松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 107-236-237【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:胃全摘 / 巨赤芽球性貧血 / ビタミンB12 / 欠乏症 吸収経路 / 動物性食品 / 葉酸代謝
第107回薬剤師国家試験|薬学実践問題 /
問236-237
一般問題(薬学実践問題)
【物理・化学・生物、衛生/実務】
■複合問題|問 107-236-237
Q. 68歳男性。身長168cm、体重58kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。
(検査値)
BUN11.1mg/dL、血清クレアチニン値0.6mg/dL、赤血球数221×10^4/µL、Hb9.7g/dL、MCV122.2fl、MCH43.9pg、MCHC35.9%、血清鉄101µg/dL、フェリチン56µg/dL、PT-INR|1.10、便潜血 陰性
実務
問 107-236|実務
Q. この患者において、欠乏が疑われるビタミンはどれか。1つ選べ。
■選択肢
1. ビタミンB1
2. ビタミンB6
3. ビタミンB12
4. ビタミンC
5. ビタミンK
Here:
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衛生
問 107-237|衛生
Q. この患者に欠乏していると考えられるビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
■選択肢
1. このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。
2. このビタミンは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。
3. このビタミンは、唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として、小腸から吸収される。
4. このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。
5. このビタミンは、生体内でチアミンピロリン酸として糖代謝に関与する。
Here:
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こんにちは!薬学生の皆さん。
Mats & BLNtです。
matsunoya_note から、薬剤師国家試験の論点解説をお届けします。
苦手意識がある人も、この機会に、【物理・化学・生物、衛生/実務】 の複合問題を一緒に完全攻略しよう!
今回は、第107回薬剤師国家試験|薬学実践問題 / 問236-237、論点:胃全摘 / 巨赤芽球性貧血 / ビタミンB12 / 欠乏症 吸収経路 / 動物性食品 / 葉酸代謝を徹底解説します。
薬剤師国家試験対策ノート NOTE ver.
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松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 107-236-237【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:胃全摘 / 巨赤芽球性貧血 / ビタミンB12 / 欠乏症 吸収経路 / 動物性食品 / 葉酸代謝|matsunoya
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このコンテンツの制作者|
滝沢 幸穂 Yukiho Takizawa, PhD
https://www.facebook.com/Yukiho.Takizawa
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設問へのアプローチ|
薬学実践問題は原本で解いてみることをおすすめします。
まずは、複合問題や実務の問題の構成に慣れることが必要だからです。
薬学実践問題は薬剤師国家試験2日目の①、②、③ の3部構成です。
今回の論点解説では2日目の①を取り上げています。
厚生労働省|過去の試験問題👇
第109回(令和6年2月17日、2月18日実施)
第108回(令和5年2月18日、2月19日実施)
第107回(令和4年2月19日、2月20日実施)
第106回(令和3年2月20日、2月21日実施)
第107回薬剤師国家試験 問236-237(問107-236-237)では、胃全摘患者における巨赤芽球性貧血の原因であるビタミンB12欠乏症に関する知識を衛生および実務のそれぞれの科目の視点から複合問題として問われました。
複合問題は、各問題に共通の冒頭文とそれぞれの科目別の連問で構成されます。
冒頭文は、問題によっては必要がない情報の場合もあるため、最初に読まずに、連問すべてと選択肢に目を通してから、必要に応じて情報を取得するために読むようにすると、時間のロスが防げます。
1問、2分30秒で解答できればよいので、いつも通り落ち着いて一問ずつ別々に解けば大丈夫です。
出題範囲は、それぞれの科目別の出題範囲に準じています。
連問と言ってもめったに連動した問題は出ないので、平常心で取り組んでください。
💡ワンポイント
複合問題ですが、問107-236-237を解くうえで必要な情報は、黄色い線で示した部分です。
それ以外の情報取得は必要がないです。読んでいると時間のロスに繋がります。
問107-236および問107-237は、巨赤芽球性貧血の原因であるビタミンB12に関する記述の正誤を問う問題です。
冒頭文で必要な情報は、
巨赤芽球性貧血の診断を確定するための
所見(胃全摘)と
検査結果(赤血球数低下、Hb低値、MCV高値、MCH高値)
です。
一応、念のため、鉄欠乏性貧血を否定する意味では、血清鉄、フェリチンが正常値であることを確認する必要があるかもしれませんし、出血傾向を否定するために、PT-INR、便潜血を確認してもいいです。
ここまでできるようになっていると便利ですね。検査値に関しては、後述します。
🫛豆知識 ビタミン
薬剤師国家試験【衛生】でビタミンの過不足が問われた場合、下記の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書を読んでおくと応用力がつきます。時間があるときに報告書を読んでまとめておこう!
