たった1%しか正しい戦略を描けていないという真実
こんにちは。ストラテジスト寺田です。
個人経営者(1人社長、個人事業主、フリーランス)向けコンサルティングサービス『SAKASERU』創設者として、売上/利益の向上や組織化についてnoteやXで知見経験を公開しています。
個人経営者の方は是非マガジンもフォローしておいてください。
年末までにあと27本note書きます。
この10月に15名以上の個人経営者の方との無料戦略壁打ちをして皆さんに言われること。
「30分でこんなにも明確になるんですね、正直舐めてました。」
壁打ちが終わってからLINEで感想で送っていただく方もいます。
実際は最初の15分くらいで課題や戦略は明確になっていて、残り15分はさらに未来で発生する壁、中長期での勝ち筋、超具体の行動のアドバイスなどになっています。
1%どころか、100%全員戦略が立てられていない
正直驚きました。
私は30年先までの人生戦略を立てて生きている戦略バカなので、戦略なき戦いをされている個人経営者の方々とお話ししていると、むしろ野生の強さを感じます。
戦略があるのと、ないのと、信じられないくらいの違いがあります。
例えるならば、
戦略がない状態は「畑で自転車を乗ろうとする」のと同じ。戦略がある状態は「舗装されたコンクリートの道路を走るようなもの」なんです。
全然違いますよね。
今まで畑で必死に走っていた人が、塗装されたコンクリートの道路を上を走るとどうなりますか?
目的地に到達するスピードが、何十倍にも上がりますよね。その先も遠くまで行けますよね?
人類もこれまでそうやって進化してきました。
未来の理想を思い浮かべ、そこへ戦略を立て、死に物狂いで行動する。
飛行機を発明したライト兄弟も、
世界トップ企業のAmazonも、
人類の歴史を200年進めたアインシュタインも。
みんな、戦略があったから、私たちの今があるんです。
「こんなにもすぐに成果出るんですね!!!!」
身近な実例も少し紹介します。
個人経営者向けコンサルティングサービス『SAKASERU』でのつい最近の実際の事例です。
期間はたったの3ヶ月です。
戦略や検証にかけた時間が約1ヶ月。
戦略の重要性が少しずつ、伝わっていますか。
数年間売上が上がらなくてジリ貧だった個人事業主が、ちゃんと1ヶ月仮説を立てて検証して、そこからほぼ同じ行動量で成果が20~30倍になっているんです。
戦略は見えにくく、軽視されやすいですが、そんなの許しませぬ。
私は中小企業の経営や個人経営者など50事業以上に携わってきましたが、『ほぼ戦略で成果が出るかどうかが決まる』と言っても過言ではありません。
戦略を舐めないで。
ほんとに、戦略をちゃんとするだけで、あなたの人生/事業が10倍早く進み、1000倍遠くまで行けます。
転職を繰り返して7社。
私のようなどうしようもない人間が、こうやってビジネスの世界で生きれているのは紛れもなく戦略のおかげです。
「正しい戦略ってなんですか?」
よく聞かれます。
「戦略とか立てたことないし、そもそも戦略の立て方がわからない」という声を耳にタコができるほど聞きます。
これまで個別にお伝えさせていただいてますが、そろそろ口が筋肉痛になりそうなのでここで戦略の考え方を公開させていただきます。
ちなみにですが。
皆さん絶対に、『一度は戦略を立てたことがあるはず』です。
戦略とは何か。
これ、AIが説明してくれたんですが、分かりにくいですよね?
僕もこの説明してほとんどの方に伝わらなくてショックを受けてました。
あ!あと、
「戦略」を「計画」と勘違いする人がほんとに多いんです。
「戦略」と「計画」は全く違うものです!!!
正直、そんなこと言われても違いが分かりにくいと思います。
その理由は簡単です。戦略はあんまり目にしないからです。
「戦略」が練られた後に「計画」が作られて、その具体の「戦術」に関わる事業計画資料をほとんどの人が見ているから。
戦略って、上流の仕事になってしまっていますが、もっとインフラ化しても良いと思うんですよね。
「戦略」と「計画」の違いは、
・「戦略」を考えるときにはいつも「相手」がいる
・「計画」は「自分(自社)」でコントロールするもの
きっと、まだ分かりにくいですよね?
もっと簡単にいうと「戦略」は「計画」と違って、
「戦いで相手に勝つ」ための「策略」です。
子供の頃、思い出してください。
・マリオパーティでどうやったら1位になれるか
・ポケモンでどうやってジムリーダーを倒すか
・友達と大富豪をしてどの順番でカードを出すか
考えましたよね!?
これです。
これが「戦略」です!!!
「計画」とはちょっと違いますよね?
