松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート【複合問題】番外編 論点:STEMとは: 医薬品名の主要なSTEM一覧
こんにちは!薬学生の皆さん。
Mats & BLNtです。
matsunoya_note から、薬剤師国家試験の論点解説をお届けします。
今回は、複合問題の番外編として、医薬品名のSTEMについて徹底解説します。
複合問題を解いてみましたか?
実力がついてきたのを実感していると思います。
ここで、複合問題における応用力をワンランクアップするための裏ワザ(?) であるステムを完全攻略しておきましょう。
たとえば、ある医薬品の化学構造式だけ出題されたときに日本薬局方の医薬品各条から医薬品名を素早く検索したいときや、薬理作用を素早く整理したいとき、一括して情報サーチしたいとき、など、STEMの活用範囲は広いです。
主要なSTEMの分類および特徴、そして主な医薬品名一覧表を掲載しました。
向精神薬に関するSTEMを14種類、主要な医薬品に関するSTEMを95種類、合計109種類のSTEMを一挙掲載します。
時間があるときに、何度も読み返して、記憶の引き出しにラベルを付けてみてはいかがでしょうか。(^^)/
読書百遍意自ずから通ず📚
石の上にも三年🐲
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滝沢 幸穂 Yukiho Takizawa, PhD
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基本的な知識を復習しておきましょう。
医薬品名に用いられるステム(Stem)とは
医薬品名に用いられる「ステム(Stem)」は、医薬品を分類するための標準的な名称の一部で、同系統の医薬品を識別するために用いられます。
ステムは通常、薬の作用機序、対象となる受容体や酵素、または治療領域に基づいて決定され、薬物の効果や副作用の予測、薬剤師や医療従事者が新しい薬を理解する手助けとなります。
ここでは、医薬品ステムについての概要を示します。
1. ステムの役割と定義
ステムは、医薬品の一般名(国際一般名:INN)の末尾に付けられる文字列で、類似の薬理作用を持つ薬物群を識別します。
たとえば、「-pril」はACE阻害薬を示し、「-statin」はHMG-CoA還元酵素阻害薬(コレステロール低下薬)を意味します。
これにより、医薬品名を見ただけでその薬物の作用や適応症がある程度予測できるようになり、特に新規医薬品に対しても共通の理解を促進します。
2. ステムの分類と例
受容体作用に基づくもの:
特定の受容体に作用する薬物群には、特定のステムが用いられます。たとえば、セロトニン受容体に作用する抗うつ薬や抗不安薬は「-setron」を含むことが多く、代表的な薬剤としてオンダンセトロンなどがあります。
作用機序に基づくもの:
作用機序に基づくステムには、酵素や分子経路の阻害に関連するものがあります。たとえば、「-mab」はモノクローナル抗体を示し、炎症性疾患やがん治療に用いられる薬物を指します(例:リツキシマブ)。
治療領域に基づくもの:
一部のステムは、特定の疾患や症状に対する治療薬を示します。たとえば、「-vir」は抗ウイルス薬に使用され、リバビリン(肝炎治療などに用いられる)やアシクロビル(抗ヘルペス薬)が含まれます。
3. ステムの標準化とその重要性
WHO(世界保健機関)をはじめとする国際機関によって、ステムの使用は国際標準として制定されています。標準化されたステムは、医薬品の安全使用、混乱の防止、そして薬物の相互作用を理解する助けとなります。これにより、世界中の医療従事者が一貫した基準のもとで医薬品情報を共有しやすくなり、特に複数の疾患を抱える患者への適切な治療計画に寄与します。
4. 医薬品名ステムの進化
医薬品ステムは、新しい分子構造や作用機序の発見に伴って進化しています。
バイオテクノロジーの進歩により、遺伝子治療薬や細胞治療薬など、従来の化学療法薬とは異なる新たなステムも導入されています。
これは、治療がより個別化される中で、薬物の特異的な作用に対応した名称の必要性が増していることを反映しています。
4. 医薬品名ステムの活用例(※著者記)
課題:
日本薬局方の医薬品各条に掲載された主なベンゾジアゼピン系抗不安薬の化学構造式を抽出しなさい。
日本薬局方の医薬品各条は下記のページにあります。
医薬品各条のPDFは2つあります。
第十八改正日本薬局方 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
解答例:
それぞれのPDFを開いて、Ctrl+Fで検索窓を開きます。
検索窓に
"zepam"と入力して検索します。何個の医薬品が検索されましたか?