ビタミン B12に関する項から、以下抜粋します。
⑤ ビタミン B12
1 基本的事項
1-1 定義と分類
🫛ビタミンB12 はコバルトを含有する化合物(コバミド)である。
アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、スルフィトコバラミン、 ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミンがある。
🫛アデノシルコバラミン及びメチルコバラミンが補酵素として機能する。
ビタミンB12 活性を有る化合物を総称してビタミンB12 という。ビタミンB12 はコバルトを含有する化合物(コバミド)であり、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、スルフィトコバラミン、 ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミンがある。
アデノシルコバラミン及びメチルコバラミンが補酵素として機能する。
1-2 機能
🫛ビタミンB12は、メチルマロニルCoA ムターゼおよびメチオニンシンターゼの補酵素としてスクシニル基およびメチル基の転移反応に機能し、アミノ酸代謝に関与する。
🫛ビタミンB12の欠乏により、巨赤芽球性貧血、脊髄及び脳の白質障害、末梢神経障害が起こる。
ビタミンB12は、アデノシルコバラミン及びメチルコバラミンの形態で、それぞれメチルマロニルCoA ムターゼ及びメチオニンシンターゼの補酵素としてスクシニル基及びメチル基の転移反応に機能し、アミノ酸代謝に関与する。
ビタミンB12の欠乏により、巨赤芽球性貧血、脊髄及び脳の白質障害、末梢神経障害が起こる。
1-3 消化、吸収、代謝
🫛食品中のビタミンB12はたんぱく質と結合しており、胃酸やペプシンの作用で遊離する。
🫛遊離したビタミンB12は唾液腺由来のハプトコリンと結合し、次いで十二指腸においてハプトコリンが膵液中のたんぱく質分解酵素によって部分的に消化される。
🫛ハプトコリンから遊離したビタミンB12は、胃の壁細胞から分泌された内因子と結合する。
🫛内因子-ビタミンB12複合体は主として回腸下部の刷子縁膜微絨毛に分布する受容体に結合した後、腸管上皮細胞に取り込まれる。
食品中のビタミンB12はたんぱく質と結合しており、胃酸やペプシンの作用で遊離する。
遊離したビタミンB12は唾液腺由来のハプトコリンと結合し、次いで十二指腸においてハプトコリンが膵液中のたんぱく質分解酵素によって部分的に消化される。
ハプトコリンから遊離したビタミンB12は、胃の壁細胞から分泌された内因子と結合する。
内因子-ビタミンB12複合体は主として回腸下部の刷子縁膜微絨毛に分布する受容体に結合した後、腸管上皮細胞に取り込まれる。
消化過程は食品ごとに異なり、同時に摂取する食品の影響も受ける。
正常な胃の機能を有した健康な成人において、食品中のビタミンB12の吸収率はおよそ50%とされている60,61)。
食事当たり2 µg程度のビタミンB12で内因子を介した吸収機構が飽和するため62,63)、それ以上ビタミンB12を摂取しても生理的には吸収されない。
よって、ビタミンB12を豊富に含む食品を多量に摂取した場合、吸収率は顕著に減少する。また、胆汁中には多量のビタミンB12化合物が排泄されるが(平均排泄量2.5 µg/日)、約45%は内因子と結合できない未同定のビタミンB12類縁化合物である60)。
胆汁中に排泄される真のビタミンB12の半数は腸肝循環により再吸収され、残りは糞便へ排泄される。
🫛健康成人の平均的ビタミンB12貯蔵量は2~3 mgであり、1日当たり体内ビタミンB12貯蔵量の0.1から0.2%が損失する。
なお、健康な成人の平均的なビタミンB12貯蔵量は2~3 mgである64,65)。そして、1日当たり体内ビタミンB12貯蔵量の0.1から0.2%が損失する66–68)。
また、食品中には、ヒトがビタミンB12として利用できないシュードビタミンB12 61,69,70)が存在する。
2 指標設定の基本的な考え方
🫛ビタミンB12輸送たんぱく質トランスコバラミンにビタミンB12が結合したホロトランスコバラミンの血清濃度は、分配されているビタミンB12量を反映する。
ビタミンB12の栄養状態を反映する生化学的指標として血清ホロトランスコバラミン濃度、血清メチルマロン酸濃度、血清ホモシステイン濃度が利用できる71–74)。ビタミンB12輸送たんぱく質トランスコバラミンにビタミンB12が結合したホロトランスコバラミンの血清濃度は、分配されているビタミンB12量を反映する。
