なんだかんだと言っても、結局インデックスが一番効率良いかもしれない
こんにちは、マツです。
私のこのnoteの投稿でも、今ままでいろんな投資に関する内容を発信してきました。私自身もいろんなところに投資したり、似たようなインデックスであっても証券会社が違えば振り分けて投資してみたりと、それって意味あんの？という行動も数々経験してきました。
そんな私がいろいろ考えても、結局インデックスに投資しておくのが最終的にベストなんじゃね？ということに辿り着きつつあるので、その話をしていきたいと思います。
インデックスは費用対効果がレベチ
いろんな投資対象について考えたり、実際に投資したりしたことがあるでしょうか？
私は結構自分で体験したものをベースに判断することが多いので、一般的に無駄じゃね？と思われることもいろいろ経験した気がします。そんな中、結局投資を長期で安定して行おうと思うと、安全度を確保しつつ攻めようとすると、どうしても分散というキーワードが重要になると認識しています。
そこで分散というのポイントに考えてみると、費用対効果がインデックスだけレベチではないかと思うんです。
ちょっと例え話を用いて話していきましょう。たとえば月1万円を投資できるとしましょう。その1万円を可能な限り分散させて、安全に資産運用していきたいと考えたとします。
この時インデックスほど分散できる投資の方法があるでしょうか。
たとえばS&P500のインデックスを投資対象に選んだとしましょうか。その時投資資金の1万円は、500社に相当する企業に分散投資されたのと同じ効果があります。これを個別企業に分散させるとすると、1万円ではかなり限定的な数しか投資できません。1万円を自分で細分化してポートフォリオを形成しようと思っても、インデックスほどの分散効果を出すことができません。
先ほどはS&P500に1万円という選択をしましたが、これを1,000円ずついろんなインデックスに分散させたとすると、これはまたとんでもない数の企業に分散したのと同じ意味があります。ここまでできる選択肢が他にあるでしょうか。
インデックスは網のような効果がある
インデックスとその他の投資の違いについて考えたことがあるでしょうか？
私の体感値で申し訳ないですが、インデックスは仕組み上、網のような効果があります。イメージとしてはトランポリン盤面でもいいです。相場はトランポリンで飛び跳ねる人間に相当します。跳ねる時もあれば、急降下してトランポリンの盤面で吸収されることもあるでしょう。
これはインデックスである場合には柔軟に吸収してくれるし、伸びる時も全体の影響を考慮して反映されるので上手く飛び跳ねることができます。
これが個別企業への投資と比較するとどうでしょうか。
個別企業もインデックスと同じように毎日価格が上がったり下がったり変動していますよね。選ぶ企業によっては、網に戻ってくることもなく、常に飛び上がったままというケースも数の中にはあるかもしれません。またとある企業の場合には一切飛び跳ねることができずに、ひたすら網に張り付いて下がりまくっているところもあるでしょう。
上では便宜上網という表現をしましたが、個別企業への投資は網ではなく糸への投資です。糸であれば立っていることもやっとです。また上手く飛び跳ねることができたとしても、着地はどうでしょうか？逆に下に落ちることを考えると、1本の糸で受け止めてもらうことはできるでしょうか。
なんだか不安な気持ちになってきませんか？
投資をする人は、良いイメージしか持たないで行動する傾向にある
基本的に投資をしている人というのは、良い結果を求めて投資をするので、良い側面だけに目を向けて投資していることが多いです。これが非常に怖い。
ある意味で上を見ながら全力ダッシュしているような状況です。地面には穴ボコや水たまり、場所によっては走る足場すらないかもしれません。なんだか怖くないですか？
こんな考え方は消極的すぎと感じるかもしれませんが、相場で生き残りたいと思うのであれば、基本的に常に足元の状況を確認し続けるくらいの用心深さが必要です。
自分の足元は本当に走り出すのに十分な足場があるのか、もしかしたら1歩目から穴が空いているかもしれない。もしかしたら水たまりで足を濡らしてしまうかもしれない。こんな備えが相場でもしっかりしておくことが必要です。
相場で生き残るなら、ひとまず予防線は張れるだけ張っておくに限る
相場で少しでも生き残りたいと願うのであれば、ひとまずやれることというのは、可能な限りいろんな状況に備えて、ひたすらに予防線を張りまくることです。
結構簡単に予防線を張れる選択肢の1つがインデックスへの投資です。
先ほど網という表現をしたインデックスですが、インデックスへ投資しておけばその中のいち企業がたとえ倒産だったり、上場廃止したとしても被害の影響は限定的です。もちろんインデックスに投資しておけば十分だというわけではありません。
