NISAとiDecoのせいで個別に仕込む余力が存在しないんだが

こんにちは、マツです。

今回はタイトルにある通り、今年から始まったNISAとiDecoの毎月の積立投資のせいで、個別銘柄やら個別で買い集めたい投資対象に投資できないというそんな話をしていきたいと思います。

では早速本題に入りましょう。

NISAとiDeco優先にしているせいで投資余力が残らない件

NISAとiDecoは若干投資の性質が違うものではあるんですが、とはいえ、どちらも非課税だったり税制優遇を受けられる投資制度です。

正直投資の敵になるのが、税金と証券会社から天引きされる取引手数料各種になるんですが、取引手数料については投資する以上どうしようもない費用です。ある意味での必要経費とも言えます。それとは別に税金については、やりようによっては節税が効いたり、無税になったりというパターンもあったりするわけです。

ひとまず税金が投資する人の敵というわけで、少しでも税金を安くできるNISAやiDecoはできるかぎり活用したいというわけです。

私はiDecoは満額・NISAは捻出できるギリギリまで全プッシュという投資方針でやっているので、どうにもこうにも投資余力の捻出が難しいというわけです。

NISAとiDecoのデメリット

NISAとiDecoは若干違うものの似たような性質がある投資制度です。まぁ話したい両方のデメリットというが、それぞれの似たような性質の部分になるわけです。

大枠の話をすると、NISAもiDecoも大半の投資先がインデックス投資というものがメインになります。もちろん探せばアクティブ投資もあるにはあると思いますが、そもそもアクティブ投資はインデックス投資にほぼほぼ勝てないという統計データがすでに存在します。

というわけで、投資信託で購入するNISAとiDecoにおいては、基本的にインデックス投資1択に選択肢が狭められるというわけです。

個人が入り込む余地がある個別投資

インデックス投資とは対極にあるのが個別投資です。まぁとはいえ、個別投資の総括がインデックス投資とも言えるので、インデックス投資しておけば間違いがないという通説も間違いではないと私自身も思います。

ですが私自身個別投資もそこそこの割合キープしていることもあって、インデックス投資一辺倒では行わないし、行いたくないという考えがあります。

もちろん入ろうと思えば、金額の条件さえ満たせば、基本的にどの投資対象にも入り込めます。今は個別株など普通は100株単位で購入するんですが、それ以下のミニ株やらS株などという、最低以下の金額でも投資できるということで投資ハードルも低く投資の世界に非常に入りやすくなっています。

あっ1つ注意しておくと、投資の世界に入りやすくなったからといって、勝ちやすくなったわけではないという点は勘違いしない方がいいです。少額からでも入りやすく、少額でもお金を集めやすくなった投資業界ですが、勝ちやすくは全くもってなっていないので要注意。

投資においての判断や決断の間違いというのも数多くあり、絶対・必勝なんていうトレーダーはそもそも存在しません。トレーダーの話は脇に置いておいても、相場の金額自体も一時的に間違いのようなイレギュラーな金額に落ち着くことが、稀にあります。インデックスに関してはそこまでの頻度や年数はないんですが、個別銘柄に関しては、そこそこチグハグな価格になっていることがあるのではないかと私自身は思っています。

インデックス投資よりも高頻度でチャンスが見つかる個別投資ができない機会損失について

今NISAとiDecoによって私の投資余力はほぼほぼ存在しません。個別銘柄の投資最低投資金額から考えるに、全くもって捻出できていないといっても過言ではありません。

先ほども話した通り、インデックス投資と比較すると個別銘柄への投資は、相場価格と実際の価値のアンマッチが結構な頻度で発生していると思います。もちろん同一銘柄については、何度も発生するというわけではないですが、上場している個別企業を対象に考えると、高頻度で相場と企業価値のアンマッチは頻発していると言わざるを得ません。

俗にα(アルファ)と言われるのがこの相場価格と企業の実際の価値の差異なんですが、このαを取れる個別銘柄に投資できないのは、ある意味で機会損失だと思います。

NISAやiDecoを活用した節税対策。そしてメインの投資対象をインデックス投資としながらも、個別銘柄の相場と企業価値とのアンマッチを取りにいくことで、結果的に投資のリターンの割合を改善する。こういった投資スタイルも取れるとは思うんですが、私はNISAとiDecoをベースにしていることからαを取り損ねる頻度が多くなっていると感じます。