ビタミンB12の栄養状態が低下すると、ビタミンB12を必要とするメチルマロニル CoA ムターゼ及びメチオニンシンターゼの活性が低下し、血清メチルマロン酸濃度、血清ホモシステイン濃度が上昇する。これらの生化学的指標を適正に維持できるビタミンB12摂取量が報告されている71)。
しかし、それがビタミンB12の欠乏症の回避に必要な最小摂取量を算定するために利用可能であるとの結論はまだ得られていない75)。
このため、推定平均必要量を設定せず、適正なビタミンB12の栄養状態を維持できる摂取量として目安量を設定した。
3-2 過剰摂取の回避
3-2-1 摂取源となる食品
🫛胃から分泌される内因子によって小腸からの吸収量が調節されているため、過剰摂取による健康障害はない。
通常の食品を摂取している人で、過剰摂取による健康障害が発現したとの報告は見当たらない。これは、胃から分泌される内因子によって小腸からの吸収量が調節されているためと考えられる63)。また、サプリメント等による摂取においても、特殊な吸収機構を有し63)、体内への吸収量が厳密に調節されているため、健康障害の報告はない。
出典:
日本人の食事摂取基準 |厚生労働省
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|厚生労働省
PDF ビタミン(水溶性ビタミン)[1.2MB]
まず基本的な知識について復習しておきましょう。
■■GPT4o
ビタミンの生理的役割と欠乏症
1. ビタミンB1(チアミン)
生理的役割
糖代謝:チアミンピロリン酸(TPP)としてピルビン酸脱水素酵素複合体およびα-ケトグルタル酸脱水素酵素複合体で補酵素として働きます。エネルギー産生とクエン酸回路に重要です。
神経伝達物質の合成:神経系でアセチルコリン合成を支えます。
欠乏症
脚気(Beriberi):エネルギー代謝の障害により、末梢神経障害や心不全が発生。
乾性脚気:末梢神経障害(しびれ、筋力低下)。
湿性脚気:循環器系症状(浮腫、心不全)。
ウェルニッケ脳症:慢性的なアルコール依存症患者で見られる神経障害(眼球運動障害、失調、錯乱)。
2. ビタミンB6(ピリドキシン)
生理的役割
アミノ酸代謝:ピリドキサールリン酸(PLP)としてトランスアミナーゼやデカルボキシラーゼの補酵素に関与。
神経伝達物質の合成:GABAやセロトニンなどの神経伝達物質の合成をサポートします。
ヘモグロビン合成:ヘム合成に必要です。
欠乏症
貧血:小球性低色素性貧血。
神経症状:末梢神経炎やてんかん発作(特に乳児)。
皮膚症状:脂漏性皮膚炎や口唇炎。
3. ビタミンB12(コバラミン)
生理的役割
メチル基転位反応:葉酸代謝におけるメチル基転位に関与(ホモシステイン→メチオニン)。
DNA合成:赤血球形成に重要。
神経保護:神経細胞の髄鞘合成を支えます。
欠乏症
巨赤芽球性貧血:DNA合成障害により異常な赤血球が産生される。
神経障害:末梢神経障害、脊髄後索障害(感覚異常、運動失調)。
萎縮性舌炎:舌の表面が平滑になり赤くなる。
4. ビタミンC(アスコルビン酸)
生理的役割
抗酸化作用:活性酸素を除去して細胞損傷を防ぎます。
コラーゲン合成:プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素として働きます。
鉄吸収促進:小腸での非ヘム鉄の吸収を高める。
欠乏症
壊血病:コラーゲン合成の障害により、出血傾向、歯肉出血、創傷治癒の遅延。
免疫機能低下:感染症への感受性増加。
5. ビタミンK
生理的役割
血液凝固:凝固因子(II, VII, IX, X)の活性化に必要。
骨代謝:オステオカルシンのカルボキシル化を介して骨形成を支援します。
欠乏症
出血傾向:血液凝固因子の活性低下により、出血や血腫が発生。
新生児ビタミンK欠乏性出血症:出生後に母乳のみで栄養を摂取する新生児で特にリスクが高い。
骨密度低下:カルボキシル化が不十分なオステオカルシンが骨形成を阻害。
文献リスト
国立健康・栄養研究所「ビタミンの生理機能と欠乏症」
Gropper SS, Smith JL, Carr TP. "Advanced Nutrition and Human Metabolism". 7th ed. Cengage Learning, 2018.
