せっかく情報収集するなら若干マイナーなところからがオススメな理由

こんにちは、マツです。

今回は私が無意識的に、でも実は意識していた重要な情報収集のポイントについてお話していきたいと思います。

あなたはどんなところから日頃、情報収集をしていますか?

ではさっそく本題に入っていきましょう。

私がマイナーなところからの情報を勧める理由

世の中の多くの方が、非常に多くの方にフォローされているような有名で実績があり、信頼がある場所から情報収集していたりしませんでしょうか。

「みんなが見ている情報なら外れることはないだろう」
「どうせなら結果が公表されている有名な人から情報を得よう」
「みんなが良いっていうから、きっと自分にも合うだろう」

こんなところが有名・実績があり・信頼度が高い人を追い求めて話を聞きたがる理由ではないかと思います。

私自身もそんな人を追い求めていた時期がありました。もちろん成果を出されている人の話や体験談というのも貴重な情報であることは間違いありません。ですが今私は、そこだけに情報価値を求めるのはもったいないことをしているのではないかと思うんです。

ではなぜそんな残念なことをいうのか?

まず結論を言いましょう。その情報の大半は「あなたに全く合っていない可能性が高いから」です。

えぇ!?みんなが集まって、みんなが良いって言ってんだから、自分にも合ってるはずだよ!って思いましたか?

趣味嗜好は人それぞれ、体質や性格も人によって違いますよね?ましてや生活環境や生活習慣も人によって違います。そんな隣の人と自分が全く同じなんてあり得ない。そんなことは私がわざわざ言わなくてもあなた自身がよくわかっているはず。

「〇〇ちゃんと私はぜったい違う!!」
「〇〇くんはどうしてこうなの?」

そんな感情になったことも1度や2度ではないはずです。

では、なんでみんなが良いものがあなたにも良いって思うんでしょうか?

私の性格がひねくれているからでしょうか。他人の良いものは絶対に嫌という私のいやしい性格が問題でしょうか。まぁ、そんなところもあるかもしれませんが、他人とあなたは違うことはあなたが一番よくわかっているはずです。

ではなぜあなたに合っている情報を探そうとしないんでしょうか?

人は自分のニーズ・要望が正しくわかっていない

そもそもの話として、人間はあまり論理立てて考えるのが苦手です。もちろんそういった考え方が得意という方もいるでしょう。ですが、大半の人は「なんとなく」とか「感覚的に」みたいなぼやっとしたイメージに、自分の気持ちや行動をのせることが多いです。

あなたもそんなところはありませんか?

結局のところ人間は自分のことをなんとなくとしか理解できていないんです。「自己分析」なんて単語を見かけると「やってみたい!」って思ったりしたことがありませんか?

今まで何十年も四六時中一緒に過ごした自分自身のことなのに、どうして自己分析がしたいんでしょうか?「自分には自分が知らない潜在能力が眠っているはずだ」とか「私が知らない私が存在する」みたいな中二病チックな理由からでしょうか?

何度もいいますが、人は自分のことを正しく理解できていません。

そのうえに、さらに人間は失敗をすることを極端に嫌う傾向にあります。これは日本人が特に強いのかもしれませんが「どうせやるなら成功したい」って思うことって多いですよね。

そんな感情から人はみんなが群がる人が集まるところ、そして多くが良いと言っているものに集まる習性があります。

夜に灯りがあるところには、虫が集まってることをよく見かけますよね?あれと同じような習性で、人は人が集まるところに行きたがるようになっています。

問題なのは人が集まっているからといって、自分に必要な場所とは限らないことです。

メジャーな場所を勧めない理由

これは何度も言っていることではありますが「有名なところ」「人が集まっているところ」「信頼度が高いところ」があなたに合っているとは限りません。

一番最後に書いた「信頼度が高いところ」に関しては、あながち間違った判断材料ではないですが、良し悪しの判断をするのはあなた自身であるというところが重要です。他人が良いと言っているから信頼できるとか、みんなが良いというから信用できるわけではありません。あなたが信用できるところ・信頼できるところが信頼度が高いところです。

そして「有名」「人が集まる」というポイントに関して言えば、それの多くは結果的に大衆向けになっているというところがあります。多数決のようなもので、数多くの過半数が良いというものを発信するということが往々にして発生します。何度も言っているポイントではありますが「みんなの良いが、あなたの良いとは違うかもしれない」ですよね?

