「できない / わからない」 から逃げ続けた中途半端な大人たちへ
こんにちは。ストラテジスト寺田です。
30代アラサーになるまで気付けなかった愚か者の心の叫びを書きます。
「結構頑張ってると思ってる」
「自分はパワータイプじゃないと思っている」
という個人経営者に向けて、
事業の1番基本となる「数」について。
30代で個人経営者として置いてけぼりにならないために。
ちなみに今日の投稿はお察しの通り、戦略じゃないです。
サムネの通り「数が大事」ということを書きます。
色んな個人経営者と面談をしていたりすると「めっちゃ働いてますね」と言われるので錯覚に陥ることがあります。
「いやいや、全然やってなさすぎて反省しています」
正直、私は周りの経営者より数やっていないです。
なので書くのを迷いましたが、そんな私から見ても「さすがに量足りてなさすぎないか」と思う個人経営者の方が多いので、こんな私ですが言わせてください。
いや、こんな私だからこそ言わせてください。
「数をやろう」
色んな個人経営者(1人社長.個人事業主.フリーランス)の方と無料戦略壁打ちや、過去300人以上のコーチングを提供してきて、統計をとってみると『素直に数をこなしている人』がどんどん成果を出されています。
X(旧Twitter)を見ていると「月500時間働いてからがスタートじゃ」という投稿がたまに目に入ります。
正直「げっ!」って思います。
私は月に最低300~350時間は仕事をしていますが月500時間とか見ちゃうと「自分の基準全然足りてないやん」って情けなくなります。
「さすがにもうちょい寝た方が良くない?」って思うことも何度もありましたが、
結局、
結果出している人は『圧倒的な量』をやっています。
それだけは真実であり、事実です。
結果を出している人が圧倒的な量をやっている事実があるのに、それを素直に受け入れないのは、だいぶ拗らせてます。(私が拗らせてました)
サイバーエージェントの藤田社長も、創業時は『週110時間労働』をルールにされていました。
結局やるんです。それしかないです。
「戦略」はあくまでも質を高めて期待値を上げるもの。打率を上げるバッティングコーチみたいな立ち位置です。
でもいくら打率を上げようとしても、まず打席に立たないと何も始まりません。
適当に1000回素振りするのと、ちゃんと実践を想定して考えて1000回素振りをするのとではもちろん大きな差が生まれますが、
そもそも10回だけ素振りして満足して家に帰ってくる高校球児は、打てるようになりません。
そういうことなんです。
ユニクロの柳井さんも『1勝9敗』という本を出されていますが、これは打率が1割ということを言っているのではなく、『まず10回打席に立て』と言っているのです。
「まじで、20~30代で数やらないと終わるよ」
今私は31歳ですが、これは本当に痛感します。
本当に20代で積み上げた数が、そのまま30代の成果に影響します。
一番バイタリティがある20代で数を積み上げなかったら、いつやるの?
「できない、わからない」という盾を使って、自分を甘やかすことは今日この瞬間で終わりにしましょう。
私は正直、20代の過ごし方を反省しています。
25歳の時、広告代理店で残業100時間しながら、親友と会社を立ち上げたときが20代で一番働いていたと思います。
スケジュールとしては朝6:00に起きてコーチングを提供、日中は広告代理店で勤務、夜はコーチング、土日は休日出勤+親友と経営会議。
日本全体の上位10%くらいの仕事量だったと思いますが、そんなんじゃ全然足りない。てか上位10%とかいう発想がそもそもダサい。イケてない。
結局、何者にもなれていません。
そんなしょうもない基準で『日本を代表するストラテジスト(戦略家)』になれる訳がありません。
私は愚かなので、そんなことについ最近気付き、今必死に数をやっています。
夜型から朝型に変えて、朝10時までに6件のzoom会議を完了する日がようやく生まれてきました。
1日に10本以上の会議、商談、セッションなどが入る日が増えてきました。
株式会社蕾では、毎朝7:00-7:40は経営会議。8:00-8:30は営業マン勉強会を実施。
これまで5年でnoteを50本書いてきましたが、こんな基準じゃだめなので2ヶ月半で30本書くことにしました。
『戦略が得意だから量はショートカットできる』
もし、そんなこと思ってる人がいたら、今すぐ自分の頬をビンタしてください。目を覚せ。
量が全て。ここからがスタート。
戦略で戦ってきた私が言うので、間違いないです。
(誰よりも量やっているという自信がある人は、是非戦略を取り入れてください。圧倒的な量をやってるクライアントは戦略が入った途端、爆発的に成果出されます)