日本ビタミン学会編「ビタミンの科学」朝倉書店, 2016.
WHO. "Vitamin and Mineral Requirements in Human Nutrition". 2nd ed. 2004.
日本臨床栄養学会「臨床栄養ガイドブック2022」
患者の所見と検査結果
基本情報
年齢/性別:68歳男性
身長・体重:168cm、58kg(BMI: 約20.5 → 標準体重範囲内)
病歴:6年前に胃の全摘手術
症状:1週間前からの息切れ、全身倦怠感、著しい食欲不振、めまい
血液検査結果
各検査項目の詳細
1. BUN (Blood Urea Nitrogen)
概念:
血中尿素窒素は、タンパク質の代謝産物であり、主に肝臓でアンモニアから合成され、腎臓で排泄される。腎機能の評価や体内窒素バランスの指標となる。正常範囲:8–20 mg/dL
臨床意義:
高値:腎不全、脱水、消化管出血、高タンパク食摂取など
低値:低タンパク血症、肝疾患など
2. 血清クレアチニン値
概念:
筋肉代謝により産生されるクレアチニンは、腎臓で排泄される。腎機能の評価指標として使用。正常範囲:0.6–1.2 mg/dL
臨床意義:
高値:腎機能低下、脱水、筋肉損傷
低値:筋肉量減少、高齢者
3. 赤血球数
概念:
赤血球は酸素を運搬する血液成分。全体の血液状態や貧血の有無を評価。正常範囲:410–530×10⁴/µL(男性)
臨床意義:
低値:貧血、血液喪失、骨髄抑制
高値:脱水、赤血球増加症
4. Hb (ヘモグロビン)
概念:
赤血球中の酸素運搬タンパク質。貧血の指標として重要。正常範囲:13.5–17.5 g/dL(男性)
臨床意義:
低値:貧血、慢性疾患、栄養不足
高値:脱水、エリスロポエチン過剰
5. MCV (Mean Corpuscular Volume)
概念:
1個の赤血球の平均容積を示す指標。貧血の分類に用いる。正常範囲:80–100 fl
臨床意義:
高値:巨赤芽球性貧血(ビタミンB12欠乏、葉酸欠乏)
低値:鉄欠乏性貧血、慢性疾患性貧血
6. MCH (Mean Corpuscular Hemoglobin)
概念:
赤血球1個あたりのヘモグロビン量。貧血の分類に使用。正常範囲:27–33 pg
臨床意義:
高値:巨赤芽球性貧血
低値:鉄欠乏性貧血
7. MCHC (Mean Corpuscular Hemoglobin Concentration)
概念:
赤血球の容積に対するヘモグロビン濃度。赤血球の色素濃度を評価。正常範囲:31–36%
臨床意義:
高値:球状赤血球症など
低値:鉄欠乏性貧血
8. 血清鉄
概念:
血液中に存在する鉄の濃度。鉄欠乏や貧血の評価に用いる。正常範囲:50–160 µg/dL
臨床意義:
高値:鉄過剰症、肝疾患
低値:鉄欠乏性貧血
9. フェリチン
概念:
体内鉄の貯蔵量を示す指標。貧血の原因診断に重要。正常範囲:20–300 µg/dL
臨床意義:
高値:炎症、鉄過剰症
低値:鉄欠乏性貧血
10. PT-INR (プロトロンビン時間国際標準比)
概念:
血液凝固能を評価する指標。抗凝固療法の管理に用いられる。正常範囲:0.9–1.1
臨床意義:
高値:ビタミンK欠乏、肝疾患、抗凝固薬使用
低値:凝固亢進状態
11. 便潜血
概念:
消化管からの出血の有無を検出する指標。消化管出血や腫瘍の診断に用いる。臨床意義:
陽性:消化管出血、癌
陰性:正常
これらの検査項目から、この患者はビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血が強く示唆されます。
また、鉄代謝や腎機能は正常範囲内であり、便潜血が陰性であるため、消化管出血や鉄欠乏性貧血の可能性は低いと考えられます。
病態の考察
赤血球数低下、Hb低値、MCV高値、MCH高値
巨赤芽球性貧血の可能性
原因:
胃の全摘手術による内因子(ビタミンB12吸収に必要)の欠乏。これによりビタミンB12吸収不良が生じ、DNA合成障害を引き起こして巨赤芽球性貧血が発生したと考えられる。症状:
倦怠感、息切れ、めまいは貧血による酸素運搬能力の低下に起因。
正常範囲の血清鉄・フェリチン