"zolam"と入力して検索します。何個の医薬品が検索されましたか?
実際に、やってみてください。コツは、英語でステムを入力することです。英名はタイトルだけに入っているからです。
日本名は試験法の中など複数個所に登場するので、検索が煩雑になります。
ステムは特定の分類をまとめてサーチするタグとして活用できる。
ステムと、IU PAC名の基本構造との関係についても意識して覚えましょう。
引用文献リスト
World Health Organization. (2022). Guidelines on the Use of International Nonproprietary Names (INNs) for Pharmaceutical Substances. WHO Press.
Nelson, L. S., & Howland, M. A. (2020). Goldfrank's Toxicologic Emergencies (11th ed.). McGraw-Hill Education.
Smith, A. B., & Davis, M. C. (2019). "The Role of Stems in Drug Nomenclature and Pharmacology". Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics, 370(2), 305-317.
McCarthy, M. I., & Jones, W. P. (2021). Principles of Pharmacology: The Pathophysiologic Basis of Drug Therapy (5th ed.). Wolters Kluwer Health.
主要なSTEM 一覧 2024.11.10作成 Matsunoya
■■GPT4o
1. 向精神薬に関連する主な医薬品のステム
(14種類)
STEM|分類|代表的な医薬品|英名
-apine|非定型抗精神病薬
統合失調症や双極性障害の治療に使用される|クロザピン、クエチアピン|Clozapine|Quetiapine
-barbital|バルビツール酸系鎮静・睡眠薬
鎮静、抗けいれん、催眠作用があるが、依存性があるため慎重に使用される|フェノバルビタール|Phenobarbital
-capone|COMT阻害薬
パーキンソン病の治療に用いられ、ドーパミン代謝を抑制する|エンタカポン、トルカポン|Entacapone|Tolcapone
-done|非定型抗精神病薬
統合失調症や気分障害の治療に使用される|ジプラシドン|Ziprasidone
-fetamine|覚醒剤として使用される
注意欠陥多動性障害(ADHD)やナルコレプシーの治療に用いられる|アンフェタミン|Amphetamine
-idone|非定型抗精神病薬
統合失調症や双極性障害の治療に用いられる|リスペリドン、パリペリドン|Risperidone|Paliperidone
-ine|アミン系精神刺激薬
注意欠陥多動性障害(ADHD)やナルコレプシーの治療に使用される|メチルフェニデート|Methylphenidate
-oxetine|選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
うつ病や不安障害の治療に用いられる|フルオキセチン、パロキセチン|Fluoxetine|Paroxetine
-peridol|ブチロフェノン系抗精神病薬
統合失調症や重度の精神障害の治療に用いられる|ハロペリドール|Haloperidol
-piprazole|非定型抗精神病薬
統合失調症や双極性障害の治療に使用される|アリピプラゾール、ブレクスピプラゾール|Aripiprazole|Brexpiprazole
-pramine|三環系抗うつ薬
神経伝達物質の再取り込みを阻害し、うつ病の治療に用いられる|イミプラミン、クロミプラミン|Imipramine|Clomipramine
-triptyline|三環系抗うつ薬
ノルエピネフリンとセロトニンの再取り込みを抑制し、うつ病治療に用いられる|アミトリプチリン、ノルトリプチリン|Amitriptyline|Nortriptyline
-zepam|ベンゾジアゼピン系抗不安薬
抗不安、鎮静、抗けいれん作用がある|ジアゼパム、クロナゼパム|Diazepam|Clonazepam
-zolam|ベンゾジアゼピン系抗不安薬、睡眠導入剤
抗不安、鎮静作用があり、不眠症治療に用いられる|アルプラゾラム、トリアゾラム|Alprazolam|Triazolam
2. 主な医薬品に関するステム(95種類)