個別投資したからリターンが増えるというわけではないんだが

今までの話の流れだと個別投資したらリターンが増えるような書き方になっていますが、もちろん投資の難易度が上がるのも個別銘柄です。そんな難易度が高い個別銘柄で、プロでもないド素人が個別銘柄でリターンが出せるのか。

私自身も個別銘柄に投資して、αを取りにいくのが簡単だとは思っていません。数の中にはググッと伸びる銘柄を掴んだり、逆にドカンと下がる銘柄を掴むこともあるわけです。私が元々投資を始めた当初というか何年間もではありますが、インデックス投資というのもを知らず、ひたすらに個別銘柄に投資しては泥水や煮湯を飲まされ続けるという日々に一度投資から離れた時期もありました。

そんな痛い目を見続けた個別銘柄への投資でありながら、いまだに投資しようと考えて、実際に投資し続けているのには理由があります。

個別銘柄への投資をやめない理由

個別銘柄への投資をやめない理由は、相場感や投資への情報感度を少しも下げたくないという点が挙げられます。

インデックス投資をしている人というのは、自分でインデックス投資のメリットとデメリットの分析をしてたどり着いたわけではなく、多くの書籍や有名アナリストや投資家の話からインデックス投資に落ち着いたと思います。

結果的に間違っていない投資スタイルのインデックス投資だとは思うんですが、なぜインデックス投資を自分がするのか?根拠はなにか?などなどあらゆる情報感度があってしかるべきだと思うんです。

そんな相場感やら情報感度を高められるうえに、感度をキープできるのが個別銘柄を調べたり、実際に投資するということだと私自身は思います。

投資の情報収集に関して

私の投資の情報収集に関しては、プロの投資家なんかと比べると赤子のようなレベルだと自負しています。とはいえ投資がしたことがない人やこれから投資する人、もしくは今年投資を始めた人よりはある程度情報と経験を持って投資はしていると考えています。

多くの負けを積み重ねてきた昔の自分を考えると、あまりにも自分の世界に引きこもって投資をしていたように思います。まるでゲームのCPUと自分の2人のプレイヤーしか存在しないような感覚だったと思います。

今は全くそんなことはなくて、本当に多くの投資家が同じ土俵で戦っていると思っているし、現にXやYouTubeなんかも活用しながら、いろんな投資家の動向や考え方も気にかけるようにしています。

多くの投資家の中に自分がいる。そしてそんな数多くの投資家の中で、自分がαを取れるポイントを常に狙って過ごす。ある意味でスナイパーのような、ある意味で獲物を狙う猛獣のような、そんな投資スタイルに落ち着いてきたように思います。

最後に

今回はNISAとiDecoをベースに投資しているせいで、個別に投資が行えないという件について話してきました。

投資するのが正解とか不正解とかいう話でもないと思うし、NISAとiDecoでも十分な成果を出せる可能性も非常に多くあると思います。とはいえ一個人投資家である自分としては、NISAとiDeco以外の選択肢である個別の投資もやらないということは、残念でありなんとかしなければと感じるわけです。

何事においてもですが「やっておけばよかった!」「あの人はあの時〇〇していたから今がある」そんな私は蚊帳の外みたいな行動や人生の過ごし方が非常に問題なのではないかと思うんです。何事もチャレンジ、何事も頭を突っ込んでみる・足を踏み入れてみる。結果ダメでも1つの経験として自分の人生の糧になる。それくらいの勢いで人生過ごした方が非常に前向きだと思うんです。

私は年収自体も底辺クラスの人生を歩んでいますし、大した蓄えもないし、老後の不安は30代になったあたりからずーっと存在します。とはいえ人生は一日ずつしか進んでいかないし、投資成績も仕事の成果も一日ずつしか前進しません。全く行動しない人よりも、毎日1%ずつでも前進した人の方が結果的にとんでもない差が開くというデータもあるそうです。

どうせなら差を開けていくのが自分自身の方が、人生楽しくないですか?

少し長くなりましたが、私の小言にここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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