鉄欠乏性貧血の可能性は低い。便潜血陰性のため、消化管出血などによる鉄喪失も考えにくい。
胃の全摘手術歴
胃酸分泌や内因子の欠乏により、ビタミンB12の吸収が阻害されやすい状態。
さらに、食事摂取不良が重なることでビタミンB12欠乏症が顕在化。
BUN、血清クレアチニン、PT-INR正常
腎機能や血液凝固には大きな異常が見られない。
ビタミンK欠乏症や腎疾患の可能性は低い。
結論
この患者の病態は、胃全摘後に内因子の欠乏が続き、ビタミンB12欠乏に伴う巨赤芽球性貧血が主因と考えられる。補充療法としてビタミンB12の投与(注射や経口剤)が必要。
論点およびポイント
■■GPT4o
問107-236|実務
論点|胃全摘 / 巨赤芽球性貧血 / ビタミンB12欠乏症
ポイント|
患者は6年前に胃の全摘手術を受けており、内因子が欠乏している可能性が高い。これにより、ビタミンB12の吸収障害が生じる。
血液検査結果でMCV(平均赤血球容積)が122.2flと上昇しており、巨赤芽球性貧血を示唆している。
血清鉄値(101µg/dL)とフェリチン値(56µg/dL)は正常範囲内であり、鉄欠乏性貧血ではない。
ビタミンB12は巨赤芽球性貧血の主な原因となるため、欠乏が疑われる。
ビタミンB12欠乏の主な症状には倦怠感、息切れ、食欲不振、めまいが含まれる。
問107-237|衛生
論点|動物性食品 / ビタミンB12吸収経路 / 葉酸代謝
ポイント|
ビタミンB12は動物性食品(肉類、魚介類、乳製品)に多く含まれるため、摂取不足が欠乏の一因となる。
ビタミンB12の吸収には胃酸と内因子(胃壁細胞から分泌されるグリコプロテイン)が必要であり、胃全摘により吸収が障害される。
唾液由来のトランスコバラミンはビタミンB12の吸収過程には直接関与しない。胃ではRタンパク質と結合し、小腸で内因子と結合して吸収される。
ビタミンB12は葉酸代謝においてメチル基転位反応に関与し、核酸合成や赤血球形成に必要な役割を果たす。
ビタミンB1(チアミン)やビタミンC(アスコルビン酸)の機能はビタミンB12欠乏とは関係しない。
薬剤師国家試験 出題基準
出典: 薬剤師国家試験のページ |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
出題基準 000573951.pdf (mhlw.go.jp)
論点を整理します。
■■GPT4o
総合的な論点
問 107-236(実務)
この問題では、患者の症状や血液検査結果をもとに、欠乏が疑われるビタミンを特定する必要があります。胃の全摘手術後の患者は、胃酸分泌がないため、ビタミンB12吸収の障害が起こることが知られています。ビタミンB12は、胃の壁細胞から分泌される内因子(Intrinsic Factor, IF)と結合しないと小腸で吸収されないため、胃全摘後は内因子の不足により欠乏しやすくなります。
患者の検査値を見ると、以下の特徴がビタミンB12欠乏と一致しています:
MCVの上昇(122.2 fl)
巨赤芽球性貧血を示す特徴であり、ビタミンB12や葉酸の欠乏が原因となります。Hbの低下(9.7 g/dL)
貧血の一指標であり、ビタミンB12欠乏に伴う貧血が示唆されます。血清鉄とフェリチンが正常値
鉄欠乏性貧血ではなく、巨赤芽球性貧血の可能性を強調します。
よって、欠乏が疑われるビタミンはビタミンB12(選択肢3) です。
各選択肢の論点および解法へのアプローチ方法
選択肢1: ビタミンB1
論点:
ビタミンB1(チアミン)の欠乏は脚気やウェルニッケ脳症に関連しますが、巨赤芽球性貧血の原因にはならない。
アプローチ方法:
MCVの上昇が巨赤芽球性貧血を示しており、ビタミンB1欠乏症状と一致しないため除外。
選択肢2: ビタミンB6
論点:
ビタミンB6(ピリドキシン)はヘモグロビン合成に必要ですが、欠乏による貧血は小球性貧血を示します。
アプローチ方法:
患者のMCVが上昇しているため、小球性貧血の原因とは考えにくく除外。
選択肢3: ビタミンB12
論点:
ビタミンB12の欠乏は巨赤芽球性貧血の主要な原因です。胃全摘患者では内因子の欠乏によりビタミンB12吸収が障害されます。
アプローチ方法:
