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オンライン秘書チーム「Nami」について

こんにちは。
事務代行おおなみこなみの松浪です。
(プロフィールについては、こちらをご覧ください。)

今日は、今年新サービスとして立ち上げ予定の
オンライン秘書チーム「Nami」についてと
サービスに込めた思いなどをお話したいと思います。



オンライン秘書ってどんな仕事?

まず、「オンライン秘書」という仕事について、簡単に説明させてください。

私がフリーランスとして事務代行を始めた2019年頃は、まだ「オンライン秘書」という言葉は一般的ではありませんでした。当時は、人に仕事内容を聞かれると「事務の代行をしています」と答えていた記憶があります。

それが、2020年のコロナ禍を機に在宅ワークが一般化し、「オンライン秘書」という働き方が広く認知されるようになった印象です。

「オンライン秘書」といっても、対応している業務は人それぞれです。
例えば私の場合は、前職の経験を活かしカスタマーサポートや事務代行の案件が多いですが、SNS運用、動画作成、人事、営業…と、「秘書」というよりは「カスタマイズされたアシスタント」がイメージに近いと思います。

自由な時間に働けますの現実

フリーランスとして長く仕事をしてきた私は、昨年から在宅ワークを希望するママさん向けに、案件獲得に特化した講座を開講しました。

案件紹介などを行っている中で
「自由な時間に働ける!」と謳っている案件でも、実際には「週3日から」「1日4時間から」「9:00~17:00の間」といった時間の縛りがあることが非常に多いことに気が付きました。
そして、「それって本当に自由な時間に働けるって言えるのかな?」と感じたのです。

また、多くの方から相談をいただいている中で
結婚や出産を機にキャリアを諦めざるを得ない女性が、男性に比べて圧倒的に多いという現実も目の当たりにしました。それは私自身も例外ではありません。

この経験をきっかけに
「本当に自由な時間に働ける」を実現できる秘書チームを作りたい
と強く思うようになりました。


オンライン秘書チーム「Nami」について

今年、年女という節目を迎えた私ですが
これまでに何度か大きな人生の転機を経験しました。

(別の記事で詳しくお話したいと思いますが)
簡単に説明すると

1:結婚に伴い転居したことで通勤時間が増大し、転職
2:転職をきっかけにうつ病、同時期に子宮体がんになる
3:がんを克服するも、出産した子どもが医療的ケアが必要とする状態に

と、ここだけ切り取ると、結構な荒波を乗り越えてきたなと思います。笑

幸いにも、今は「乗り越えた」状態であるのですが
その度に、「自分自身のキャリア」について深く考えることになりました。
特に3つ目の子供が医療的ケアが必要な状況になった際には、「働きたいけれど子供を預かってくれる保育施設が近くにない」という問題に直面しました。

外勤をするという選択肢が閉ざされてしまったため
消去法的に本腰を入れて在宅ワークを再開した、というのが正直なところ最初のきっかけでした。

当時は自分のことで精一杯で、文字通り「突っ走って」きました。
しかし、精神的にも金銭的にも余裕が出てきた時、ふと振り返ってみると
私がここまで頑張ってこれたのは
仕事を通して得た社会との繋がりや、「母」でも「妻」でもない「自分」という存在が認めてもらえる充実感があったからだと気が付きました。

ちょっとした外出でも酸素ボンベを抱えて出かける私たちを
好奇の目で見る人、すれ違い様に「かわいそう」と声に出す人…
様々な人がいる中で
「私って、娘って、人様に迷惑をかけているのではないか」、と日々悩んでいました。

そんな中で、在宅ワークを通して社会との繋がりを取り戻し、成功経験を重ねることで
私は自信を取り戻し、気持ちも明るくなって、前向きに子供と接することができるようになりました。

「労働」というと、ネガティブに捉えられがちですが
働くって本当に素晴らしいことなんだ、と心から思えるようになりました。

この経験を、私以外の他のママにも体験してほしい。
特に、医療的ケア児を育てているママや、病気で長期入院の付き添いを必要とするママに感じてほしい、と強く思うようになりました。

少し前置きが長くなりましたが、このような経緯、思いがあり
ゆくゆくは全てのキャリアにお悩みの女性に対象を広げていきたいと考えております。

しかし、一旦私自身ができる範囲で
「お子さんの医療的なケアや病気療養のために、キャリアを諦めた女性」
に焦点を当てた秘書チームをつくり、日々一緒に課題を解決していきたいと考えております。

当面の目標は、仕事を依頼してくださる方を増やすこと!
じゃないとみなさん気合いだけで、手持ち無沙汰になってしまうので…。笑
それだけは避けるため、日々営業活動に励んでおります。

「新しい波へ、一緒に漕ぎだそう」をテーマに「Nami」という秘書チームをかじ取りしていきます。
この理念に共感し、一緒に働いてみたいと思ったママさん、そして応援してくださる企業や個人事業主の皆様、ぜひお力をお貸しください。

読んでいただき、ありがとうございました。

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