STEM|分類|代表的な医薬品
-afil|ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬
勃起不全や肺動脈性高血圧の治療に使用される|シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィル
-anserin|血圧降下薬
主に循環器系の疾患に使用される|キロサンセリン
-ase|酵素医薬品
特定の酵素反応を引き起こすか、欠乏する酵素を補充する|アルテプラーゼ(血栓溶解薬)、ペグフィルグラーゼ(酵素補充療法)
-asone|合成コルチコステロイド薬
炎症性疾患や免疫抑制に使用される|デキサメタゾン、ベタメタゾン
-atadine|抗ヒスタミン薬
アレルギーの症状緩和に使用される|ロラタジン、デスロラタジン
-azole|抗真菌薬
真菌感染症の治療に使用される|フルコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール
-bactam|β-ラクタマーゼ阻害薬
β-ラクタム系抗生物質の耐性菌に対する補助薬|スルバクタム、タズバクタム
-barbital|バルビツール酸誘導体
鎮静・催眠薬や抗けいれん薬として使用される|フェノバルビタール、セコバルビタール、ペントバルビタール
-butazone|抗炎症薬で、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に属する|フェニルブタゾン
-cain|局所麻酔薬
-caine|局所麻酔薬
ナトリウムチャネルを遮断し、痛みを抑え、局所の痛みを和らげるために使用される|リドカイン、プロカイン、ブピバカイン
-cept|受容体融合タンパク質
免疫疾患やがんの治療に用いられる|エタネルセプト、アバタセプト
-ciclovir|抗ウイルス薬
特にヘルペスウイルス感染症に使用される|アシクロビル、バラシクロビル、ガンシクロビル
-cillin|ペニシリン系抗生物質
細菌感染症の治療に使用される|アモキシシリン、アンピシリン、ペニシリンG
-cog|血液凝固因子
血液凝固障害の治療に使用される|第VII因子(エプタコグ)
-conazole|抗真菌薬
真菌感染症の治療に使用される|フルコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール
-cycline|テトラサイクリン系抗生物質
細菌感染症の治療に使われる|テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン
-dipine|カルシウムチャネル遮断薬
高血圧や狭心症の治療に用いられる|アムロジピン、ニフェジピン、フェロジピン
-dronate|ビスホスホネート骨吸収抑制薬
骨粗鬆症や骨転移の治療に使用される|アレンドロネート、リセドロネート、イバンドロネート
-entan|エンドセリン受容体拮抗薬
肺動脈性高血圧症や心不全の治療に用いられる|ボセンタン、アンブリセンタン
-fenac|酢酸系NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)
疼痛と炎症の緩和に使用される|ジクロフェナク、アセクロフェナク
-fiban|GPIIb/IIIa受容体拮抗薬
抗血小板薬で、血栓予防に用いられる|チロフィバン、エプティフィバチド
-floxacin|フルオロキノロン系抗菌薬
感染症の治療に用いられる|シプロフロキサシン、レボフロキサシン、ノルフロキサシン
-formin|ビグアニド系糖尿病治療薬
血糖値を低下させるため、2型糖尿病治療に用いられる|メトホルミン
-fylline|キサンチン誘導体
気管支拡張薬として喘息やCOPDの治療に使用される|テオフィリン、アミノフィリン
-gab|ガバペンチン誘導体
抗てんかん薬や神経痛の治療に使用される|ガバペンチン、プレガバリン
-gest|黄体ホルモン類似薬
ホルモン療法や避妊薬として使われる|ノルエチステロン、レボノルゲストレル
-giline|モノアミン酸化酵素B(MAO-B)阻害薬
パーキンソン病の治療に用いられる|セレギリン、ラサギリン
-gliflozin|SGLT2阻害薬
血糖値を下げるため、2型糖尿病治療に使用される|カナグリフロジン、エンパグリフロジン
-gliptin|DPP-4阻害薬
2型糖尿病治療薬として使用され、インスリン分泌を促進する|シタグリプチン、リナグリプチン、アログリプチン
-glitazar|PPARγ作用薬
糖尿病の治療においてインスリン感受性を高める|ピオグリタゾン、トログリタゾン