MCVの上昇、胃全摘の病歴、正常な血清鉄値から、ビタミンB12欠乏が妥当な診断と判断。正答。
選択肢4: ビタミンC
論点:
ビタミンC欠乏は壊血病やコラーゲン合成障害を引き起こしますが、巨赤芽球性貧血の原因ではありません。
アプローチ方法:
患者の症状(MCV上昇や貧血)と関係がないため除外。
選択肢5: ビタミンK
論点:
ビタミンKは血液凝固因子の合成に必要ですが、貧血やMCVの上昇には関連しません。
アプローチ方法:
PT-INR値が正常であり、ビタミンK欠乏の可能性は低いと判断し除外。
問 107-237(衛生)
この問題では、ビタミンB12欠乏に関連する記述について正しいものを選択する必要があります。ビタミンB12は以下のような生理学的特徴を持ちます:
吸収メカニズム
食事由来のビタミンB12は、胃酸で遊離された後、唾液や胃液中のRタンパク質(ハプトコリン)に結合し、小腸では内因子と結合します。その後、小腸の回腸で吸収されます。生理的役割
ビタミンB12は葉酸代謝に関与し、特にメチル基転位反応を媒介する酵素(メチオニンシンターゼ)の補酵素として機能します。欠乏の原因
動物性食品にのみ含まれるため、摂取不足や吸収障害(胃全摘後や腸疾患)で欠乏します。
正しい選択肢は以下の通りです:
選択肢1:動物性食品の摂取不足が原因
選択肢4:葉酸代謝のメチル基転位反応に関与
これらの内容はビタミンB12の特徴を適切に説明しています。
選択肢1. このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。
論点:
ビタミンB12が動物性食品(肉類、魚介類、卵、乳製品)に多く含まれる点を指摘。
アプローチ方法:
胃全摘後の吸収障害だけでなく、摂取不足が欠乏の原因となることから正しい選択肢。
選択肢2. このビタミンは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。
論点:
ビタミンCの役割であるコラーゲン合成に関与する点を説明。
アプローチ方法:
問題で指摘されるビタミンB12の機能とは無関係であり誤り。
選択肢3. このビタミンは、唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として、小腸から吸収される。
論点:
ビタミンB12が唾液由来のトランスコバラミンと複合体を形成するという記述の誤りを含む。
アプローチ方法:
ビタミンB12は胃でRタンパク質と結合し、小腸で内因子と結合するため、この選択肢は誤り。
選択肢4. このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。
論点:
葉酸代謝におけるメチル基転位反応にビタミンB12が補酵素として関与する点。
アプローチ方法:
ビタミンB12の重要な役割を的確に記述しているため、正しい選択肢。
選択肢5. このビタミンは、生体内でチアミンピロリン酸として糖代謝に関与する。
論点:
チアミン(ビタミンB1)の機能に関連する内容。
アプローチ方法:
糖代謝における役割を説明しており、ビタミンB12の欠乏とは関係がないため誤り。
引用文献
日本内科学会編『内科学 第11版』
巨赤芽球性貧血、ビタミンB12吸収障害の病態、胃全摘の影響について詳細に解説。
Harper's Illustrated Biochemistry, 31st Edition
ビタミンB12の吸収経路および葉酸代謝における役割に関する記載。
Guyton and Hall Textbook of Medical Physiology, 14th Edition
ビタミンの生理学的役割、特にビタミンB12および葉酸の関与する代謝過程の説明。
Merck Manual of Diagnosis and Therapy
巨赤芽球性貧血の診断およびビタミンB12欠乏症の臨床的特徴に関する実践的な情報。
厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2020年版)』
ビタミンB12の推奨摂取量や欠乏症の記述。
以上で、論点整理を終わります。
理解できたでしょうか?