また「有名」「人が集まる」の結果、どんなことが起きるのかも理解しておきましょう。「有名」であり「人が集められる」場所というポイントが集まると、それを利用しようとする広告主やスポンサーなんていうものも発生してきます。こうなると結果的に報酬や対価が出ることも多く、発信する人にとっては広告主やスポンサーに対して、不利な情報を発信できないということになります。

「なんとなく耳障りが良い」
「結果が無難だ」

そんなことを思ったことがありませんか?

「有名」であり「人が集められる」ところには「失敗が許されない」なおかつ「多くの人に受け入れやすいもの」という制約が出てくるからです。

HUNTER×HUNTERでは制約が増えると能力が強くなるそうですが、一般社会では制約が増えると自由が消える影響で、しがらみだらけでがんじがらめになっているケースが大半です。

マイナーな場所にこそ真実がある

マイナーで信用できる身近な例から紹介してみましょう。

あなたは友達や身近な人がいますか?

ちょっとそんな人がいないんだよね。って人には残念ながら例が伝わらない可能性がありますが、ひとまず話を進めましょう。

情報の元が古いですが「テレビ」や「ラジオ」、「ネットニュース」や「SNS」なんかで情報を得ることも多い現在ですが、それよりもなによりも一番信用・信頼が高い情報源って、あなたの身近にいる人の話ではないですか?

もちろん数の中には信用もできない人間の「ク◯」みたいな人もいると思います。私もそんな人がそこそこ思い当たるのでわかります。ですが、逆に「こいつの話は信用できる」とか「なんだかこいつの話はよく聞くんだよな」なんて経験もあったりしませんか?

その身近な人って有名人でしたか?

身近な人で知る人ぞ知るって人もいるでしょうが、基本的には世間一般的には知らない人がほとんどで、マイナーな人ではないでしょうか。

身近な例はこれくらいにしておいて、ネット社会の今現在においても、このマイナーという部分に真実が見え隠れしていることが多いんです。

なんでマイナーな部分に真実があるかわかってる?

ではなぜマイナーなところと、有名なところというのがあるんでしょうか。

結論を簡単にいうと「面白いかどうか」です。

面白いかどうかに何の影響が?って思いました?

人が集まるところや有名なところっていうのは、エンタメ要素が強くてですね。面白く表現されていることが多いんです。まぁ簡単にいうと飽きがこないように工夫されています。そして真実から遠い理由が何かについても説明しましょう。

マイナーがなぜ真実を含んでいて、有名が真実から遠いかの理由は「誰でもわかる・知っている情報かどうか」です。

「誰でも知っている話を誰が見るのよ!そんなの読むわけないじゃん!!」って思いますよね。次の例を読んでから考えてみてください。

たとえば目の前に体重100キロの人がいるとします。その人が痩せるためには何をしたらいいでしょうか?

「運動したら?」
「食べる量減らしたら?」

こんなこと思いませんでした?

そんなことおそらく体重100キロの本人ですらわかっている。世の中の大半の人がほとんど知っているでしょう。ですがこんなことを発信しても、誰もそばに寄って来ません。なぜか?

他人に聞くまでもなく、自分で理解しているから。

1つ大きな問題が...

ここで1つ大きな問題があるんです。おそらくあなたもまだ気づいていないかも。

「理解できる」
「実際にできる」

この2つにはとんでもない大きな壁があり、開きがあることに。

学校の先生や会社の上司、親の話を聞いて、理解した気になったことって結構ありませんか?

「はい、ではやってみてください」って、これ言われると怖くないですか?

理解したんですよね?できるような気持ちになったんですよね?でも「はい、あなたやってみてください」これに恐怖を感じませんでしたか?