-glitazone|チアゾリジンジオン系糖尿病薬
インスリン感受性を高め、2型糖尿病の治療に用いられる|ピオグリタゾン、ロシグリタゾン
-graft|生体材料移植薬
組織修復や再生医療に利用される|ジェリグラフト、オルセアグラフト
-grel|P2Y12受容体拮抗薬
抗血小板薬として、血栓の予防に用いられる|クロピドグレル、プラスグレル、ティカグレル
-grelor|血小板凝集抑制薬
抗血小板薬として血栓予防に使用される|チカグレロル
-imod|免疫調整薬
多発性硬化症などの治療に使用される|フィンゴリモド、ポナリモド
-kinase|酵素に作用する抗がん剤
腫瘍細胞の増殖を阻害する|エリブリン、オラパリブ
-kinra|成長ホルモン誘導体
成長ホルモン欠損症の治療に使用される|サマトロピン
-liflozin|SGLT2阻害薬
糖尿病の治療に用いられ、腎臓からの糖の排泄を促進する|カナグリフロジン、ダパグリフロジン、エンパグリフロジン
-limab|ヒトモノクローナル抗体
がんや免疫疾患の治療に用いられる|ドゥピルマブ、ベダリズマブ
-limus|マクロライド系免疫抑制薬
移植後の免疫抑制などに使用される|シロリムス、タクロリムス、エベロリムス
-lukast|ロイコトリエン受容体拮抗薬
喘息やアレルギー症状の管理に使用される|モンテルカスト、ザフィルルカスト
-mab|モノクローナル抗体
がんや免疫疾患の治療薬として使用される|リツキシマブ、アダリムマブ、トラスツズマブ
-mectin|駆虫薬
寄生虫の駆除に用いられる薬物群|イベルメクチン、アバメクチン
-mer|ポリマー薬
薬物デリバリーシステムや、組織工学で使用されることが多い|ポリカルボフィル(腸管吸収剤)、ナフィルマー(経口ポリマー)
-mib|プロテアソーム阻害薬
がん治療において腫瘍細胞の増殖を抑制する|ボルテゾミブ
-micin/-mycin|抗生物質(アミノグリコシド系)
細菌感染症の治療に使用される|ゲンタマイシン、トブラマイシン
-mixin|抗菌ペプチド
感染症治療に使用されるポリペプチド系抗生物質|コリスチン、ポリミキシンB
-mycin|マクロライド系抗生物質
主に細菌感染症の治療に用いられる|エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシン
-nacin|抗コリン作用を持つ薬
過活動膀胱の治療に用いられる|ソリフェナシン、ダリフェナシン
-navir|HIVプロテアーゼ阻害薬
抗HIV治療に用いられ、ウイルス複製を阻害する|リトナビル、アタザナビル、ダルナビル
-nib|チロシンキナーゼ阻害薬
がん治療において細胞増殖を阻害する|イマチニブ、エルロチニブ、ゲフィチニブ
-olol|β遮断薬
高血圧や狭心症、不整脈の治療に用いられる|プロプラノロール、アテノロール、メトプロロール
-oxacin|フルオロキノロン系抗菌薬
広範囲の細菌感染症の治療に用いられる|レボフロキサシン、シプロフロキサシン
-oxetine|選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
うつ病や不安障害の治療に使用される|フルオキセチン、パロキセチン、デュロキセチン
-parib|ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害薬
がん治療に使用される|オラパリブ、ニラパリブ
-parin|抗凝固薬で、ヘパリン類
血栓症の予防や治療に使用される|エノキサパリン、ダルテパリン、フラクシパリン
-penem|カルバペネム系抗生物質
多剤耐性細菌感染症の治療に使用される|イミペネム、メロペネム、ドリペネム
-phylline|キサンチン誘導体
気管支拡張薬として喘息やCOPDの治療に使用される|テオフィリン、アミノフィリン
-pidem|非ベンゾジアゼピン系催眠薬
不眠症の治療に用いられる|ゾルピデム
-platin|白金製剤
がん治療においてDNA合成を阻害する抗がん薬|シスプラチン、オキサリプラチン
-prazole|プロトンポンプ阻害薬(PPI)
胃酸分泌を抑制し、消化性潰瘍やGERDの治療に使われる|オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール
-pred|プレドニゾロン系薬
抗炎症作用を持ち、免疫抑制薬としても使われる|プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン
-pressin|バソプレシン誘導体
止血や血圧上昇の目的で使用される|デスモプレシン、バソプレシン