大丈夫です。
完全攻略を目指せ!
はじめましょう。
薬剤師国家試験の薬学実践問題【複合問題】から肺炎球菌ワクチン / 不活化ワクチン / 莢膜多糖 / 予防接種法 / 救済制度 / 基礎疾患 / 保存方法 / 投与経路 / 混合投与を論点とした問題です。
なお、以下の解説は、著者(Yukiho Takizawa, PhD)がプロンプトを作成して、その対話に応答する形で GPT4o & Copilot 、Gemini 2、または Grok 2 が出力した文章であって、著者がすべての出力を校閲しています。
生成AIの製造元がはっきりと宣言しているように、生成AIは、その自然言語能力および取得している情報の現在の限界やプラットフォーム上のインターフェースのレイト制限などに起因して、間違った文章を作成してしまう場合があります。
疑問点に関しては、必要に応じて、ご自身でご確認をするようにしてください。
Here we go.
第107回薬剤師国家試験|薬学実践問題 /
問236-237
一般問題(薬学実践問題)
【物理・化学・生物、衛生/実務】
■複合問題|問 107-236-237
Q. 68歳男性。身長168cm、体重58kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。
(検査値)
BUN11.1mg/dL、血清クレアチニン値0.6mg/dL、赤血球数221×10^4/µL、Hb9.7g/dL、MCV122.2fl、MCH43.9pg、MCHC35.9%、血清鉄101µg/dL、フェリチン56µg/dL、PT-INR|1.10、便潜血 陰性
実務
問 107-236|実務
Q. この患者において、欠乏が疑われるビタミンはどれか。1つ選べ。
■選択肢
1. ビタミンB1
2. ビタミンB6
3. ビタミンB12
4. ビタミンC
5. ビタミンK
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 107-236-237【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:胃全摘 / 巨赤芽球性貧血 / ビタミンB12 / 欠乏症 吸収経路 / 動物性食品 / 葉酸代謝|matsunoya
衛生
問 107-237|衛生
Q. この患者に欠乏していると考えられるビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
■選択肢
1. このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。
2. このビタミンは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。
3. このビタミンは、唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として、小腸から吸収される。
4. このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。
5. このビタミンは、生体内でチアミンピロリン酸として糖代謝に関与する。
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 107-236-237【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:胃全摘 / 巨赤芽球性貧血 / ビタミンB12 / 欠乏症 吸収経路 / 動物性食品 / 葉酸代謝|matsunoya
■■GPT4o
■問 107-236|実務
■論点|
この問題の論点は、胃全摘患者において、欠乏が疑われるビタミンの特定です。
■解説1|
ビタミンB12(選択肢3)[正しい]
ビタミンB12の欠乏は、巨赤芽球性貧血の原因となります。
これはDNA合成に必要な核酸合成が障害されるためです。血液検査で示されるMCV122.2fl(平均赤血球容積の上昇)は、巨赤芽球性貧血の特徴です。
胃全摘により、胃から分泌される内因子が欠如しているため、ビタミンB12の小腸での吸収ができない状態です。
■解説2|
この患者の血清鉄やフェリチン値は正常であるため、鉄欠乏性貧血は否定されます。
ビタミンB12欠乏は通常、動物性食品の摂取不足または吸収障害によるものであり、この患者では後者が考えられます。
ビタミンB12の欠乏は、倦怠感、息切れ、食欲不振、めまいなどの症状と一致しています。
■結論|
選択肢3(ビタミンB12)が正答です。
この患者の症状および検査結果から、ビタミンB12の欠乏が最も疑われます。
■補足|
ビタミンB1(選択肢1)[誤り]
ビタミンB1欠乏は脚気やウェルニッケ脳症を引き起こします。
症状や検査結果と一致しません。
ビタミンB6(選択肢2)[誤り]
ビタミンB6はアミノ酸代謝に関与します。
巨赤芽球性貧血とは関連しません。
ビタミンC(選択肢4)[誤り]
