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一緒に暮らす結婚。暮らさない結婚。

一緒に暮らさないのに、なぜ結婚したんですか?って、よく聞かれます。
聞かれる度に、とっちらかった答えになっちゃう。
いい機会だから、スッキリ言語化にチャンレンジしてみようかな。

いらっしゃい、松ノ湯です。

『奥様の名前は松ノ湯。そして、旦那様の名前はオットさん。ごく普通のふたりは、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、ただひとつ違っていたのは、二人は、、、遠距離婚だったのです。』

これ ↑ スグに分かる人は?
おめでとうございます~。同世代ですな!(笑) 
『』の中身は昔々に放映していた、奥様は魔女というドラマのナレーションです。懐かしすぎるなあ~。TVドラマを見ていたのはまだ子供だったので、記憶が飛び飛びです。もう一度しっかり通しで見てみたい。

さてさて。
現在、私とオットさんは神奈川県と鳥取県にそれぞれ別々に暮らしています。出会った時からお互いの居住エリアは大きく変わっておりません。いわゆる遠距離恋愛をしばらく(9年くらい)続けて、その後、結婚をしました。
結婚によりお互いの居住エリアを変更することなく、遠距離結婚という形で現在にいたります。ちなみに、婚姻関係はスタートしてから10ヶ月位です。

で。ここ10ヶ月ほど冒頭の質問をよく受けるわけですが。
未来永劫同居はしない!とか 、X 年 X 月 から同居を始める予定です、など特に先の予定は決まっていません。

遠距離結婚のスタイルに落ち着いているのは、
・ふたりとも現在の別居のスタイルに特に不都合がなかった。
・結婚する際に住まいをどうするか?を話合う時間的余裕がなかった。

ひらたく言うと、結婚という初めての行事にあたり、同時に居住を新たにすることまで考えることは面倒すぎて無理だったー、というわけです。
ああ、身も蓋もない。(笑)

結婚式やら、披露宴やら、二次会やら、新居やら、新婚旅行やらを一挙に遂行できるカップルって超人?それとも神?
結婚にまつわるアレやコレやをまるっと遂行したお二人は、考えただけで「結婚やめるか~」ってなってしまった私からしたら、本当に尊敬いたします!

そんなわけで、通い通われ婚を続けて10ヶ月。しばらくはこのままかな。
一緒に暮らしていなくて淋しいこともありますが、概ね楽しくやっています。
私達の場合が晩婚だからだと思うのですが、幸いにして身内から「夫婦は一緒に住むもの」とも言われることもなくって。これは本当にありがたいことです。

一緒に暮らす結婚も、暮らさない結婚も、当事者の二人が良いように決めていけば上手くいくのではないかと。(当たり前のことではありますが。)
初めのうちは友達に物珍しがられることもあるけど、「うちはこんなスタイルでとりあえずー」とか言ってるとそのうちにそんなものかーという空気に。(笑)

まあ、まだ10ヶ月の新参者ですので、来年の今頃どうなっているのか?
スタイルに変化が必要になれば、その時に二人で相談してきめていくのですけれど。変化のある先が楽しみです。

Photo by Scott Webb on Unsplash

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