インデックスへの投資は自分から言わせると、攻めの選択肢の1つです。基本的に株式への投資を選択し、さらにインデックスへの投資をしているというのは例えるならば、モンスターハンターの職種で言えばランサーのような立ち位置です。場合によっては一点突破の攻めも可能な攻撃性能。逆に不安な状況では鉄壁の大型の盾で全身を守ることもできる。攻守両方に対応した選択肢といった雰囲気です。
ただこれだけだと正直弱い。弱い理由としては、そもそもが株式投資内での攻守の選択肢しか持ち合わせていないから。インデックスを選択するのであれば、ひとまず防護ネットのような網の広さを持つインデックスの懐の広さは良いでしょう。ただし、株式全体が破綻したり大暴落をかましたとき、インデックスで何を守れるんでしょうか？
そう、インデックスだけでは株式全体の下げには全くもって対応できない選択肢なんです。インデックスはあくまでも個別企業の影響を最小化させるためだけの柔軟性しか持ち合わせていないんです。
この投稿で投資指南をするつもりはないんだけども
この投稿で投資指南をするつもりはありません。あくまでも自分の投稿は考え方のヒントを提供しているにつきます。考えるべきは私ではなく、これを読んでいるあなたの頭です。
そうはいっても、インデックスが網の効果があるということ。株式全体の下げの変化に対しては基本的に無力であること。個別企業の影響を最小化する仕組みであることというあたりが頭に入っていればインデックスの理解としては十分かなと思います。
インデックス単体でもこれくらいの予備知識は必要です。これがインデックスの数ごとに特色があると考えると、考える条件は無限に増えていきますよね。
私のポートフォリオの約6割が個別企業の現状はどうなんだろう
私のポートフォリオは今現在約6割くらいを個別企業の株式で埋められています。個人的にこの状況でも良いかと思っていたんですが、考えれば考えるほどインデックスを選択した方が何かと便利ではないかと思うんです。
インデックスが個別に比べて便利なポイントは次のところです。
個別配当がない分、配当の管理をする手間が減る
インデックスは自動で再投資されるのでいちいち手間暇をかける必要がない
なんだかんだと利回りが個別よりも良い（下手なだけだが）
投資において1番大きなポイントは、どれだけ利回りが出せるのかです。これも平均的な高利回りが出せるのが理想的です。アクティブ投資よりもインデックス投資の方が利回りが良いのは、これまでのデータで嫌というほど統計データが出揃っています。この段階であえて自分でさらに傷を広げにいく必要がどこにあるのか。
個別投資はインデックスに比べて、配当管理や資金の再投資など考えたり行動する作業が多くなります。それと比べてインデックスの場合には1度購入しておけば、あとは勝手に再投資を行なってくれることからも、投資している人の負担は格段に減らすことができます。
相場に居続ければ居続けるほど、利回りを出しつついかに楽に作業が少なく投資をし続けられるのかも結構重要なポイントな気がしてきます。その点インデックスへの投資は、投資している人の負担をかなり軽減させつつ、リターンとリスクのバランスも絶妙になっています。
投資経験が少ない人はインデックス買っとけ！というけども
私も投資経験が少ない人に投資をすすめるのであれば、ひとまずインデックス買って投資経験しておけということが多いですが、やはりその選択肢は結構間違いがないのではないかと思うんです。
本業のトレーダーとして相場に張り付きたい人の場合はその限りではないですが、基本的に兼業投資家の人が多いと思うんです。そうなると投資し終わったあとは、極力相場から離れて普段の生活に集中しておいた方がいい。相場に目を向ける時は、相場に資金を入れる始めと、年末の確定申告の時、相場から撤退して資金を引き上げる時。これくらいで十分じゃないかと思うんです。
相場で一番投資成績がいい人というのは、投資したまま亡くなった人というのが一番相場に関わることをせず、無駄がなくリターンも大きいと聞きます。私もそれくらい気にせず投資するくらいが、相場との距離感としてはちょうどいいように思ってきました。
最後に
今回は考えれば考えるほど、ひとまずインデックス。というかずっとインデックスが投資においては結局正解なんじゃね？ということを思ったので、今回の投稿を準備させてもらいました。
もちろん個別企業を分析したり、企業から配当や優待なんかをもらうのも楽しみの1つとしてあるとは思いますが、投資家としては楽しみ方の1つを探求するよりも、利益・利回りを追求するのが理想的かと思うわけです。
利回りを求めつつも、リスクを極力減らす選択を考えると、どうにもインデックスに勝る選択肢ってどこ？って感じがするので、それが見つかるまではインデックスに黙って突っ込んでおけという気がしてなりません。
少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。