-pril|アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
高血圧や心不全の治療に使用される|エナラプリル、リシノプリル、カプトプリル
-profen|プロピオン酸誘導体系NSAIDs
鎮痛、解熱、抗炎症作用を持つ|イブプロフェン、ケトプロフェン
-prost|プロスタグランジン類似薬
緑内障の治療や血管拡張に用いられる|ラタノプロスト、ビマトプロスト、トラボプロスト
-racetam|ラセタム系中枢神経作用薬
認知症や神経疾患の治療に使われる|ピラセタム、レベチラセタム
-rubicin|アントラサイクリン系抗がん剤
がんの治療に使用される抗腫瘍抗生物質|ドキソルビシン、エピルビシン
-rudin|直接トロンビン阻害薬
抗凝固薬として血栓の予防に用いられる|ビバリルディン、デスルディン
-sartan|アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
高血圧治療に用いられる|ロサルタン、バルサルタン、カンデサルタン
-sentan|エンドセリン受容体拮抗薬
肺動脈性高血圧症の治療に使用される|ボセンタン、アンブリセンタン、マシテンタン
-setron|セロトニン(5-HT3)受容体拮抗薬
悪心・嘔吐の予防に用いられる|オンダンセトロン、グラニセトロン、トロピセトロン
-sone|コルチコステロイド系薬物
炎症や免疫疾患の治療に使われる|プレドニゾン、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン
-spirone|スピロール系
利尿薬や抗アルドステロン作用薬として使用される|スピロノラクトン
-statin|HMG-CoA還元酵素阻害薬
コレステロール低下薬で、動脈硬化の予防に使われる|アトルバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン
-steride|5α還元酵素阻害薬
前立腺肥大症や脱毛症の治療に使用される|フィナステリド、デュタステリド
-tegravir|HIVインテグラーゼ阻害薬
抗HIV薬としてウイルス複製の抑制に使用される|ラルテグラビル、ドルテグラビル、エルビテグラビル
-terol|β2アドレナリン受容体作動薬
喘息やCOPDの治療に用いられる気管支拡張薬|サルメテロール、フォルモテロール
-thiazide|サイアザイド系利尿薬
高血圧や浮腫の治療に用いられる|ヒドロクロロチアジド、クロルチアジド、メトラゾン
-tidine|ヒスタミンH2受容体拮抗薬
胃酸分泌抑制薬として消化性潰瘍の治療に使用される|ラニチジン、ファモチジン、シメチジン
-toin|抗けいれん薬
てんかんやけいれん発作の治療に用いられる|フェニトイン
-tricin|抗菌ポリペプチド
細菌感染症の局所治療に使用される|バシトラシン
-triptan|セロトニン受容体(5-HT1)作動薬
片頭痛の急性治療に使用される|スマトリプタン、リザトリプタン、ゾルミトリプタン
-troban|トロンビン阻害薬
血液凝固を抑制するために使用される|アルガトロバン
-tropium|抗コリン薬
喘息やCOPDの治療に用いられる気管支拡張薬|イプラトロピウム、チオトロピウム
-uracil|ピリミジン誘導体
抗がん薬や抗ウイルス薬に使われることがある|フルオロウラシル、ソラフェニブ
-vaptan|バソプレシン受容体拮抗薬
低ナトリウム血症の治療に使用される|トルバプタン、コナバプタン
-vastatin|HMG-CoA還元酵素阻害薬
コレステロール低下薬として使用され、心血管疾患の予防に役立つ|アトルバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン
-vir|抗ウイルス薬
ウイルス感染症の治療薬として広く使用される|アシクロビル、リバビリン、オセルタミビル
-xaban|直接的なXa因子阻害薬
抗凝固薬で、血栓塞栓症の予防に用いられる|リバーロキサバン、アピキサバン、エドキサバン
-xan|ベンゾジアゼピン系抗不安薬
抗不安作用と鎮静作用を持つ|アルプラゾラム、ロラゼパム
-ximab|キメラ型モノクローナル抗体
がんや自己免疫疾患の治療に用いられる|リツキシマブ、インフリキシマブ
-zomib|プロテアソーム阻害薬
特にがん治療(多発性骨髄腫など)に使われる|ボルテゾミブ、カルフィルゾミブ
-zumab|ヒト化モノクローナル抗体
炎症性疾患やがん治療に使用される|ベバシズマブ、パニツムマブ、オマリズマブ
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