「数やってますか?」
経営企画や採用担当、コーチング、コンサルなどを通じて何百人もの人を見てきていますが、やっぱり数こなしている人が強いです。
では、売上に伸び悩んでいる個人経営者に聞きます。
「いま、本当に目標に必要な数をやっていますか?」
個人経営者(1人社長.個人事業主.フリーランス)の方との無料壁打ちをしていて、戦略にも課題はあるけど「そもそも数が最低限のラインを超えてなくない?」と感じます。
発信も、営業も、働く時間も。
何もかも数から始まります。
「数はまず時間。」
まず、数(打席数)を増やすために何からすれば良いか。
時間。働く時間を増やしましょう。
「いま、月に何時間働いていますか?」
それにプラス50時間してください。
仕事の時間が200~300時間くらいであれば、簡単に50時間増やせます。
毎日2時間作るだけです。
もし土日に働いていないなら、どちらか1日12時間仕事するだけで50時間増えます。
量を増やすということほど、簡単なソリューションはありません。
まずは時間を増やさないと、質も高まりません。
「時間が増えたらアウトプット数を追おう。」
時間を増やせたら、実際にアウトプット数を増やしましょう。
アウトプットとは、実際に記録に残るものです。目にみえるものの数を増やしましょう。
サービス提供数、案件数、売上、利益、発信数、商談数、DM送信数など、具体的に増やせる数があるはずです。
この数を2倍にしてください。
意外となんとかなります。
2倍にすると決めて実行すると基準に自分の身体が慣れてきます。
いきなり10倍とか目指さなくていいです。
意外とできます。
働く時間を50時間増やしているので、質としては1.5倍くらいアップデートされれば良いだけなので、大丈夫です。
「アウトプット数が増えて初めて質へ。」
目に見えるアウトプット数が増えてくると、必然的に質を上げないと成立しなくなってきます。
例えば、
あなたのサービスの単価を2倍に上げたとしましょう。
単価(売上)は目に見えるアウトプットなので数が増えています。
そうなると、その単価に見合うサービス提供をする必要が出てくるので、必然的に質を高める行動をすることになります。
例えば、
発信数を3倍に増やしたとしましょう。
そうなると、3倍の投稿が生まれるので、何が求められているのか、何が伸びるのかが数字として見えていきます。その数字と内容を分析すれば質は上がります。
なので、
そもそもアウトプット数がないと、質とかいう以前に、材料が揃っていません。
「数をこなすのはとことん地味よ。」
私も今はこうやってnoteを書いておかげさまで、そこそこ見ていただけるようになっていますが、
20代前半の時にオウンドメディア(ブログみたいなもの)を自分で作っていて3000文字前後の記事を300記事くらいは書いて、本も25歳までに500冊くらい読んで、ようやくほんの少しだけ読みやすい文章を作ることができるようになりました。
今の自分からすると「そんな量で満足すんな、全く足りてない、出直してこい」と思いますが、それに気付けたタイミングが一番若い日なので、あとはやるしかないです。
「数をやってる若者は絶対に華咲くよ。」
どこまでを若者と言うのかわからなくなってきたアラサーですが、20代は少なくともまだ若いと思います。
絶対に、打席数を増やそう。
20代で量やった人は、30代で質に転換されていきます。
30代前半の人へ。
体力がちょっと落ちてきてると思いますが、ここからもどれだけ量やるかによって想像を絶する差が生まれるのは身をもってわかります。
私は量が足りてないので、今の30代前半もっともっとやります。
大した数をこなしてない私が、こんなnoteを書くのはおこまがしいですが、『結局やらな現実はなんも変わらんからやろうや』と20代30代の人には伝えたいです。
「どうやって、数をこなすマインドに変われたか」
シンプルです。
戦略で1つも負けるところがなかったのに、実績でとんでもない差を見せつけられたから。
もうやる以外の方法は残ってないと、痛感したから。
とにかく悔しかった。
自分に腹が立った。
「これまで何してたん?」
そう思うのと同時に、自分のポテンシャルを信じ続けられているからこそ、数をこなすことにマインドが切り替えらえました。
「量をこなす覚悟ができた方、面談をしましょう。」
私の基準をさらに上げていくので、
「さらなる量」と「戦略」をお届けします。
個人経営者向けに15分の壁打ちを年末まで実施しています。
案内は公式LINEにてさせていただいてますので、個人経営者の方は登録後、ご連絡をお待ちしています。
では、良い人生を。
『SAKASERU』創設者
ストラテジスト(戦略家)
寺田真幸(てらだまさゆき)