いやらしい対戦相手がいるから「計画」どおりに行かなくてヤキモキして、必死に勝てる方法を考えますよね?
これが戦略です。
シンプルにこれだけです。
これを、個人経営者は、「事業単位」や「人生単位」でやるだけです。
どうですか?
戦略の「せ」が伝わったと勝手ながら信じています。
当時、ゲームとかがやたら強かった人は、結局大人になっても上手く生きています。
場の状況を読み取って、自分が勝てる戦略を練れるんですから。いい塩梅にズル賢いですよ。
思い返してみてびっくりしましたが、
高校2年の時に毎日昼休みに大富豪をしていた3人のメンバー(多分年間で1000回近く対戦しました)は、1人は京都大学薬学部に行き、2人は私と同じ大学に進学して今は麻雀のプロになっています。
「どうやったら勝てる戦略を立てられるのか?」
経営者の方にもよく質問をいただきます。
これの答えは、シンプルです。
『相手よりもいっぱい考える』
これだけです。
ただし、考えているフリをしていてはいけません。
『どうやったら勝てるか』を考えるんです。
「それが分からないから聞いてるんです」
と怒られたことがあるのを、思い出しました。笑
では。
そもそも「勝つ」ってどういう状態を指しますか?
つまり、個人経営者の場合は、
資本主義や市場というルールに基づいて、競合サービスよりも自社サービスの方が価値があると感じていただき受注する。
ということ。
もっと簡単にいうと、
「他の人じゃなくて、あなたがいい!」と思っていただくこと。
じゃあ、他の人に勝たないといけないですよね?
個人経営者のあなたへ質問です。
「他の人(競合)のことを知っていますか?」
「顧客は、誰とあなたを比べているか知っていますか?」
この問いに答えられるかが、勝てる戦略のスタートです。
ここで練習問題です。
あなたは甲子園を目指している高校野球チームのキャプテンor監督です。
チームは甲子園に出場したことがありません。
まず何をしますか?
ここで、練習頑張るとか、走り込みするとか気合い根性に走ってしまった人は戦略のセンスないです。(もう一度最初からこのnoteを読み直してください。)
まず、甲子園に出場しているチームを分析する。これが正解です。
甲子園に出場するというのが、どれくらいのレベルなのか、何が今の自分たちと違うのかをこの目で確認するところからです。
そこから、実際に対戦する相手や、自分たちの強みや勝ち筋を明確にしていきます。
次は実践問題です。
あなたはこれから事業売上を3倍にします。
まず何をしますか?
書けたら、反証を何度も行ってください。
「本当にこれで勝てるか?」
「勝てないとするとどんな可能性があるか?」
基本この質問だけで大丈夫です。
これを10回くらい論破できたら、だいたいいい戦略になっています。
「構造的に理解したい」という経営者へ
構造的に理解したいという経営者もいらっしゃると思うので全体像を俯瞰した参考資料として、
8月に株式会社蕾として初開催で100名満員になったセミナーで解説していた、商品戦略の考え方を共有させていただきます。
この図解方程式は、またどこかでnoteで詳しく解説します。
「無料戦略壁打ちは15分で。」
このnoteを最後まで読まれたあなたには、戦略の「せ」は伝わったんじゃないかと、勝手に期待をしています。
今後、さらに具体的な戦略や戦術、具体事例などもnoteに書いていきますので、是非フォローしてください。
また、個人経営者向けの記事はマガジンにしているので、まとめて読みやすくなっていると思います。
こんなタイミングでのご報告ですが、
2024年12月末までは個人経営者向けコンサルティングサービス『SAKASERU』創設者として、個人経営者(1人社長.個人事業主.フリーランス)向けに発信していきます。(noteあと27本書きます)
その後2025年以降は、私は株式会社蕾の新規事業として法人クライアントへの発信やコンサルティング提供をしていきます。
今後、個人経営者の方と直接お話しできる機会も限られてくるので、是非一度『無料壁打ち15分』で話しましょう。
事業の話でも、人生の話でも、戦略ならなんでも歓迎です。
といった内容になります。
「そもそもそんな発想全くなかった」
「煮詰まっていた組織拡大の方法が明確に分かった」
など、利益拡大や組織拡大においての戦略の指針を持って帰っていただいています。
業界によっては30年後の雇用をどうするかなどの戦略の話もしています。
特に人数は限定などはしません。毎日1人分の時間は作ります。
色んな事業をされてる方と話せると私も『日本一のストラテジスト(戦略家)』を目指している身として嬉しいです。
案内は公式LINEにてさせていただいてますので、個人経営者の方は登録してご連絡をお待ちしています。
では、良い人生を。
『SAKASERU』創設者
ストラテジスト(戦略家)
寺田真幸(てらだまさゆき)
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