これが「理解」と「実践」の間にある大きな壁です。

先ほどのダイエットの例をもってくると、痩せる方法なんて本人も理解できるし、周りの人もあなたもきっと理解できるでしょう。知識として知っていることが多いと思います。ですが「痩せてみろ!」って言われて結果を出す人がどれくらいいるでしょうか?

ダイエット器具やダイエット方の多いこと。勉強法や学習塾の多いこと。大人になるとセミナーやらなんやらと学ぶ場所が多いこと。

これって単純に実践できない人が多いからなんです。実践できないから誰かに助けて欲しくて、駆け込み寺のようにいろんな人が集まる。これが有名な場所に人が集まる現象の根本原因です。

私がここでよく発信している投資系の話の根幹である「お金を増やす」ですが、これ簡単にどうやってお金を貯めるかというのを説明すると「何よりも手持ちのお金を貯金しろ」って結論になるんです。つまんなくないですか?誰でも知ってることではないですか?

こんな単純なことなのに、世の中お金を貯めることもできない残念な人っていうのが星の数ほどいるんです。

まぁ自分は勉強が苦手なので、勉強が得意な人からすると「なんで勉強もできないの?」って思われるのと一緒だと思いますけどね。

自分の課題を知ることが第一歩

話が大きく飛躍するような気がしますが、情報収集するポイントの1つというか大前提が「必要な情報を理解する」というのがあります。言い換えると「自分の課題を認識する」です。

最初の方に、人は自分のことを正しく理解できないみたいな話をしました。なので情報を収集する前段階として「自分はなぜ情報収集をする必要があるのか?」というのを認識する必要があります。

そして「情報収集の結果、どういった情報を収集する必要があるのか」を次に認識する必要があります。最後に「収集した情報をどう活かすのか」という行動に反映すると完璧です。

本当はこの後に「その情報収集と行動の結果はどうだったか?」という反省タイムが、次の行動の効率を爆上げしてくれるポイントになりますが、ひとまず今回は情報収集に話を絞りましょう。

マイナーな場所は情報の精度が高い

マイナーな場所って聞くと、なんだか近寄りがたい印象がありますよね。私もそう思います。ですがマイナーな場所を知れば知るほど、これほど宝の宝庫もないと思います。

先ほど比較対象として、有名な人が集まる場所とマイナーという対比で話を進めていますが、有名な場所というのはそれだけでいろんな制限を受ける機会が多いんです。「ここだけの話」ってよくいうじゃないですか、あれもマイナーな人が集まらない場所だから聞ける「貴重な話」だったりしませんでした?

もちろんマイナーな場所ということで、発信する方のレベルもまちまちで、正直見るのも聞くのも堪えないという人も多いです。有名になったり、人が集まる場所の情報は見ていて楽しいし、聞くのも飽きないものが多いですよね。そういった発信のレベルの差こそあれ、情報という価値自体は等しく同じであることも理解する必要があります。

マイナーな場所って情報の網羅性がなくて、情報が散漫していることが多いです。私が発信している情報も同じくそうです。まとまりがなく、必要な情報はどこ?ってことが非常に多い。私自身も管理できていないと認識しているくらいです。

きっと他のマイナー発信者の人も同じです。どう情報をまとめていいかわからない。そこは経験がものをいう場所だったりしますが、発信している情報自体は他の人も私も自分の実体験をベースに発信していて、さらには情報の制約もない生の情報が多い。

情報としての鮮度も重要になってくるので、いつ発信されたものかというのも結構重要なポイントになってくることですが、案外普遍の情報というのもあったりするものです。ある意味で「賞味期限がない。一生使えるもの」っていう汎用性の高い情報も結構転がっているものですよ。

最後に

今回は情報収集するならマイナーを攻めろ!みたいなことをポイントに話してみました。

そもそもこの私の投稿自体もめっちゃアングラでマイナーの中心地みたいな場所の発信になるので、ここを読むこと自体がマニアックではあります。私も情報の制限がない発信者の1人であるので、情報の鮮度(生感)はとびきりです。

また何か思いついたら情報をまとめてみたいと思うので、よければ今後もお付き合いください。

有名にならずにアングラで知る人ぞ知る人間でいれることを願って、今後も発信頑張りたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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