山札を破壊してしまいます。また、バギーからニューカマーランドをサーチ・展開出来る可能性もあるため、こちらを優先したいです。
・バギーとニューカマーランドがある場合
ニューカマーランド+起動メイン→バギーの順番で使いましょう。ニューカマーランドで引くカードを選ぶことは出来ませんが、バギーは5枚の中から好きなインペルダウンを選ぶことが出来ます。ニューカマーランドで加わった手札も加味して、バギーで回収するカードを考えるようにしましょう。
・ペローナとニューカマーランドがある場合
ペローナ→ニューカマーランドの順番で使いましょう。理由としては、どちらの順番で使用しても見れる枚数は変わりませんが、ペローナ→ニューカマーランドの順番だと、手札のカウンターの質を上げられることがあります。手札のカウンターが急ぎ必要でない場合等は逆の順番でも構わないと思います。
・ペローナ・バギー・ニューカマーランドがある場合
バギー→ニューカマーランドの順番で使いましょう。バギー→ニューカマーランドという順番の理由は先述しましたが、後攻1ターン目にペローナを使わない理由は「先述したように、ペローナの後にバギーは使いにくい」「ニューカマーランドは早ければ早いほど強いため優先順位が高い」ことにあります。1ターン目の優先順位は基本的に、
1.ニューカマーランド
2.バギー
3.ペローナ
です。
Q.序盤でイワンコフとルフィを手札に抱えた状態でニューカマーランドを使用した時に捨てる手札の基準とか捨てるカードの目安などありますでしょうか?
A.序盤にイワンコフとルフィを抱えてしまった際は、
・先行の場合
ルフィを早めに捨ててしまうことも多いです。ルフィは他にもクロコダイルやイナズマ等の最低限の替えがきくカードがありますが、イワンコフはありません。
・後攻の場合
後攻3ターン目にルフィ登場+効果使用する動きが強いので、ペローナや3コストドフラミンゴで4ターン目にイワンコフが引けるようになっている場合は、既に持っているイワンコフを捨ててルフィを残す選択肢もありです。
シンプルに登場時効果なしのルフィを出すだけでも強いので、どちらも抱えたままでも良いと思います。
Q.白ひげ対面の動きを知りたいです。
A.すぐ上にある、各対面で意識することに「赤エドワード・ニューゲート対面」を追加しました!

チャンピオンシップ名古屋予選に出場出来たら使用していた構築(12月23日追記)

2000カウンターのボンクレー2枚が7コストドフラミンゴ2枚に変わっています。
ミラーマッチや緑対面を意識したのと、チャンピオンシップ予選は予選8回戦と長丁場であり、自分の動きを安定させたかったため、7コストドフラミンゴを増量しました。
また、最近増えてきている白ひげ対面でも7コストドフラミンゴが強く使えるため、私がCS名古屋予選に出るとしたらこの構築を使います。
チャンピオンシップの予選ラウンドは制限時間が終了した段階で両者とも敗北になってしまうルールなので、なるべく早いプレイングを心掛けるようにしましょう。チャンピオンシップ予選当日は、腕時計を持っていき、残り時間を確認できるようにしましょう。会場では全員が確認できる大きさのスクリーンに、残り時間が表示されてます。神運営です。

最後に

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。
2弾の頂上決戦が発売されてからほぼ毎日のようにデッキを作ったり調整したりして、2人ともフラッグシップバトル優勝という結果を残すことが出来てとても嬉しかったです。

次はチャンピオンシップ宮城会場。

このnoteが読んでくれた皆様のスタンダードバトルやフラッグシップバトル、チャンピオンシップ予選での勝利に貢献出来れば嬉しいです。

分からないことや、もっと詳しく解説して欲しいことがありましたら、遠慮なく松尾(@pine_dm)にDMしてください。随時追記して更新させていただきます。





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