ビタミンC欠乏は壊血病を引き起こします。
血液検査結果と関連しません。
ビタミンK(選択肢5)[誤り]
ビタミンK欠乏は凝固障害を引き起こします。
PT-INRが正常であるため関連性はありません。
■問 107-237|衛生
■論点|
この問題の論点は、ビタミンB12の欠乏原因および生理学的役割の理解です。
■解説1|
このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。(選択肢1)[正しい]
ビタミンB12は動物性食品(肉、魚、乳製品など)に豊富に含まれています。これらを十分に摂取できない場合、欠乏症を引き起こします。特に菜食主義者や摂取不足の高齢者で顕著です。
このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。(選択肢4)[正しい]
ビタミンB12はメチル基の供与体として、ホモシステインからメチオニンへの変換を触媒します。この反応は葉酸代謝およびDNA合成に重要であり、これが障害されると巨赤芽球性貧血が生じます。
■解説2|
ビタミンB12は胃で分泌される内因子と結合し、小腸の回腸から吸収されます。胃全摘などにより内因子が不足すると、吸収が困難になります。
欠乏症状には、巨赤芽球性貧血のほか、神経障害(末梢神経障害や脊髄後索障害)も含まれます。
ビタミンB12は水溶性ビタミンですが、体内で数年分のストックが肝臓に蓄積されるため、欠乏症は徐々に進行します。
■結論|
選択肢1と選択肢4が正答です。ビタミンB12の欠乏原因や生理的役割に基づき、これらが正しい記述であることが確認できます。
■補足|
プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する(選択肢2)[誤り]
これはビタミンCの機能に関する記述です。
ビタミンB12とは関連しません。
唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として小腸から吸収される(選択肢3)[誤り]
ビタミンB12の吸収には内因子が必須です。
唾液由来のトランスコバラミンは吸収過程には関与しません。
チアミンピロリン酸として糖代謝に関与する(選択肢5)[誤り]
これはビタミンB1(チアミン)の機能です。
ビタミンB12とは関連しません。
必須問題の解説は、こちらからどうぞ。
薬剤師国家試験対策ノート|論点解説 必須問題 第106回-第109回 一覧 powered by Gemini 1.5 Pro, Google AI Studio & GPT4, Copilot|matsunoya (note.com)
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では、問題を解いてみましょう!
すっきり、はっきりわかったら、合格です。
第107回薬剤師国家試験|薬学実践問題 /
問236-237
一般問題(薬学実践問題)
【物理・化学・生物、衛生/実務】
■複合問題|問 107-236-237
Q. 68歳男性。身長168cm、体重58kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。
(検査値)
BUN11.1mg/dL、血清クレアチニン値0.6mg/dL、赤血球数221×10^4/µL、Hb9.7g/dL、MCV122.2fl、MCH43.9pg、MCHC35.9%、血清鉄101µg/dL、フェリチン56µg/dL、PT-INR|1.10、便潜血 陰性
実務
問 107-236|実務
Q. この患者において、欠乏が疑われるビタミンはどれか。1つ選べ。
■選択肢
1. ビタミンB1
2. ビタミンB6
3. ビタミンB12
4. ビタミンC
5. ビタミンK
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衛生
問 107-237|衛生
Q. この患者に欠乏していると考えられるビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
■選択肢
1. このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。
2. このビタミンは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。
3. このビタミンは、唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として、小腸から吸収される。
4. このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。
5. このビタミンは、生体内でチアミンピロリン酸として糖代謝に関与する。
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